お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「天皇と東大」の検索結果は以下のとおりです。

2.26事件 (3)

  • 2021/07/02 06:28
  • カテゴリー:読み物

その残した電話が銀座の服部時計店の番号と似ていたらしく、ハットリですか、という間違い電話がずいぶんかかってきた

襲撃した首相官邸の電話は一本だけ残して、みんな切った。元上等兵談。松本清張著「昭和史発掘7」2.26事件Ⅲ(文春文庫、2005年、新装版)から(p46)

北村薫著ベッキーさんシリーズ全3巻は、この間違い電話の挿話から着想を得た、と何かで読んだ。確か、シリーズ最終話「鷺と雪」で、主人公がその間違い電話をかける場面があったと思う。

宮城占拠計画、大久保利通らによる慶応3年のクーデターに似ている(p196)、芝浦に到着した第一艦隊は「艦砲を議事堂方面にむけて実弾をこめて待った」、宮城占拠「そのときは、何とかして陛下を洋上の比叡にお乗せして横須賀へお連れする」(p363)。秩父宮と平泉澄(p414)

2.26事件天皇と東大(サイト内)。服部時計店|Wikipedia

Re: 天皇と東大

  • 2020/08/26 06:36
  • カテゴリー:読み物

一つの国が滅びの道を突っ走りはじめるときというのは、恐らくこうなのだ。とめどなく空虚な空さわぎがつづき、社会が一大転換期にさしかかっているというのに、ほとんどの人が時代がどのように展開しつつあるのか見ようとしない。

ひどい知力の衰弱によって、考えることも見ることもできなくなる。今の日本は「もう一度そういう滅びの道のとば口に立っているのかもしれない」。立花隆著「天皇と東大-大日本帝国の生と死」下巻(文藝春秋、05年)から(p173)。この大部な上下巻をじっくり丁寧に読み、ちょっと食傷気味。次は軽い本にしよう。

いつにも増して多くの付箋を貼った。一か所、第60章「粛学の立役者、田中耕太郎の四面楚歌」から引いておこう。「真の敗因は本来開始すべからざる戦争(略)を敢て開始した点」にある。それは「正に国民の道徳的欠如」に因る。その反省から、田中は、戦後、教育改革に力をつくすことになった(p538)。

天皇と東大(サイト内)。東大生が体験した「8月15日」|文藝春秋(12年)。東大出身合格者が過去最少 国家公務員の総合職試験―人事院(8/21)

天皇と東大

  • 2020/08/18 07:22
  • カテゴリー:読み物

歴史において大切なのは、歴史の現実がどう動いていったのかを、当時の人の心の動きを含めて客観的に正しくとらえることである。そう考えると、昭和戦前期の国家革新運動もこれまでの図式とはちがう目でとらえ直さなければならない。

一般に、正義の共産主義vs悪のファシズム的な図式で見られがち。立花隆著「天皇と東大-大日本帝国の生と死」上巻(文藝春秋、05年)から(p487)。

会員数十一万人を擁していたといわれる日本最大の国家主義啓蒙団体「国本社」、その理事の中に見知った名があった(p476)。末次信正。あの「有備無患」の碑を書いた人だ。海軍大将末次信正書 建立昭和14年12月、その碑は、住吉川そばの野寄公園にある。東灘区に住んでいた頃(97-06年)に散歩がてら何度かその公園を訪ねた。後に、同僚ら宛てに書き送っていた連載コラムのタイトルを「有備無患」とした。備へあれば患ひなし、その連載のテーマは、災害ではなく、キャリア開発だった。

# 上杉慎吉(天野辰夫、岸信介、安岡正篤、四元義隆)、四元(中曽根康弘、細川護熙)

Re3: 図書館の感染症対策

緊急事態宣言が出されたことを受け、三度、図書館の利用制限始まる。県立はさっそく今日から、那覇市立は明日から、いずれも15日まで臨時休館。感染者が県内で20人、40人、70人と増えて来ていたので、早晩こうなると思っていた。先日から、立花隆「天皇と東大」上下、山田風太郎明治小説全集など、大部な本をたっぷり借りている。これでしばらく読み物には困らないだろうけれど、休館が長引くかもしれず、今夕、まだ市立が開いている内にもう少し借りておいた方が良いかもしれない。

沖縄県が独自の「緊急事態宣言」(7/31)

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07
SNS投稿で裁判官罷免
2024/05/09 05:59
国際秩序のこれから
2024/05/08 06:04
暖流
2024/05/07 05:51

Feed