シュランメルン
- 2022/05/07 06:24
- カテゴリー:音楽
小人数アンサンブルの編曲に慣れ親しんだワルツを、初めてオリジナルのオーケストラ編成で聴いた。だいぶ違った印象を受けた。
Johann Strauß (arr. Walter Wasservogel)
Liebeslieder Walzer, Op.114
Thalia-Schrammeln
Recorded 1988
Naxos 8.550228
普段よく聴くこの演奏は、バイオリン2挺、G管の小クラリネット、そしてダブル・ネックのコントラギターによる。この四重奏の編成はシュランメルンとも呼ばれる。名の由来となったシュランメルは、兄弟で、バイオリンを弾きまた作曲(編曲)もした。わが国でたいへんよく知られている「ウィーンはいつもウィーン」は彼らの作品だ。
シュトラウスのワルツだ、当然、オーケストラ版があるのだろうとは思っていた。が、それを実際に聴いたのはつい先日のことだった。ロベルト・シュトルツ指揮ベルリンフィルの演奏。たぶん1970年代の録音だろう。オケ版で聴くのも、なかなかいいもんだ。なおタイトルの"Liebeslieder"は「愛の歌」と訳される。
# シュランメル音楽|Wikipedia、Philharmonia Schrammeln Wien(2008)、ヨハン・シュトラウス2世:愛の歌 (ワルツ), Op.114 ヴィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団|Blue Sky Label