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2023年08月の記事は以下のとおりです。

明石に再上陸、台風7号

きのう(8/15)、仕事から戻ってすぐに実家の母に電話した。台風は真っ直ぐこっちへやって来るようだし、雨風でたいへんなことになるんじゃないかとオロオロしたけれど、思ったより大したことはなかった、明石市に出ていた警報もさっき解除された。そんなことを言っていた。ホッとした様子だった。

以前、あの辺りに上陸した台風は、2018年の21号。関空の連絡橋にタンカーが衝突するなど多大な被害が出たあの台風だ。沖縄へ引っ越した年でもあったし、よく覚えている。実家もリビングなど雨が漏る箇所があった。5年ぶりの今回、雨漏りしなかったとのこと。

台風21号の行方(サイト内)。台風7号 兵庫・明石市に再上陸 気象庁(8/15)、平成30年台風第21号|Wikipedia

少子化の原因は何か

アンケートの結果を鵜呑みしてはいけない。

経済的に不安があるから結婚しない。だから子供が増えない。とアンケートの結果に出ているから政府はお金をバラまこうとしている。果たして、奏効するだろうか。少子化の本当の理由は別のところにあって、それを見定める必要あるのではないか。

引用は、マイ!Biz経済展望「少子化はなぜおきているのか、どうすれば良いのか」▽小幡績教授(慶應義塾大学大学院)、から。

たいへん示唆に富むお話だった。らじる★らじるの聴き逃しからダウンロードしてもう一度よく聴いてみようと思う。

アンケート(サイト内)。マイあさ!6時台後半(NHKラジオ第一、8/11)

なでしこ4強ならず

グループステージでの敗退はほぼないとは聞いていた。まだいくつかゲームはあるだろうからテレビ観戦して応援しようと思いつつも果たせずにいた。結局、一つも観ない内に、彼女たちの戦いは終わってしまった。

12年前は、決勝のアメリカ戦も含めて何ゲームか観た。彼女たちの熱い戦いぶりに心を揺さぶられたものだ。あの時は、思いがけないおまけがあった。ドイツ大会から凱旋する彼女たちと成田空港の搭乗口ですれ違ったのだ(ガラス越し)。優勝したなでしこジャパンを乗せてフランクフルトから成田に飛んで来たルフトハンザのA380、その折り返し便で欧州出張に出かけた。

2011/07/19 09:30 NRT-FRA LH711 A380-800 D-AIMH
2011/07/19 15:40 FRA-MAD LH1116 A319-100 D-AIBB

オーストラリア・ニュージーランド共催の今大会について社説がどう書いているか見返してみた。グループステージを全勝で突破した、なでしこ達を称える記述があっても良さそうなものだが、在京六紙の社説にはどこにも見当たらない。「女子W杯開幕 安心して楽しめる環境を」(産7/22)、「スポーツ界の男女格差 平等な競技環境整えたい」(毎8/7)と、不穏なタイトルがあるばかり。

昨年のW杯カタール大会の時とは大違いだ。16強止まりだったにも関わらず、各紙社説は手放しで称賛。本数も10本を超えた。今回はわずか2本(今のところ)。8強の彼女たちを称える言葉はない。ここにも「男女格差」は如実に表れている。

A380 生産打ち切りサッカー日本、戦い終えて(いずれもサイト内)。2011 FIFA女子ワールドカップ|Wikipedia、なでしこベスト4ならず、サッカー女子W杯(8/11)、女子初の南半球開催も「思ったより暖かい」なでしこが現地で初練習(7/17)

[ 朝刊休刊日 ]

防衛白書、23年版

東京新聞は、9日、「防衛政策と白書 懸念の払拭には程遠い」と題する社説を掲載した。これで、今夏刊行された「令和5年版防衛白書」に関する、在京六紙の社説は出揃った。

国民の「防衛政策に関する理解と協力が不可欠」(令和5年版防衛白書、p209)。そのためには、「できる限り平易な形で、わが国防衛の現状とその課題及びその取組について周知を図ること」(同、p4)を目的とする防衛白書がその一助となるはずだが、果たしてどうだろうか。社説はどう評しているだろうか。

安保3文書の改定(昨年末)などについて、「政府の立場から紙幅を割いてはいるが、疑問や懸念に直接、答える記述は乏しい。国民的議論の欠如を補うには程遠い」(朝7/30)

敵基地攻撃能力(反撃能力)に関して、「国民の疑問にできる限り丁寧に答えようとする姿勢は見えない」(毎8/2)

敵基地攻撃能力や予算倍増などは説明するが、「専守防衛との整合性など疑問には答えていない。国民の懸念を払拭するには程遠い内容だ」(東8/9)

「財源問題には踏みこめていない」、「国民の理解を得る努力を重ねるのが将来世代への責任だろう」(経7/30)

政権は「新しい白書をつくってもよいし、防衛白書を用いてもよい。総合的な防衛上の課題の意義や進捗状況を国民に包括的に説明する義務を果たしてもらいたい」(産7/30)

という風に、これら5紙は、国民の「理解と協力」に関連してコメントを寄せている。ところが残る一紙の社説にはそれは現れない。

「日米韓連携で抑止効果高めよ」。台湾情勢を巡って「自衛隊は、警戒監視に万全を期してほしい」。能動的サイバー防御のために「法整備を急ぎたい」(読7/30)。と、政権の代弁をするばかりで、国民の「理解と協力」などそっち退け。そもそも「国民」の文字が一つも登場しない、この社説には、だいぶ違和感を感じる。

さて、8/7週の六紙社説は、そのほかに、日大アメフト部薬物事件、マイナ中間報告、再生エネ汚職疑惑、破綻する核抑止論、コロナ5類移行3か月、ふるさと納税などを話題にした。

ジャニーズ性的虐待問題については、国連の作業部会が会見(8/4)して以降、今のところ3紙(毎朝産)が社説で採り上げている。「政界地獄耳」(日刊スポーツ、8/8)は「恥ずかしい日本の人権意識の遅れ 先進国というにはお粗末すぎる」と題して、ジャニーズでの不祥事も含め「日本のタブーであり暗部」である人権問題を書いた。

六紙社説、専守防衛を放棄するのかもみ消し加担と非難され(いずれもサイト内)。防衛白書|防衛省・自衛隊

教養としての上級語彙

  • 2023/08/12 06:04
  • カテゴリー:読み物

事物の多様性が言葉の多様性をもたらすのではなく、言葉の多様性が事物の多様性をもたらすのだ。

喩え話が判りやすい。いわく、我々は四方をタイル貼りで囲われた世界に生きている。タイル一枚一枚が言葉に当たる。その一つ一つが小さくなり、数が増せば、「タイルが作り出す網目(認識格子)は精細化し、世界像の分解能が増す」。

引用は、最寄り図書館の新着本棚にあった、宮崎哲弥著「教養としての上級語彙-知的人生のための500語」(新潮社、2022年)から(p27)。

本書の索引は、オンラインで公開されている。索引(PDF|教養としての上級語彙。これは役立つかもしれない。

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