日本会議の正体
- 2019/06/20 06:41
- カテゴリー:読み物
日本会議が安倍政権を牛耳っているとか支配しているというよりはむしろ、両者が共鳴し、共振しつつ「戦後体制の打破」という共通目標へと突き進み、結果として日本会議の存在が巨大化したように見えている
青木理著「日本会議の正体」(平凡社新書、16年)から(p238)。首相には深い政治思想はなく、原理的なことは会議の方がきちんと主張している、という見方もあるらしい。著者は「悪性ウィルスに蝕まれてしまった」と書いている(p246)。国が死に至るような事態にならなければ良いのだが。桑原桑原。