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2023年04月の記事は以下のとおりです。

Re2: たそがれ清兵衛

竭誠盡敬

清兵衛(真田広之)が務める御蔵役、その職場の壁に書が掲げられている。読みは、けつせいじんけい、意味は、真心を尽くし相手を敬う。

山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」(松竹、2002年)から。[Filmarks 3.8]

余吾善右衛門(田中泯)の居宅にも書がぶら下がっている。が、達筆で判読は難しい。何と書いてあるのだろうか。「剣極憎魚」のようにも見えるがweb検索ではヒットしない。

Re: たそがれ清兵衛ABEMA(いずれもサイト内)。束皙|Wikipedia、GYAO

アサドの祈り

  • 2023/04/19 06:11
  • カテゴリー:読み物

記憶はやってきては姿を消すものよ。そしてまたやってくる。それに対して簡単にドアを開けたり、閉め出したりはできない。ひどい記憶の場合は特にね。

ローセがアサドに語る。ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q-アサドの祈り」吉田奈保子訳(早川書房、2020年)から(p65)。

このシリーズ第8作はアサドの物語り。どこで生まれたのか、デンマークへ来た事情、刑事になる前の経歴は、ビャアンやサミルとの関りは、家族はどこでどうしている、いったい何に脅えている。いよいよ彼の謎が解き明かされる。

特捜部Q(サイト内)。「溺死者たちの指」(p9)、ヒキコモリ(p243)

マージン・コール

個人データや携帯電話の使用、社内への出入りについては、一切、行えなくなります。これから彼が同行しますので、私物を整理してください。

J.C.チャンダー監督の映画「マージン・コール」(2011年)から。[Filmarks 3.5]

これはまだましな方だろう。会議室で解雇を宣告され、席に戻ることなく、即、会社から放り出されることがある。私物は、後で自宅に送られてくる。求めないと戻らない場合もあると聞いた。縁が切れると随分冷たくされる。

こちらから辞意を表明する際にも同じような事態があり得る。実際、ある外資系企業を辞める時には、事前に私物を整理した上で、上司に辞めると告げた。すぐに放り出されることはなかったのだが、残務処理の期間で揉めて、こちらが想定した以上に長い引き継ぎ期間を求められることになった。即、退場の方が良かった、と思ったものだ。

ショパンの「雨だれ」が流れるシーンがあった。

オール・イズ・ロストABEMA(いずれもサイト内)。GYAO

NTTファイナンス騙る電話

NTTファイナンスです。料金未納につき法的措置をとることになりました。詳しくは1番を押してください。

とかなんとか言っていたように思う。先週の金曜日(4/14)、番号不明の不審な電話がスマホにかかって来た。似たような事象は少なからず生じているらしく、本家本物NTTファイナンスのサイトが注意を呼び掛けている。

「NTTファイナンス」をかたった不審なSMSや訪問及び自動音声による電話にご注意ください(2022年11月11日更新)

[ 朝刊休刊日 ]

対話型AIの功罪

対話型AIに関する社説がにわかに増えて来ている。4月の前半だけで、在京六紙で4本を数えた。今年は、それまでに2月の1本だけだった。それはこう問い掛ける、「社会は生成AIの進化にどう向き合うか」(経2/5)と。

対話型AIは、生成AIとも呼ばれる(AIは、Artificial Intelligenceの略、人工知能と邦訳される)。「人の指示に応じて文章や画像、プログラムコードなどを自動で生み出す技術で、社会全般に大きな影響が及ぶだろう」(経2/5)。生産性向上に寄与する可能性がある。

この新技術に対し、推進派にしても慎重派にしても、今はまだ過剰な反応が目立つ。例えば慎重派の声はこう、「安易に頼れば人の思考力を衰えさせかねない」(読4/2)、AIの基になる「膨大なデータは、誰がどのように入力したのか、不明なものが多い。信憑性が十分ではない」(読4/14)。とにかく規制を急げと、強硬に訴える。

代表的な対話型AIである「チャットGPT」は、自らの欠点を尋ねられ、「情報の正確性に限界がある、創造性に限界がある、誤解や偏見を持つことがある、意思決定を行うことができないなどと答えた」(東4/8)。しっかりと弁えている。曖昧な点はどこなのか、誤解や推測はどの程度入っているのか、など、情報の信憑性に関しても、併せて、語らせたらよろしかろう。

「刃物でも自動車でも、人間の技術にはメリットとリスクがある。新技術が登場するたびに人間社会は法規制や社会規範を作って活用してきた。AIについても功罪両面をふまえ、社会はどう向き合うべきか考える必要がある」(経4/10)。冷静な議論が求められる。

さて、4/10週の六紙社説は、そのほかに、統一地方選前半戦、台湾周辺で中国軍演習、植田新日銀総裁、国交省の天下り介入、北朝鮮のミサイル発射、大阪のIR計画認定、米機密文書流出、金融不安とG20、岸田首相襲撃などを話題にした。

六紙社説(サイト内)。Ubuntu日和【第25回】Stable DiffusionをUbuntuとGTX 1650で動作させる方法(4/15)、直子の代筆|Wikipedia、「AI(人工知能)」ニュース一覧

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