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2019年09月の記事は以下のとおりです。

日本はもはや後進国である

「昔、豊かだったが、今、貧しくなった」のではなく、日本はもともと貧しく、80年代に豊かになりかかったものの「再び貧しい時代に戻りつつある」というのが正しい認識

ニューズウィーク日本版「日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう」(8/27)から。民主党政権の時に、2位じゃだめなんですか、という言葉が流行った。今やそんな上位ではなく、30位じゃだめなんですか、と言わねばならない。この記事に出ている、色んな指標での日本のランキングは、30位、18位、27位、40位、41位、32位、31位・・・、なのだとか。ある意味ピークだったバブル期、それ以降の衰退ぶりを、例えば、金子勝著「平成経済 衰退の本質」(岩波新書、19年)などで読むと愕然とする。他人事ではない。

追記:ソフトバンクG 磁力と死角(上)

戦争はあった

戦後74年のこの年に、戦後という店が畳まれようとしている、そういう感じがする

報道スペシャル「戦争はあった」(文化放送、8/28 19時)から。詩人アーサー・ビナード氏が、首都圏各地に残る戦争の跡地を訪ね歩く。巣鴨プリズン、成増陸軍飛行場、相模原陸軍施設、川口送信所、そして陸軍中野学校。なかなか良い番組だった。長く記憶に残ることになるだろう。

【8/28特番】アメリカ生まれの詩人アーサー・ビナードが首都圏に隠れる5つの戦争跡地をめぐる、小松左京著「戦争はなかった」(城西国際大学出版会、10年、全集完全版第15巻収載)、初出:河出書房新社「文芸」1968年8月号

人魚の眠る家

  • 2019/09/01 06:51
  • カテゴリー:読み物

一番大事なのは、御自分の気持ちに正直であることです。人の生き方は論理的でなくともいいと思うのです。

東野圭吾著「人魚の眠る家」(幻冬舎、15年)から(p262)。読後、新章房子の挿話、第四章「本を読みに来る人」がとりわけ印象に残った。逢坂剛著心理サスペンスに似た感じのエピソードがあったような気がする。タイトルは思い出せない。

# 「この世には、意思統一をしなくていい、むしろしないほうがいい、ということもある」(p353)

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