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2021年01月の記事は以下のとおりです。

太田裕美の唄十選

  • 2021/01/26 06:50
  • カテゴリー:音楽

中島みゆき、荒井由実に続いて、今回は太田裕美の十選。先日(1/15 3時台)、ラジオ深夜便で太田裕美集をやっていたので、選んでみる気になった。

  • 木綿のハンカチーフ(1975年)*
  • 袋小路(1975年)
  • 赤いハイヒール(1976年)*
  • 青い傘(1976年)
  • 君と歩いた青春(1976年)*
  • ガラスの腕時計(1976年)
  • しあわせ未満(1977年)*
  • さらばシベリア鉄道(1980年)*
  • 雨の音が聞こえる(1984年)
  • 恋のうた(2017年)

「木綿のハンカチーフ」はいわゆるシングル・バージョンがいい。冒頭、弦で始まり、3番の歌詞が「今も素顔で」の方。「君と歩いた青春」は、1976年のアルバム「12ページの詩集」のバージョン。ラジオ深夜便は1981年の方を採っていた。それも含めて、番組での選曲(11曲)と5曲重なった、*印。

十選(サイト内検索)。太田裕美|Wikipedia

案里被告に有罪判決

出揃った六紙社説。大雑把には、「右」側は被告本人の辞職を求め、「左」は自民党の責任を問うている。なお、執行猶予が付いたことや、懲役1年4月の軽重についての意見は見当たらない。

  • 進退問われる参院選有罪判決(日経、1/22)
  • 案里議員有罪 不信の解消はるか遠く(朝日、1/23)
  • 案里議員に有罪 選挙の公正破る罪深さ(東京、1/23)
  • 参院選買収有罪 問われる河井案里議員の進退(読売、1/23)
  • 案里議員に有罪判決 反省なき自民の無責任さ(毎日、1/24)
  • 案里被告に有罪 議員辞職を強く勧告せよ(産経、1/24)

「まだ1審判決の段階だが、自ら出処進退を判断すべき」(読売)。「自らの政治責任の重さを考え、出処進退を判断すべき」(日経)。「出処進退は自身の損得ではなく、国民の役に立てるか否かで判断すべき」「自らまっとうな決断ができないのであれば、勧告すべきは自民党である」(産経)。

自民党が交付した活動資金1.5億円が「買収の原資になったのではないかとの疑惑」、それについて党は「納得できる説明を」していない(朝日)。被告の擁立により「自民同士が票を奪い合う激戦」となり、「買収に至る一因となった。そう判決でも認定」(東京)。その擁立は「安倍晋三前首相や、官房長官だった菅義偉首相の主導で」(毎日)行われた。

河井夫妻が「カネで買収」の事実を認めようとしない本当の理由(2020/6/25)

バルトーク

  • 2021/01/23 07:33
  • カテゴリー:音楽

実際に曲を聴いてみればわかる。ラヴェルは、この曲をジプシー的語法で埋め尽くしたが、それに共感しているわけではない。彼はジプシー音楽の「本質」を捉えるつもりなどなく、ただその精巧なイミテーションを作ろうとしただけである。

この曲とは「ツィガーヌ」のこと。ラベルには、他の作曲家の語法を借りて作曲した、疑似的様式の作品がある。例えば、その名も「シャブリエ風に」や、ウィンナ・ワルツを意識した「ラ・ヴァルス」など。この「ツィガーヌ」もその一つで、リストが考えたハンガリー風が模されている。伊東信宏著「バルトーク」(中公新書、1997年)、第4章「ハンガリー音楽=ジプシー音楽」という通念をめぐって、から(p142)。

本書は、副題に、民謡を「発見」した辺境の作曲家、とあるように、バルトークの民俗音楽研究について語っている。この第4章がとりわけ興味深い。バルトークは、自身らが採譜した農民らの音楽にこそ真のハンガリー音楽があることを見出し、ハンガリー民謡とジプシー音楽が綯い交ぜになった、リストの「ハンガリアン・ラプソディー」を「まがいもの」と批判した。ラベルは、「まがいもの」と理解した上で、それを素材に「まがいもののまがいもの」として「ツィガーヌ」を作曲。屈折した美意識を持つラベル、オリジナル志向が強いバルトーク、二人の芸術は「根本的に対立」していた。

昨夜(1/22)この本を読んだ。ちょうどその頃、FM放送で「ツィガーヌ」を演っていたようだ。ベストオブクラシック▽N響演奏会(NHK-FM、1/22 19:00-21:10)【指揮】沼尻竜典【バイオリン】辻彩奈、ラヴェル作曲「チガーヌ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」ほか、東京芸術劇場から中継

# gypsy, Tzigane, Zigeuner。甲虫(p57)、鉱石(p93)、ハンミョウ(p159)。フランツ・リスト(1811-1886、ハンガリー王国ドボルヤーン出身、現在のオーストリア共和国ライディング)、バルトーク・ベーラ(1881-1945、ハンガリー王国ナジセントミクローシュ出身、現在はルーマニアのスンニコラウ・マレ)

あと千回の晩飯

  • 2021/01/22 06:44
  • カテゴリー:読み物

そんなものがあれば私も助かる

著者山田風太郎と夫人の会話。生きていられるのはあと3年ほどか。晩飯はおよそ千回、その献立をあらかじめ決めておこうと夫人に提案する。山田風太郎著「あと千回の晩飯」(朝日新聞社、1997年)から(p111)。

著者によるアフォリズム(警句、箴言)がいくつか登場する。その内の一つをメモしておこう、「最愛の人が死んだ夜にも、人間は晩飯を食う」(p46)。

帯のコピーは、「巧まざるユーモア、独創と卓見に溢れる文章で端倪すべからざる死生観を開陳」と、山田風太郎作品でお馴染みの文言で飾られている。

山田風太郎(サイト内検索)。朗読特集「あと千回の晩飯」【作】山田風太郎【朗読】中原丈雄(NHKラジオ第2、20/12/31-21/1/3 計5時間半)

Re6: 図書館の感染症対策

三度の緊急事態。図書館も休みになるのだろうかとちょっと心配していた。が、県立、市立とも、サービス継続、とwebで掲示があった、昨日(1/20)付で。「感染症対策をとったうえ開館」など。

沖縄県が「緊急事態宣言」を発出(1/19)。4/20-5/31、8/1-9/5、1/20-

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