尖閣諸島の不都合な真実
- 2021/01/14 07:02
- カテゴリー:読み物
購入後に島を整備すると言っている石原都知事に購入されるよりも、国が買ってしまって何もしないほうが、まだ中国とのいい関係を保てると考えても不思議ではありません。
政府は当初、港も造るし整備もすると言っていた。対外的に「固有の領土」と主張しているのだから、さもありなんと誰しも思っただろう。ところが国有化が決まると、島を整備する話は反故にされたのだ。詳細は不明。どっかから「圧力」などがかかったのではと著者は推測している。
引用は、中山義隆著「中国が耳をふさぐ尖閣諸島の不都合な真実−石垣市長が綴る日本外交の在るべき姿」(ワニブックス、2012年)から(p187)。
引用した例で見るように、この島のことでは、伏せられた事情があるようだ。それに、領土問題の議論は、偏った情報に基づいてなされる傾向が強い。いずれも、詐術を見せられているようで、良い心持ちがしない。
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