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2024年01月の記事は以下のとおりです。

十年目の再会

時が過ぎるたびに淋しさがましていく。でも、こころはいつも俺たちの旅

エンドロールで詩のようなものがテロップに出る。ドラマ「俺たちの旅」ではそれがお決まりだった。引用は、「俺たちの旅 十年目の再会」から。初回放送1985年9月4日。

ラジオ深夜便の新春インタビューで「時が過ぎるたびに~」が話題になるのを聞き、また観てみようと思った。YouTubeにあるのを見付けて年始の休みに観たのだった。

暇に飽かして、「二十年目の選択」(1995年)、「三十年目の運命」(2003年)を続け様に観た。10年目は以前に観たけれど、続く2本は今回が初めてだった。30年目で、洋子さんが亡くなったと告げられた。それを聞いて、あ、一つの時代が終わった、そんな風に感じたものだ。

50年後をやろうという話が出ている、と今回のインタビューで語られていた。40年目は制作されなかったようだ。

俺たちの旅|Wikipedia、新春インタビュー「心はいつも“俺たちの旅”~デビュー50周年を迎えて 前編」【出演】中村雅俊、黒氏康博▽ラジオ深夜便【アンカー】徳田章(NHKラジオ第一、1/1 4時台)

丸型鬼面

鬼面が届いた。先月の出張で訪ねた鬼瓦メーカーの工房で体験制作したものだ。直径9センチほどの丸型。きれいな燻しに焼き上がって来た。

型抜きで制作した。それに適した、柔らかいけれど水分でびちゃびちゃというわけでもない不思議な触り心地の粘土を使った。彼らが「有空土」と呼ぶその粘土は、自社で土錬するのではなく購入していると話していた。窯業では分業制が行き渡っている。

あらためて鬼瓦の体験制作についてweb検索してみた。私が訪ねた先はwebで宣伝していないのでヒットしないが、ほかにいくつか引っ掛かる。一つや二つではない。鬼瓦業界ではごく当たり前のサービスなのかもしれない。

鬼瓦の国内需要は減少傾向が続いているとか。中国や東南アジアなど仏教圏からの引き合いに対応したり、屋根に載せないインテリアやエクステリア用途を開発したりと新たな路を探ろうとしている。作業場への見学を受け入れ、体験コーナーを設ける、これもまたその一環なのだろう。

愛知・岐阜、2023年12月(サイト内)。鬼師、鴟尾(しび)、鳥休み

思想の飛翔

  • 2024/01/09 06:06
  • カテゴリー:音楽

クラウスやクリップスの時代に一度だけ演奏され、録音が残っていない、シュトラウス一族の13曲が新たに録音されて、CD1枚に収められた。

と、Amazon.deで紹介されている。室内アンサンブル(2Vn, Va, Vc, CB, Fl, 2Cl, 2Hr)用に編曲されて、ウィーン・フィルのメンバーによって演奏された。

Wiener Philharmoniker
New Year's Concert - The Complete Works
Extended Edition
"Gedankenflug" (Neuaufnahmen), CD#26
arranged by Michael Rot
Recorded 2015, Casino Baumgarten, Wien

この盤のタイトルになっているワルツ「思想の飛翔」(Gedankenflug)など、初めて聴く曲ばかりで構成。と思いきや、お馴染みのポルカ「昼と夜」が入っている。この演奏がなかなか良い。フルートのDieter Fluryは、この曲ではピッコロに持ち替え。

シュランメルン(サイト内)。Neujahrskonzert: Die gesamten Werke|Amazon.de、New Year's Concert-The Complete Works (Extended Edition)(26CD)|HMV

情熱を追う

熱意こそ力の源である

そう書かれた社是が掲げられていた、先月の出張で訪ねた工場にて。そこは業界で最も先進的と評される企業だった。

Gigazineの少し古い記事「リーダーとして有能になるための7つのヒントをOracleのヴァイス・プレジデントが語る」(2019/7/14)を読んでいて、社是のことを思い出した。

その7つのヒントの第二項目は「自分自身であれ」。優れたリーダーは皆、自分そのものとも言える独自のキャリアパスを持っているものだ。自分自身であることとは、情熱を追うことだ、と説く。

愛知・岐阜、2023年12月イヌ的?ネコ的?(いずれもサイト内)。リーダーとして有能になるための7つのヒントをOracleのヴァイス・プレジデントが語る|Gigazine

新年展望、24年

在京六紙の社説は、元日以来、日ごとに似たタイトルが並んだ。あたかも、その日のテーマが定められているかのように。

1日(月)新年展望、主たる題材は「二つの戦争」と「政治改革」。2日(火)は朝刊休刊日。3日(水)「能登半島で震度7」、4日(木)「羽田空港で衝突炎上」、5日(金)「首相年頭会見」、そして、6日(土)「岐路の国際協調」。

それらから外れているテーマはもちろんある。2つの戦争や、震災、航空機事故などと、あえて並べるわけだから、各紙が年の初めにぜひ言っておきたいことが表れていると見て良いだろう。そんなタイトルを各紙一つずつ抜き出してみよう。

「人件費の転嫁 実現へ大企業から動け」(朝1/4)、「年のはじめに考える アベノミクスとの別れ」(東1/6)、「教員の成り手不足 ブラックイメージ改革を」(産1/4)、「政府の宇宙基金創設 和製スペースX作れるか」(毎1/4)、「日本の漫画文化 価値ある原画を保存したい」(読1/6)、そして「EV化戦略に長期の視点を」(経1/4)。

新年用の予定稿だからしようがないのだろう、大惨事と一緒に並ぶと、どうしても長閑な感じが出てしまう、そういうタイトルもある。どことは言わないけれど。

今年も日曜日は在京六紙の社説をざっと見て何か書こうと思う。なお、六紙は略称で示していることが多い。朝=朝日新聞、毎=毎日新聞、東=東京新聞、読=読売新聞、産=産経新聞、そして、経=日本経済新聞。

六紙社説、新年展望、23年(いずれもサイト内)

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