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2024年04月の記事は以下のとおりです。

Re: ボクの音楽武者修行

  • 2024/04/15 05:39
  • カテゴリー:読み物

こうしてすぐ親しくなれるのも音楽のおかげである。音楽はたしかに万国共通語で、これを知っているぼくは幸福だと思った。

初対面の音楽家どうしでも譜面を介して心が通じる。確かにそれはある。引用は、小沢征爾著「ボクの音楽武者修行」(新潮文庫、1980年)から(p102)。

最寄り図書館で借りて来た。44年ぶりの再読。文庫版が書店に並んですぐに読んだのが最初だった。下校途中に明石駅近くの書店で購入したことを覚えている。高校3年だった。

万国共通語。化学式もそうだと言えるんじゃないだろうか。ドイツに駐在していた頃、研究者や工場の技術者と、新規案件について、よくディスカッションした。その際、対象のプロセスを化学式で示すと互いの理解が進んだものだ。専門外でよく判らないけれど、電気の回路図や、ソフトウェアのプログラムなども同じような具合じゃなかろうか。

# 小澤征爾(サイト内)

[ 朝刊休刊日 ]

大雨警報が出た、と、5時半すぎに防災那覇の放送あり。

「大東亜戦争」投稿

陸上自衛隊の第32普通科連隊が、SNSの投稿で「大東亜戦争」という表現を用いた。「侵略戦争の正当化」などと議論を呼び、部隊はこの言葉を削除して投稿し直した。

本件に関して在京六紙の社説がどう述べているか見てみよう。

「陸自部隊が公式アカウントで一時的とはいえ聖戦思想を疑われかねない投稿をしたことは深刻である」、「自衛隊の歴史観を憂う」(東4/10)。

「今、太平洋戦争の使用例が多いからといって、大東亜戦争の使用を問題視するのはあまりに狭量で自虐的」、「何の問題もなく戦争自体の賛美でもない」。「自由の国日本で、言葉狩りによって表現の変更が強いられてしまったのは残念だ」(産4/10)

これは歴史的な用語だろう、政府は一般に公文書では使用しない。そうであれば「自衛隊員を含む公務員が公に発信することは適切でないと言わざるを得ない。そうした歴史的文脈に思いが至らないとしたら、それこそが、戦争の記憶の風化といえよう」(朝4/13)

色々な意見があっていいと思う。私自身は、「大東亜戦争」は基本的に使わない。「先の大戦」とか「二次大戦」と言うようにしている。

問題の投稿では「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」という表現だったようだ。もしこれが当初から「かつて大東亜戦争と呼ばれ、今は太平洋戦争と言われることが多い戦いで最大の激戦地だった硫黄島」と書かれていたら、どうだったろう。物議を醸したのだろうか。ふとそんなことを思った。

さて、4/8週の六紙社説は、そのほかに、ガザ戦闘半年、紅麹問題と機能性表示食品、再び国策旅客機構想、国立大学政策、少子化対策法案、日米首脳会談、日米比の安保協力、韓国与党大敗などを話題にした。

六紙社説、せんそうをよむ(いずれもサイト内)

公共交通機関のモニター

ある公共交通機関のモニター調査に参加した。数か月に渡った調査期間は先月終わった。

2か月に一度、任意の日に、決められた調査区間まで行き様子を観察。その度に1日乗車券が発行されたので、用事での外出もその日にはめ込んだ。いや、それは逆で、出かける用事がある日にモニター活動も行ったと言う方が正しいだろう。

報告はweb上のアンケートに答える形式だった。

つい先日、モニター調査の謝礼として1日乗車券(引換券)5枚が送られて来た。有効に使わせてもらおうと思う。

OKICAでの解施錠サービス

【重要】「OKICA(オキカ)」でのタイムズカー解施錠サービス終了のお知らせ

と題するメールがタイムズカーから届いた。

OKICA(オキカ)は沖縄県限定の交通系ICカード。ゆいレールやバスで使える。また、このカードでタイムズのシェアリング・カーの解施錠もでき、重宝していた。のだが、この提携サービスは、5/8(水)終わるようだ。

財布に入れておくカードは最小限にしたい。その点、銀行のキャッシュカードとクレジットカードや、買い物のプリペイドカードとポイントカードなどは、各々一枚にまとまって、枚数を減らすのに貢献してくれている。OKICAとタイムズもそうだった。今回のサービス終了はちょっと残念。

パスモやETCカード(サイト内)

あなた

  • 2024/04/11 06:11
  • カテゴリー:音楽

結局、この歌詞を僕が好かなかった理由は、貧しさにある。建売住宅の宣伝のような何とも陳腐でいじましいマイホーム主義などを、どかんと一発、ぶっ毀したところに歌はありたい、そう感じたのである。

小坂明子作曲作詞の「あなた」(1973年)。メロディーは良いのに、何ともつまらない歌詞だと、著者は残念がる。

團伊玖磨著「好きな歌・嫌いな歌」(読売新聞社、1977年)から(p280)。

言われてみると、確かに「建売住宅の宣伝」のような文言が歌詞に並ぶ。が、当時、この曲は流行りに流行った。「陳腐」かもしれない、「いじましい」かもしれない。けれど、夢のマイホームを持つことを、マイホームの暖かさのようなものを、我々庶民はこの曲に感じたのではなかろうか。

好きな歌・嫌いな歌(サイト内)

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