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2020年09月14日の記事は以下のとおりです。

自民総裁選3候補

  • 2020/09/14 12:48

首相を担う覚悟も政策もあったが、人が集まらない元幹事長・石破茂。名門派閥・禅譲、政策はあったが覚悟が足りなかった政調会長・岸田文雄。派閥もカネも、安倍政治の継承もついてきたが自分の言葉を持たない官房長官・菅義偉。

と、自民党の人材不足を憂うのは「政界地獄耳」。このコラムは、新聞休刊日(9/14)でも休まない。総裁選は今日の午後に投開票。自分の言葉を持たない人が、総裁に、そして総理大臣になるんだろうな、世も末だ。彼は、きのうの番組で、総務大臣時代にふるさと納税制度をつくったことが評価されたと述べたようだが、どんな認識しているんだ。持たないのは言葉だけじゃないようだ。

ふるさと納税の非効率(サイト内)、自民党総裁選 経済対策や社会保障制度改革で論戦 日曜討論(9/13)、おぼつかない答弁注意してた菅なのに/政界地獄耳(9/14)

幻燈辻馬車

  • 2020/09/14 06:35
  • カテゴリー:読み物

わしが見るのに、西洋の文明開化というやつは、わしらの見る通りの文物の開化とともに、自由民権というものを支えとしておる。それがなけりゃ、民のまことの倖せはない、と見ておるのじゃな。車の両輪じゃよ。それを、日本は、片っぽうの車輪だけとりいれたのじゃ

儒者、錦織晩香がそう語る。やっと明治十年代になって、もう一方の車輪も取り入れようと自由民権運動が起こるが政府に押しつぶされる。「山田風太郎明治小説全集」第2巻「幻燈辻馬車」(筑摩書房、97年)から(p272)。

日本の国民が、真の自由と民主主義を享受するに至るまでに、結局、それから半世紀以上を要した。第二次世界大戦の後、憲法が新しくなってからのことだ。自分たちでは果たせず、戦争、そして占領という外圧によって初めて成し得た。戦争は敵対国の憲法を書き換えようとする行為とも言われるが、たいへん説得力のある説と思えて来る。お隣の大国はどうだろうか。日本と同じようなプロセスで、民主化への道を辿ることになるのだろうか。

警視庁草紙(サイト内)。「幻燈辻馬車」初出75年。加藤弘之(1836-1916年、但馬出石出身、政治学者、初代東大総長)。錦織晩香(1816-1888年)、山川健次郎(1854-1931年、白虎隊、物理学者、東大総長)、福島事件(1882年)、加波山事件(1884年)。天安門事件(1989年)

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