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2018年09月の記事は以下のとおりです。

天才藤井聡太

一日10時間くらいは勉強しています。サラリーマンだってそのくらい毎日働くでしょう。同じですよ。棋士だって。

あるトップ棋士の言葉として紹介されている。「天才藤井聡太」(中村徹、松本博文共著、文藝春秋、17年)から(p32)。

最寄り図書館のサイトで検索するとタイトルに藤井聡太を含む本が何冊か出て来る。予約を入れた三冊の内、最初に開いたのはこの本。たいへん楽しく読んだ、差し手の話は分からないし、将棋にはさほど興味もないのだが。

警察庁長官狙撃事件

九つの真実に一つの嘘が混じって何がおかしいと言いましたけど、あれ逆でしたね。この世の中に九つも本当のことなんでありゃしない。九つの嘘に混じって一つの真実があれば十分です。

イッセー尾形扮する受刑者が言う。NHK スペシャル、未解決事件 file.07「警察庁長官狙撃事件」実録ドラマ(9/8 放送)から。なかなか見応えのある番組だった。

日本問答

だいたい日本建築の垂木や桟や庇や欄間なども、構造のことだけを言えば、あんなに過剰で込み入ったことをしなくてもいい。非合理といえば非合理。けれども、ああいうズレとか偶然の重なりだとかパッチワークみたいなものが、新しい価値が生まれる転換点になっている例が、日本にはものすごくたくさんあるんです。

田中優子、松岡正剛両氏による対談集「日本問答」(岩波新書、17年)から(p266)。この対談、情報量の多さに驚く。お二人は、果たして、そらでしゃべっているんだろうか。席を外して、「国家」という言葉が登場するのは十七条の憲法が最初だったことを確認して来る場面があるので(p83)、大半は、そらでしゃべっているとは思うのだが。

国学の話が出て来る。p178 あたり。であれば、千夜千冊で足立巻一を採り上げているに違いない、とサイト内検索をしたのだった。一つ前の記事参照。

1263夜『やちまた』

  • 2018/09/10 21:54
  • カテゴリー:読み物

ぼくは参った。こんな驚くべきものが書かれていたとは、なんということだろうと感服せざるをえなかった。しかもそれを、たんに『やちまた』などと名付けて(こんなわかりくいタイトルにして)、平気でいるのにも打ちのめされた。

1263夜『やちまた』足立巻一|松岡正剛の千夜千冊(2008年09月25日)から。この書評サイトが足立巻一を採り上げていることを見落としていた。

松岡氏が書いているのを見て、また読みたくなった。評伝三部作をまとめて読もうと思う。「虹滅記」は常に身近に置いている。「やちまた」(上・下)と「夕暮れに苺を植えて」は、引っ越しに際し処分してしまったけれど、最寄り市立図書館が蔵書していることは確認済み。予約を入れておこう。

「ごっこ」じゃない真の仕事

いまの時代イノベーションと口を揃えていても、ほとんどの会議が「ごっこ」に該当する。

本当にそうだ。会議だけじゃない。自分のアイデアやそれに基づく実行が、ごっこの域にあるのではないかと疑ってかからねばならない。一方でこの程度で良かろうと思う自分がいて、まず自分自身の中の戦いを制する必要もある。

引用は、HONZ 掲載の『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』芸術的思考(新井文月、2018年09月09日)から。

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