お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「国書刊行会」の検索結果は以下のとおりです。

トンネル

  • 2020/12/21 06:26
  • カテゴリー:読み物

あの手塚治虫にヒントをあたえたほどの作品なら面白い筈と確信して読みはじめたのだが、たしかにこれは面白かった。

そう思う前に返却の期限が来てしまった。引用は、ベルンハルト・ケラーマン著「トンネル」(国書刊行会、20年)の帯から。その一文を含むエッセイが、巻末に採録されている、筒井康隆著「ケッラアマン『トンネル』」(p496)。

タイトルを何となく知っていた本書、県立図書館の新着コーナーにあるのが目に留まった。国書刊行会からの発行ということもあって俄然読んでみる気になったのだが、その割には捗らず週末に返却した。その内あらためて借りて来ることにしよう。独原書1913年刊。

国書刊行会(サイト内検索)

白鯨

  • 2019/11/11 06:08
  • カテゴリー:読み物

If that double-bolted land, Japan, is ever to become hospitable, it is the whale-ship alone to whom the credit will be due; for already she is on the threshold.

メルビル著「白鯨」には、日本に関する記載が何か所か登場する。Project Gutenberg のサイトで、原書 "Moby Dick; or The Whale" を開き、Japan で検索した。引用は、第24章 The Advocate. から。「鎖国をしている日本がいつか門戸を開くとするなら、それはひとえに捕鯨船の功績によるものだ。なにせ、もはやすぐ近くにまでやって来ているのだから」とでも訳せば良いだろうか。実際、1853年にペリーの艦隊が浦賀に現れ、捕鯨船が寄港できるよう、幕府に対して開港を求めた。それは、「白鯨」が米国で出版されてから2年後のことだった。

作品全体に様々な聖書的イメージがちりばめられている(略)、様々な示唆が交錯する中で、結局、白鯨は何を表しているのかということは謎のままである。

「世界文学あらすじ大辞典」第3巻(国書刊行会、06年)、「白鯨 Moby-Dick」から(p385)。

現代人には、「身体が叫ぶ」というような、身体で生きているという実感が不足しているように思えてならない。『白鯨』には、身体性を呼び戻す力がある。

斎藤孝著「クライマックス名作案内」第1巻(亜紀書房、11年)から(p115)。

コーヒーチェーン店スターバックスの名は、『白鯨』に登場する一等航海士のスターバックからとられている

石弘之著「名作の中の地球環境史」(岩波書店、11年)から(p164)。

人間臨終図巻ことばでたどる歴史(いずれもサイト内)

それゆけ、ジーヴス

  • 2018/11/12 07:16
  • カテゴリー:読み物

ウッドハウスは小説家としてだけでなく、ミュージカルの世界において一時代を画する活躍をしている。ガイ・ボルトン脚本、P.G.ウッドハウス作詞、ジェローム・カーン作曲(略)この三人の天才のコラボレーションは揺籃期にあったアメリカ・ミュージカル史を大きく方向付けた大事件だった。

訳者あとがき(p357)にそうあるのを見てたいへん驚いた。カーンらと組んでミュージカルの曲を作っていたとは。P.G.ウッドハウス著、森村たまき訳「それゆけ、ジーヴス」(国書刊行会、05年)から。ウッドハウスを読むのは、この本が初めてだった。

書評欄から

  • 2018/05/29 06:05
  • カテゴリー:読み物

帰省した際に、新聞の書評欄を読んだ。5/20(日)付けの神戸新聞。図書館にあれば読んでみようとメモしたのは四冊。最寄り図書館が所蔵しているのは、、今のところ、一番上の佐藤著のみ。

  • 十五の夏、佐藤優、幻冬舎
  • 未完の巡礼、神長幹雄、山と渓谷社
  • アメリカ超能力研究の真実、アニー・ジェイコブセン、太田出版
  • 新しきイヴの受難、アンジェラ・カーター、国書刊行会

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

報道の自由度、2024年
2024/05/19 06:04
歯周病と大腸がん
2024/05/18 06:31
石見相聞歌
2024/05/17 05:49
キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07

Feed