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天然素材に虫がわく

籐で編んだゴミ箱に虫がわいた。羽がある体長 1.5mm ほどの虫だ。数日前から、数匹、家の中にいるのに気付いていた。網戸をすり抜けて入り込んだのだろうと考えていたのだが、籐に巣くっていたんだな。飛散しないように、ごみ箱ごと、そぉーと袋に入れて、きのう(7/10)燃やすゴミの日に出した。ここ那覇市では、燃えるゴミではなく燃やすゴミと言う。

籐にわくこの虫を見る(認識した)のは初めてだ。いわゆるチャタテムシだろうか。ショウジョウバエの小さいタイプ(双翅目)のようにも見える。その動きからすると、ハエほどに機敏ではなく、セミの仲間(半翅目)のようでもある。セロテープにキャプチャして、しげしげと見るのだが、判別つかない。なにせ手元には虫眼鏡しかなく、頭部などの部位を見分けるにも限界がある。

このあいだ、小麦粉(強力粉)をコナチャタテにやられたばかりだ。こちらは無翅。神戸や東京に住んでいた頃にも、時折、出現したお馴染みのタイプ。より湿度が高い沖縄の梅雨時には、よくよく気を付ける必要がありそうだ。

そういえば、藁で編んだ椅子(IKEA 製)に虫がわいたことがあった。2009年8月のこと。下の写真は、ゴミに出す日の椅子三つ、荒川区のごみ処理券を貼っ付けている。この素材は、麦か、稲、それとも葦だったのだろうか。虫の方は、体長 2mm ほど、コフキコガネをごく小型にしたような甲虫(鞘翅目)だった。ことほど左様に天然素材には虫がわく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/チャタテムシ

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