お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2022年10月の記事は以下のとおりです。

ミレニアム2(上)

  • 2022/10/01 06:21
  • カテゴリー:読み物

家の内装をどうしたいか、どんな家具を置きたいか、どんな服を着るべきか、といったことに関して、確固たる好みと意見がある。

一般に、このタイプの人は、きっと充実した人生を送るのだろう。登場人物とは関係なくそんなことを思った。引用は、スティーグ・ラーソン著「ミレニアム2-火と戯れる女」ヘレンハルメ美穂・山田美明訳(早川書房、2009年)、上巻から(p194)。

戦略は細部に宿る。これは、神は細部に宿るの派生と何かで読んだ。細部(details)が大切という教えだ。考え方や方針は、隅々に行き渡ってこそ本物になる、機能する、そういう意味だろう。家の内装や身に付ける物などに対して「確固たる好みと意見」があるならば、生き方そのものに対しても、そうしている可能性がある。

いや、どうだろうか。先日、パソコンの設定を自分の好みに書き換える話を書いた。日々パソコンを立ち上げて最初に目にする日時表示やタスクバーを「確固たる好みと意見」に基づいて整える。確かに細部を大切にしているかのようだ。が、そうしているからと言って、パソコン上での作業、例えば作成する文書が充実している実感はそれ程ない。

よくよく考えてみなければならない。人生にせよパソコン・ライフにせよ、外見だけ装って中身は空っぽになっていないだろうか、と。

ミレニアム・シリーズの第2部を読み進めている。下巻を借りて来よう。

「ミレニアム」オレたち花のバブル組(いずれもサイト内)。「数学のさまざまな側面」(p39)、マーティン・ガードナー(p41)、タラモア・デュー(p139)、オーロフ・パルメ首相暗殺(1986年、p369)

ページ移動

ユーティリティ

« 2022年10月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

Feed