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2019年06月の記事は以下のとおりです。

日本会議の正体

  • 2019/06/20 06:41
  • カテゴリー:読み物

日本会議が安倍政権を牛耳っているとか支配しているというよりはむしろ、両者が共鳴し、共振しつつ「戦後体制の打破」という共通目標へと突き進み、結果として日本会議の存在が巨大化したように見えている

青木理著「日本会議の正体」(平凡社新書、16年)から(p238)。首相には深い政治思想はなく、原理的なことは会議の方がきちんと主張している、という見方もあるらしい。著者は「悪性ウィルスに蝕まれてしまった」と書いている(p246)。国が死に至るような事態にならなければ良いのだが。桑原桑原。

ピアノ曲十選

  • 2019/06/19 21:48
  • カテゴリー:音楽

モーツアルト作品で好きな10曲を選んで以降、何かと10曲選ぶことを、ぼんやり考えていたりする。例えば、バッハから10曲とか交響曲十選とか。今回書くのはピアノ曲十選。実際に、foobar2000 でプレイリストに並べて聴いてみた。ありふれた選曲ではあるけれど、のんびり聞くのに悪くない。

  • バッハ、ハープシコード協奏曲第5番(BWV1056)第2楽章。映画「スローターハウス5」(米、75年)にも使われていた、Glenn Gould のピアノ版(58年)で。
  • ヘンデル、クラヴィーア組曲第9番(HWV434)からメヌエット。Wilhelm Kempff の編曲、演奏(55年)で。ありがたいことに、ここから DL できる。
  • モーツアルト、ソナタハ長調(K545)第2楽章。お馴染みのこの曲、映画「12人の優しい日本人」で使われていた。Mitsuko Uchida の演奏(84年)が好感持てる。
  • ベートーベン、ソナタ第8番第2楽章。カネテツデリカフーズの CM を思い出す。手元にある録音でよく聴くのは、Anne Øland の演奏(96年)。
  • メンデルスゾーン、無言歌第1巻作品19-1。70年代の Daniel Adni による演奏で。
  • シューマン、子供の情景作品15-1「見知らぬ国と人々について」。Martha Argerich の演奏(83年)で。
  • ブラームス、ワルツ作品39-15。手元にあるのは Matthias Kirschnereit によるピアノ独奏版。
  • リスト、3つの演奏会用練習曲第3曲「ため息」。映画「姉妹坂」(東宝、85年)で使われていた。André Watts の演奏が素晴らしい。
  • ショパン、ノクターン第1番作品9-1。ドイツへ単身赴任してすぐの頃、そこのテレビで唯一英語チャンネルだった BBC を見ていると、ドキュメンタリー番組でこの曲が流れていた。今よく聴くのは、Maria João Pires の演奏(96年)。
  • ラベル、亡き王女のためのパヴァーヌ。François-Joël Thiollier という方の演奏(93年)がなかなかいい。

モーツアルト十選(サイト内)

梅雨明け近し、19年6月

先週末、土日はよく晴れていた。一転、きのうと今日(6/18)月火は、しっかり雨。両日とも、朝方、太陽が出ていたがそれはほんの少しのことで、その後、どぉーと降った。明日も雨の予報。ここしばらく、二日か三日の周期で晴れと雨が入れ替わっている。果たして、次の晴れで、梅雨明けとなるだろうか。

独への賠償請求、ギリシャ

ギリシャ議会は第2次大戦中のナチス・ドイツによる占領に伴う損害賠償をドイツ政府に正式に要求する方針を可決した(17日、アテネ)=ロイター

独への賠償請求方針可決 ギリシャ、ナチス占領で(nikkei.com、2019/4/19 0:27)から。賠償額38兆円の試算もあるとか。関連して、ギリシャ、独資産差し押さえ検討=戦争賠償で「最終手段」(jiji.com、2019年04月20日06時37分)とも報じられている。二か月前の話。

続報が出ないかと気にしているけれど、普段読む日本語ニュースの範囲では今のところ見かけない。英文はどうだろうか。Greece Germany と入力すると war reparations と続けて補完してれる、Google の検索は素晴らしい。今月になって動きがあったようだ。

  • Greece calls on Germany to negotiate over war reparations(dw.com、6/4)
  • Germany rejects new Greek demand for war payments(thelocal.de、6/5)

ギリシャは協議を始めたいと正式に申し入れたが、ドイツがそれを拒絶している模様。とっくの昔に法的に解決済みと。どっかで聞いたことがある話だなぁ。ドイツとギリシャ、日と韓も、さあどうなる。

バッハのパッサカリア

  • 2019/06/16 18:57
  • カテゴリー:音楽

バッハのパッサカリア(Passacaglia in c, BWV582)を初めて聞いたのは、学生時代に観た、映画「ホワイトナイツ/白夜」(米、85年)の中でだった。映画の冒頭、バリシニコフ扮する主人公ロドチェンコが舞台で踊る。その時の音楽が、その曲だった。

曲名を知ったのは、しばらく後のこと。就職して何年か経った頃、ファゴット吹きの友人が欧州土産にと、バッハのオルガン曲が入った CD をくれた。ハイラーの演奏(64年)だった。その中に、その曲が収録されていた。あ、バッハの曲だったのか、映画では電子音楽だった(?)のでオリジナル曲とばかり思っていたけれど、へぇオルガンの曲か、と気付いた次第。その際ついでに調べて、劇中ロドチェンコが踊ったのは、「若者と死」というバレエ作品(台本コクトー、振付けプティ、音楽バッハ)であることも知った。

さらに何年か経って、Lauriala という方が弾くピアノ編曲版が店頭で目に留まり買い求めた。ダルベール編、96年の演奏。その頃、パッサカリアづいていた。奈良のチェロ弾き D6 さんがオケ編曲版を送ってくれたのも、そう時期はずれていない。レスピーギ編、スラトキン指揮 BBC 響の演奏(99年)。著名なオルガン奏者ヴァルヒャの演奏(62年)もちょうどその頃に聴いた。

曲名を知ってから四半世紀、その間、最もよく聴いているのは、おそらく、Lauriala が弾くピアノ版だ。フィンランドのピアニストらしい、名前は何と発音するのだろうか。

# Mikhail Nikolaevitch Baryshnikov (1948-)、Anton Heiller (1923-1979)、Jean Cocteau (1889-1963)、Roland Petit (1924-2011)、Risto Lauriala (1949-)、Eugen D'Albert (1864-1932)、Ottorino Respighi (1879–1936)、Leonard Slatkin (1944-)、Helmut Walcha (1907-1991)

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