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2018年07月の記事は以下のとおりです。

アイルランドを知れば日本がわかる

  • 2018/07/13 06:55
  • カテゴリー:読み物

教会の腐敗に対し、「免罪符を買うと罪が軽減されるという教えなど、聖書のどこにも書かれていない」(聖書第一主義)「人が罪を許されて天国に召されるかどうかは、善行(教会への寄進や免罪符購入)によってではなく、神に対する個々人の信仰によって決まるのだ」(信仰第一主義)と抗議した

そう抗議 protest する教徒らがプロテスタントと呼ばれるようになった。林景一著「アイルランドを知れば日本がわかる」(角川グループパブリッシング、09年)から(p52)。かつての同僚から届いたメールにあったので読んでみた。アイルランドのことがわかる好著。製薬業界に身を置くと同国のことは頻繁に耳にする。もう少し知っていても良いように思った。

天然素材に虫がわく

籐で編んだゴミ箱に虫がわいた。羽がある体長 1.5mm ほどの虫だ。数日前から、数匹、家の中にいるのに気付いていた。網戸をすり抜けて入り込んだのだろうと考えていたのだが、籐に巣くっていたんだな。飛散しないように、ごみ箱ごと、そぉーと袋に入れて、きのう(7/10)燃やすゴミの日に出した。ここ那覇市では、燃えるゴミではなく燃やすゴミと言う。

籐にわくこの虫を見る(認識した)のは初めてだ。いわゆるチャタテムシだろうか。ショウジョウバエの小さいタイプ(双翅目)のようにも見える。その動きからすると、ハエほどに機敏ではなく、セミの仲間(半翅目)のようでもある。セロテープにキャプチャして、しげしげと見るのだが、判別つかない。なにせ手元には虫眼鏡しかなく、頭部などの部位を見分けるにも限界がある。

このあいだ、小麦粉(強力粉)をコナチャタテにやられたばかりだ。こちらは無翅。神戸や東京に住んでいた頃にも、時折、出現したお馴染みのタイプ。より湿度が高い沖縄の梅雨時には、よくよく気を付ける必要がありそうだ。

そういえば、藁で編んだ椅子(IKEA 製)に虫がわいたことがあった。2009年8月のこと。下の写真は、ゴミに出す日の椅子三つ、荒川区のごみ処理券を貼っ付けている。この素材は、麦か、稲、それとも葦だったのだろうか。虫の方は、体長 2mm ほど、コフキコガネをごく小型にしたような甲虫(鞘翅目)だった。ことほど左様に天然素材には虫がわく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/チャタテムシ

なはの日、ロハの日

きのうは、なはの日(7/8)。この日にちなんで無料開放された四つの文化施設を訪ねた。二つの世界遺産、識名園と玉陵、そして二つの市立博物館、歴史博物館と壺屋焼物博物館。普段の観覧料は、順に、400円、300円、350円、350円だとか。

徒歩で、とも考えたが、カンカン照りになることが予想されたので、全行程約12km、バス移動のプランを立てた。てんぶすの観光案内所が10時に開くのを待って、那覇市内バス一日乗車券(660円)を購入。国際通りを渡った所から出発する系統14番で施設巡りを始めた。途中、バスの遅延で乗り継ぎができず、予定のプランよりも一時間ほどずれ込んだ。お昼の弁当は那覇バス新川営業所の待合いにて。今回乗ったバスは、てんぶす前からの#14以降、首里城公園入口から#14、新川営業所から#2、識名園前から#2、県庁北口から#10、計五便。乗る時点での遅れは、最大7分、平均で3分。最後の系統10番は、歩行者天国の国際通りをゆっくり進む妙なバスだった。

やはりカンカン照りになり気温は32度まで上がった。が、二人とも疲れは軽微。一旦帰宅して、最寄り図書館に出かけた。

那覇のバスは4分は遅れてやって来る

最近のバスは、時間どおりに来るようになったのですか。

木工教室で、おれがバスで通っているという話題になった折、先生がそんなことを言った。沖縄のバスは、以前から、かなり遅れるというのが相場らしい。確かに、そういう傾向があったので、バスに乗る際、どのくらい遅れたか少しメモに書き残していた。それを集計してみた。

週に一回、教室へ通うのは、往きに系統17番、復路に系統9番を使うことが多い。その外にも芸大へ行くときなどに使うこともある。たいがいは、230円の那覇市内均一区間。引っ越して来てからの5か月ほどで合計40便ほど乗った。その内7割がた、遅れ時間のメモが残っている。ドアが閉まった時(デジタル表示の分)と定刻の差。

  • サンプル数、27
  • 最大の遅れ、19分(6/14、系統4番)
  • 最小の遅れ、0分(6/1、系統17番)
  • 平均、4.56分
  • 標準偏差、4.13分
  • その差、0.42分(25秒)

以上が集計の概要。平均すると、4分か5分は遅れてやって来ていた。が、えらくばらついている。だいたいのバスは、定刻の25秒過ぎてから来る(-1σ)。とは言うものの、時間どおりにやって来る(出発する)バスもあり、遅くとも定刻にはバス停で待っていなければならない。なにせ、一本逃すと、次は半時間後という路線がざらなので。

W杯外交と神経剤

英南部エームズベリーの住宅で倒れ重体になった40代の英国人男女2人から、神経剤「ノビチョク」が検出されたことが4日分かり、英社会に衝撃を広げた。

2018/7/5 19:00 日経速報ニュース「再び神経剤に衝撃 英2人重体、接触経緯は不明」から。このノビチョクという猛毒は、3月に起きた元ロシア・スパイらへの暗殺未遂で使用された。この事件では英政府がロシアの関与を断定し、欧米諸国が協調して対ロ制裁を発動した。

英国で起きたロシア人元スパイ暗殺未遂事件も響いている。ロシアが関与したとして英政府は王室や閣僚を派遣しないと表明。アイスランドやポーランドも続いた。制裁でロシア外交官を追放した29カ国のうち、W杯出場国は10カ国。

これは、2018/6/10 日本経済新聞朝刊「サッカー・ロシアW杯開幕(14日)―プーチン氏、国威発揚狙う」から。記事にある10か国というのは、仏、独、ポーランド、デンマーク、スペイン、豪州、スウェーデン、クロアチア、ベルギー、そしてイングランドを含む英国のこと。

その10か国の内、5か国が8強に残っている。対ロ制裁している国は、10/32 から、5/8 に濃縮された。残りの3か国は南米のブラジルとウルグアイ、そして当事国のロシアだ。ロシアは、準々決勝(7/7)でクロアチアと対戦し、それに勝てば、スウェーデン-イングランド戦の勝者と当たる。いずれも対ロ制裁の国々だ。さらに勝ち進めば決勝で、仏かベルギーとの対戦もあり得る。

マクロン仏大統領などは「自国が勝ち進んだ場合の観戦訪ロに意欲を示す」とも伝えられ、プーチン政権としては、W杯外交で融和を図ろうと食指を動かしたのだろうが、ノビチョク再来とあっては思惑は外れるか。国際的な孤立感を、益々、深めることになるのかもしれない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ノビチョク

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