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2022年09月の記事は以下のとおりです。

freo、v1.21.0へ

このブログで使わせてもらっているCMSのfreoを更新した。新着情報に、Ver 1.21.0 公開とあるのをうっかり見過ごしていた。昨年11月から長いあいだ気付かずにいた。

更新された8個のファイルをgithub.comのサイトから一つ一つ拾いftpでアップロード。旧い方のファイルはかつてインストールした際のタイムスタンプのままであることを確認後にファイル名を変更して保持。

作業後、adminのステータスに、本体のバージョンは 1.21.0 です、と出た。不具合が出ないか様子を見ることにしよう。

引き続きfreoで(サイト内)。新着情報 > Ver 1.21.0 を公開しました|freo

岸田首相「おわび」会見

岸田首相は記者会見(8/31)で、旧統一教会と自民党議員との関係が国民の疑念を招いたとして「党総裁として率直におわびする」と陳謝した。所属議員と教団との関係は党が責任を持って調査し関係を断たせると強調。また、安倍元首相の国葬は、それを決めた首相自身が国会できちんと説明すると表明した。

首相のこの「おわび」会見について六紙社説はどう評しているだろうか。

「こんな当たり前の判断に1カ月半もかかるとは、岸田首相は世論を甘く見ていたというほかない」。拒んでいた国会での説明をすることにしたのは「説明責任を果たさぬ首相への風当たりが強まるなか、追い込まれての転換」(朝9/1)。

「踏み込み不足が目立つ」「なぜ多くの議員が接点を持つに至ったのかという根本的な疑問が残る」。二世信者により殺害された安倍晋三元首相は「参院選で教団の組織票のとりまとめをしていたとの証言もある。安倍氏と教団の関係を検証することは、実態解明には避けて通れない」(毎9/1)。

教団と安倍氏との接点を調査することに首相は「否定的だ」。「関係が明らかになれば、安倍氏の国葬への反対論が強まりかねないと考えて調査を手控えるのであれば、教団と絶縁する決意を疑う」(東9/2)。

「政治家が関連団体の取材を受けたり、会合に祝辞を贈ったりしたことの追及に終始するのは、理解に苦しむ。一部の野党が、旧統一教会の問題と安倍氏の国葬を結びつけて批判しているのは、合理性を欠く」。「計8年8か月、首相の重責を務めた人を国葬で見送ることは、何ら不自然ではあるまい」(読9/1)。同紙は、詫びなど不要、と言わんばかりだ。

調査を行う必要はないと閣議決定(8/15)しておきながら「半月足らずで調査を命じる定見のなさ」。この謝罪に「致命的に欠けたのは、安倍晋三元首相を死に至らしめた反省であり、テロへの怒りである」(産9/3)。国葬については、最早、この記者会見で「妥当な認識を、丁寧に説明したといえる」(産9/1)。

日経の社説は、今のところ、沈黙している。以前にも書いたように、同紙社説は、教団がらみでは他紙に比べて控えめだ。いったいどうしたことか。後ろ暗いことでもあるのか、それとも、読者や広告主である経済産業方面の人たちへの気遣いか。そっち方面と教団との間に何かヤバいことでもあるのだろうか。

首相の今回の「おわび」について「政界地獄耳」(日刊スポーツ、9/2)がこんなことを書いている。「不祥事を起こした一般企業の社長のように頭を下げて謝罪した」。謝罪などあり得なかっただろう「安倍・菅政権との違いだけは際立たせた」と。

謝罪に関してもう一つ。女性に猥褻行為を働いた俳優が平謝り。それに対して、その謝罪は芝居ではないのか、とか、悪役の演技が上手いのは本当に悪人だからではないのか、などと言われているそうだ。世の中が謝罪に敏感になっている時期に首相の会見はあった。

さて、8/29週の六紙社説は、そのほかに、デジタル庁一年、アフリカ開発会議、ザポロジエ原発への砲撃、防災の日、防衛概算要求、ゴルバチョフ氏死去、国連のウイグル報告書などを題材とした。

六紙社説(サイト内)。香川照之が相次ぐ降板よりも痛い「最大の痛恨」|東洋経済

台風11号、22年

先島諸島の南方海上で向きを北に変え後半戦がスタートしている。ただ今現在(9/3)の那覇は、雨模様、南東の風8m/sほど。予報では月曜の午前まで雨マークが並ぶ。風のピークは明日のお昼ごろのようだ。暴風域に入ることはなくせいぜい15m/sあたりだろう。

東からこちらへ向かって来る前半戦では、もし直撃されていれば酷いことになっていた。中心気圧920hPaという数字はそうあることではない。が、結局、南に逸れて、雨、風ともに大したことなかった。経路が妙なので長引きはしている。その間には、きのうの午前のように晴れ間が半日続くようなこともあった。

沖縄本島がそうであっても、県のどこかに影響が出るとなるとメディアや防災放送が警戒を呼び掛ける。県域はやたらと広い。確か東西で1千キロに及ぶ。南大東島や与那国島が同じ県内とは言っても、そこでの荒天は、文字通りどこ吹く風となってしまう。

アルチュニアン

  • 2022/09/02 06:36
  • カテゴリー:音楽

その作曲家の名を聞いてまず思い浮かぶのはトランペット協奏曲だろうか。ラジオの留守録ファイルを整理している際にその曲があった。奏者はパーチョ・フローレス。なかなかいい演奏だった。

アレクサンドル・アルチュニアン作曲
トランペット協奏曲変イ長調
独奏)パーチョ・フローレス
管弦楽)ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団
指揮)クリスティアン・リンドベルイ
16分54秒、2018年5月録音、ユニバーサルUCCG-1842

この曲はドクシツェルに献呈されている。この度、生年を調べ、この偉大な奏者と作曲家は同世代だったことを知った。ドクシツェル独奏のこの曲を随分前に聴いたことがある。残念ながら今その音源は手元にない。

# Alexander Arutiunian (1920-2012)、Timofei Dokshizer (1921-2005)、ハイドンのトランペット協奏曲ほか▽音楽の泉(NHKラジオ第1、5/15 8:05)。協奏曲十選(サイト内)。ボリショイ劇場管弦楽団来日公演、プロコフィエフ組曲「ロメオとジュリエット」抜粋、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」(編曲・独奏ドクシツェル)、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、指揮ユーリ・シモノフ(1979/10/3、大阪フェスティバルホール)

成功する人々の法則

  • 2022/09/01 06:17
  • カテゴリー:読み物

成功とは、人が自分のために行う決断や努力の総和ではない。それはむしろ、贈り物(ギフト)である。アウトライアーは好機を与えられた者、そしてそれをつかむ強さと平常心とを兼ね備えた者だ。

アウトライアーは本書の原題でもある。"Outliers"、ずば抜けた者、彼らが好機をとらえた物語が綴られている。マルコム・グラッドウェル著「天才!-成功する人々の法則」勝間和代訳(講談社、2009年)から(p303)。

本書のことは、アン・ウォームズリー著「プリズン・ブック・クラブ」で知った。次の読書会に向けて読んでいると誰かが言っていたように思う。受刑者たちはどんな気持ちでこの本を読んだろうか。例えば、

色んな事は成人するまでに勝負がついていることが多い。こんな記載がある(p121)。中産階級の子どもたちは、多様な体験の機会を次々に与えられる。組織の中でチームワークと対処法を学ぶ。大人と気持ちよく会話する方法や、必要に応じて自分の考えを相手に伝える方法を覚える。権利意識を身につけるのだ。

また、働くことについて何を思うだろう(p171)。「自主性」、「複雑さ」、「努力に見合う報酬」の三つが、満足のいく仕事に求められる特性であることは、たいていの人も同じ意見だろう。人を幸せにするのは、九時~五時の仕事でいくら稼げるかではない。「その仕事に充実感が持てるか」どうかだ。

プリズン・ブック・クラブ(サイト内)。モーツアルト(p48)

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