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2023年03月の記事は以下のとおりです。

蛇の道

おまえか、絵描いたの。

頬キズ裏街道の親分が、企てたのはおまえか、と問い質す。

映画「蛇の道」(1998年)から。[Filmarks 4.0]、意外に高評価だ。

「絵を描く」。裏社会だけでなく、広く一般に、計画を立案する、構想を練る、というような意味で使われる。一時期勤めていた会社でも、その表現をよく聞いた。計画や構想に関わる文脈の中で登場するのだけれど、少しニュアンスが違った。プランの文章化よりは、どちらかと言うと、パワーポイントでスキーム図やポンチ絵などを作成することに力点が置かれていた。そう、文字通り「絵を描く」のだ。ほかにも、その会社やグループ企業に特有の社内用語が多々あり、転職当初は戸惑ったものだ。

前広にABEMA(いずれもサイト内)

林外相のG20出席を阻んだ者

林外相が、インドで開かれた主要20か国・地域(G20)外相会合を欠席した。参院での予算審議の優先を求めた参院自民党と立憲民主党の意向を踏まえたと報じられた。

ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする国際情勢が激動する状況下、今年G7の議長国を務める日本の外相がG20への出席を見送るとはどういうことか。

社説も当然意見する。「与野党の判断には、失望を禁じ得ない」(読3/2)、「政府と国会の見識を疑う」「国益を損ねる判断というほかない」(産3/2)、「硬直的な国会の慣例にとらわれて国益を損なう事態を二度と起こしてはならない」(経3/5)。

憲法63条には、閣僚の議院出席の権利と義務が定められている。それに、衆参の予算審議では基本的質疑の間は「全ての閣僚が出席するのが原則」と1999年に与野党の国会対策委員長が申し合わせた(経2/28)。そうであればこそ、G20会合の日程は1月には判明していたのだから、より適切な「日程調整のあり方」(読3/2)があったはず。「政府と国会の判断は、世界に対する責任を果たさないものだ」(産3/2)、その苦情に反論はできまい。

3日の「政界地獄耳」は自民党内の声を紹介している。「林を止めたのは野党や憲法の縛りではなく」、自民党の世耕弘成参院幹事長が「理屈で押し切った」と。「衆院で予算が上がり、参院が軽視されることを嫌った世耕のプライド。参院から衆院に鞍替えした林への嫌がらせ。世耕も衆院鞍替えを模索したがうまくいかない八つ当たりとも」。

実の所、原因は一人の人物の思惑にあり、その動機は、プライドや、嫌がらせ、八つ当たりだったりする。世間一般によくある話だ。ただ、今回の参院幹事長の件では、徳の高い方ではないのだろうか、容赦なく書き立てられてしまった。あの人は私情で国益を損ねた、と皆の記憶に留められることになる。

さて、2/27週の六紙社説は、そのほかに、自民党大会、中国の停戦案、死後再審、学術会議と政府、出生数80万人割れ、五輪談合起訴、新宇宙飛行士、韓国大統領の演説、諫早湾非開門で決着、中学教員刺傷、放送法巡る内部文書などを話題にした。

六紙社説(サイト内)。日本国憲法第63条|Wikipedia、政界地獄耳「参院のメンツを立てて国益を損ねた?」(日刊スポーツ、3/3)、自民・世耕氏「外務省からどうしても出たいと説明なかった」林外相のG20外相会合欠席巡り(日テレNEWS、3/3)

ボニージャックス作品集

  • 2023/03/04 06:18
  • カテゴリー:音楽

保存しておいた歌謡スクランブル「ボニージャックス作品集」を聴いた。目当てはロシア民謡の「一週間」。「1963年のNHK紅白歌合戦初出場曲」と紹介されたので驚いた。へえこの曲で紅白に出たのか。

聴いてみると、「みんなのうた」版とは、随分、違うように思った。確か、あっちは手拍子や掛け声が入っていた。歌詞にも一部異同があったようだ。「友達よこれが私の一週間の仕事です」のところが、「恋人よ~」になっていた。ここは明らかに違っている。「みんなのうた」で恋人云々はまずいとの判断か。(Wikiによるともう一か所違いがある)

ほかに、「北帰行」や「雪山讃歌」「手のひらを太陽に」など懐かしい曲が流れた。後日家人が鼻歌で「雪山讃歌」をやっていた。ちゃんと聴いてたんだな。

歌謡スクランブル(サイト内)。一週間 (ロシア民謡)|Wikipedia、バラード・コレクション(1)▽ボニージャックス作品集(歌謡スクランブル、NHK-FM、2/8 12時半)

ザ・ウォーク

綱渡り師が死ぬのは渡り切る直前だ。着いたと思って気が緩むのさ。最後の三歩を緩慢な態度で進めたり自分を過信すると落ちて死ぬ。

山での事故も下山時によく起こる。仕事では詰めの甘さが致命傷になる。

引用は、映画「ザ・ウォーク」(2015年)から。[Filmarks 3.7]

ABEMA(サイト内)。GYAO

iceWMの起動、Arch Linux

再チャレンジ、Arch Linux、その4

サブ機(Lenovo G550)のArch Linuxでは、GUI化しウィンドウマネージャーのiceWMを使っている。そのインストールについてメモしておこうと思う。実際の紆余曲折は省いてシンプルな流れだけを抽出。

作業は、Arch Linuxインストールの続きで行った。ルートでのそのインストール作業を終えて自分のIDでログインし直す。それ以降の話。

まず、AURヘルパーのyayを入れる。以降の作業がぐっと楽になる。

$ sudo pacman -S git go
$ git clone https://aur.archlinux.org/yay.git
$ cd yay
$ makepkg -si

そして、GUI化に関連するパッケージ、とりあえずこれだけ入れる。

$ yay -S xf86-video-intel xorg-server xorg-xinit icewm xterm

xinitの設定ファイルをホームにコピーし、それを編集する。nanoはインストール済み。

$ cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc
$ nano ~/.xinitrc

開いたファイルの終わりの方に、twm & の行がある。それを含め以下5行をコメントアウトし、代わりに、iceWM起動のために次の一行を書き加える。

exec icewm-session

これで準備終わり。コマンドラインから以下を実行すると、デフォルト状態のiceWMが立ち上がって来る。このstartxやxinitが、X Window System上に、使用する環境を呼び出す仕掛けになっている。

$ startx

iceWMのデフォルト・メニューからxtermを選ぶことができる(はず)。テキストエディタやファイルマネージャー、フォント、ブラウザなど必要なパッケージのインストールや、お楽しみiceWMのカスタマイズなど、諸々の作業を進める。ロケールの設定も忘れずに。

iceWM起動の一行を書き加えた.xinitrcファイルは、ほかにもアプリケーションの自動起動などを色々書き込むことができて便利。現在ファイルの後半は以下。この内setxkbmapでの設定、Caps LockをCtrlに置き換える、Ctrl+Alt+BackspaceでGUIを終了する、この2行に限っては、早めに、exec icewm-sessionと併せて書き入れる。

#twm &
#xclock -geometry 50x50-1+1 &
#xterm -geometry 80x50+494+51 &
#xterm -geometry 80x20+494-0 &
#exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login

setxkbmap -option ctrl:nocaps
setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
fcitx5 &

conky &
#nitrogen &
dropbox start -i &
exec icewm-session

startx起動の自動化については、ArchWikiにアドバイスがある。~/.bash_profile(ログインシェルの初期化ファイル)へ以下を追加記入。

if [ -z "${DISPLAY}" ] && [ "${XDG_VTNR}" -eq 1 ]; then
exec startx
fi

これで一連の自動起動が整った。PCスイッチオン、GRUBメニューでArch Linuxを選択、ログイン、そして、iceWMの画面になる。

再チャレンジ、Arch Linux(サイト内)。xinit|ArchWiki、IceWM|同、Xorgでのキーボード設定|同、What is Arch Linux's default terminal?

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