年末年始の社説
- 2021/01/02 07:08
- カテゴリー:時の話題
六紙は、元日の社説で、今年をそして将来を展望した。朝日(1/1)がその中で長崎原爆資料館のメッセージを紹介している。
核兵器、環境問題、新型コロナという「世界規模の問題」を三つ挙げ、それらに「立ち向かう時に必要なこと その根っこは、同じだと思います」と語りかける。すなわち「自分が当事者だと自覚すること。人を思いやること。結末を想像すること。そして行動に移すこと」。
- 核・気候・コロナ 文明への問いの波頭に立つ(朝日、1/1)
- 臨む'21 コロナ下の民主政治 再生の可能性にかける時(毎日、1/1)
- コロナ港から船が出る 年のはじめに考える(東京、1/1)
- 平和で活力ある社会築きたい(読売、1/1)
- 【年のはじめに】中国共産党をもう助けるな 論説委員長(産経、1/1)
- 2021年を再起動の年にしよう(日経、1/1)
年末には、各紙、2020年の一年を振り返った。一つのタイトルに民主主義の文字が登場する。年末年始とも、いくつかの本文にも出て来る。以下の引用は、東京(12/30)から。
民主主義は完璧な政治制度などではなく、ほかの制度に比べて、少しましなだけかもしれません。だからこそ、不断の努力で民主主義を磨き、守り抜かねばならないのです。
- 2020回顧・日本 社会が根底から揺らいだ1年(読売、12/22)
- 2020回顧・世界 感染症が対立と分断を深めた(読売、12/23)
- 民主主義はありますか 年の終わりに考える(東京、12/30)
- 回顧2020 新型コロナに明け暮れた 克服への新たな戦いに臨め(産経、12/30)
- 「1強」の終わり 危機に立ちすくむ強権政治(朝日、12/31)
- 日本政治 この1年 異論を封じる手法の限界(毎日、12/31)
- 企業は持続した株高生む変革と挑戦を(日経、12/31)
# 噴き出す疑惑/「桜」も「卵」も解明はこれから(赤旗、12/31)「買収資金の出どころ」、今年は歴史に残る失政の年(政界地獄耳、12/31)「2人の首相のおかげ」