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2023年05月の記事は以下のとおりです。

フジ子・ヘミングの奇蹟

  • 2023/05/11 06:13
  • カテゴリー:音楽

午後の制作は、音楽を聴きながら、ということが多い。その日はピアノ曲のCDが繰り返し流れていた。ショパンとリストで構成されている。曲によって演奏の出来、不出来の差が大きい中、リストの「溜息」や「鱒」はそんなに悪くないと思った。

家に帰って、曲を頼りにweb検索してみた。フジ子・ヘミングのベスト・アルバムだ。間違いないだろう、リスト編の「鱒」が入っているCDはそう多くはない。奏者の名は知ってはいたけれど演奏を聴くのはこれが初めてのこと。へえ、その人なのか。ちょっと驚いた。

ピアノ曲十選「お若く見えますね」(いずれもサイト内)。フジ子・ヘミングの奇蹟 リスト&ショパン名演集|HMV

auじぶん銀行、口座開設

先月初め、PayPay銀行に口座を開設した。使い始めようと思い、他行にある自分の口座から何度か振り込むのだが、その度エラーとなり「組戻」となる。「ニユウキンフノウニヨリヘンキヤク」と表示されている。別の銀行口座からも試した。「振込資金返却」となりこちらも果たせない。

お金が振り込めないとは、いったいどういうことだろうか。原因は、おそらくPayPay銀行側にあるのだろうけれど照会はしなかった。この銀行の口座でなければならない、そんなことは更々ない。銀行はいくらでもある。

代わりに、みずほ銀行の口座を開くことにした。が、アプリでの本人認証が進まない。顔写真の撮影が上手くできないのだ。みずほ銀行ばかりか、りそな銀行、SBJ銀行、UI銀行と次々に試したが、いずれもダメ。スマホの性能か何か根本的な問題があるのだろうか、オンラインではなく郵便で口座開設すべきなのだろうか。

オンラインでの開設をほとんど諦めかけたが、もう一つ試してみようと選んだauじぶん銀行ではアプリでの本人認証ができた。無事、PayPay銀行の代替を確保した。

みずほ銀行などのアプリはなぜ機能しなかったのだろうか。auじぶん銀行やPayPay銀行でも顔写真の撮影はあった。本人認証が、アプリだけで完結している場合と、ブラウザ上のカメラ機能を併用する場合、ここに違いがあるような気がした。

それを確かめる機会はすぐに来た。銀行口座を総点検している際に、住信SBI銀行に登録している電話番号が古いままなことに気付いた。オンラインで更新しようとすると「スマホで本人確認」を求められた。この際、試しに、普段のVivaldiではなく、Chromeへブラウザを切り替えてみた。すると上手く行くではないか。本人認証は、LIQUID eKYCという外部の機能らしい。そうそう、これだ、どこか他行のアプリでも見かけた。やはり、その動作環境はかなり限定的。FAQにも登場している。

スマホ変更一年Re: Vivaldi(いずれもサイト内)。PayPay銀行宛に振り込みましたが、振込手続を行った銀行から、受取口座が間違っていると連絡がありました。どうしたらよいですか。|PayPay銀行、ネット銀行のおすすめ人気ランキング22選【金利や手数料についても検証】|2023年4月徹底比較、〔スマホで本人確認〕カメラが起動できないため撮影ができません|住信SBIネット銀行、LIQUID eKYC 動作環境(WEB)

クープランの墓

  • 2023/05/09 06:17
  • カテゴリー:音楽

ラベルの「クープランの墓」をサキソフォン四重奏で聴いた。編曲も冴えているし奏者の腕前も達者。曲の雰囲気を損ねていない。Rigaudonの中間部など、はっと思わせる所がいくつかあった。(同じ盤でボレロも4人で演っている。これも一聴の価値ある)

Le tombeau de Couperin
(Prélude, Forlane, Rigaudon, Menuet, Toccata)
arr. for saxophone quartet
Ellipsos Quartet
Recorded 2013

「クープランの墓」には、その筋では有名な、木管五重奏版がある。この版でも、ラベル自身のオケ版のように、オーボエが大いに活躍する。ただ、全体に編曲に無理があるのか、それとも、そもそも編成に難があるのか、なかなか良い演奏に巡り合わない。手元にある一枚は頑張った方だと思う。

Le tombeau de Couperin
(Prélude, Fugue, Menuet, Rigaudon)
arr. Mason Jones for wood wind quintet
L'Ensemble pentaèdre de Montréal
Recorded 1994

# Ozawa(BSO、1975年)、Orpheuns Chamber Orch(1995年)。ピエルネの四重奏曲(サイト内)

謙遜か、謙虚か

  • 2023/05/08 06:15
  • カテゴリー:読み物

へりくだる謙遜は日本人の美徳でもあるが、一歩間違えれば萎縮、卑下にもなる。

産経新聞のコラムにそうあった。「謙遜」は美徳なのだろうか。

手元の辞書で「謙遜」を引くと「自分の能力・価値などを低く評価すること。控え目に振る舞うこと」とある。どうも、あざとさが感じられてならない。

類義語に「謙虚」がある。控え目に振る舞う点は同じ。こちらは、素直な態度で学ぶ姿勢に通じており、言葉のニュアンスとして、より好感を持てる。

# コラム直球&曲球「中江有里 WBCが教えてくれたこと」(3/30)

憲法記念日とセブン50年

在京六紙は、例年通り揃って、憲法記念日にまつわる社説を掲載した。

「憲法は、先の大戦の悲惨な体験を踏まえて生まれた」「平和を願う国民は歓迎した。だからこそ定着し、今日まで続いている」(毎5/3)

「戦争に突き進まず、自由や基本的人権を守るには、九条だけでなく、憲法条文に込められた先人たちの決意を読み取り、不断の努力を続ける必要があります。それこそが不戦の誓いというバトンを受け継ぐ今を生きる私たちの使命ではないでしょうか」(東5/4)

「政府が説明や議論を軽んじ、憲法が主権者と定める国民を置き去りにしたまま、国の大事な原則を次々と変えていく。真に恐れるべきは、民主主義の形骸化である」(朝5/3)

「時代や安全保障環境の変化を踏まえ、最高法規のあり方を建設的に論じ合い、必要な部分については改めなければならない」(読5/3)、「国会は改正原案策定急げ 9条、緊急事態が最優先だ」(産5/3)、「緊急時への備え含む憲法論議の加速を」(経5/3)

護憲、改憲、様々な立場や意見はあるだろう。前文や第9条の基本理念は「護」るべきだと思うけれど、「改」めるべき点についてはしっかり議論すれば良い。時世にそぐわなくなっている条文があるという意見には説得力がある。なにせ施行から76年も経っているのだ。

憲法記念日の3日、一本、まったく毛色の違う社説があった。日経の「セブン50年の成果と課題」。コンビニ大手のセブン‐イレブンが一号店を開いて50年を迎えるのだとか。記事には、1974年に東京・豊洲にオープンした一号店の写真が添えられている。

関西出身なので、セブンよりはローソンの方が馴染みがある。「開いってまぁす、あなたのローソン」のCMはよく覚えているし、それより古い地味なバージョンも記憶にある。が、当時、実際にコンビニで買い物をすることは、ごく限られていた。まだ、どこにでもあるという存在にはなってはいなかった。

京都の街にローソンが溢れていて驚いたことがある。あれは、確か1983年の秋だった。チェロ弾きの先輩と二人で京都へ行った。至る所にローソンがある。街にこんなに沢山コンビニがあって、それもローソンばっかり。大学へ戻って、そのことを誰かに言うと、「今の京都はローソンの牙城」と教えてくれた。え、大阪じゃないのか、と思いつつも、妙に納得した。それほどまでにローソンの看板は京都の街で目立っていた。

さて、5/1週の六紙の社説は、そのほかに、トヨタグループの不正、中国反スパイ法、首相アフリカ歴訪、G7のAI声明、金融不安再燃、米利上げ継続、こどもの日、コロナ5類感染症へ移行、能登震度6強などを話題にした。

六紙社説、憲法記念日、22年コロナ下の憲法記念日(いずれもサイト内)。コンビニエンスストア|Wikipedia

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