ソファのある生活
- 2019/06/23 07:54
- カテゴリー:工芸・美術
完成した組立て式ソファを自宅に運び込みさっそく組み立てた。これで、また、ソファのある生活に戻った。神戸で購入した以前のソファは、今、義父母宅で使ってもらっている。沖縄へ引っ越して来る際、運ぶのを諦めて置いて来た。以来、家の中にいても、どこか居心地の悪さがあったが、ソファの再来で尻が落ち着くことだろう。ただし、ソファと言っても実態は背もたれのあるベンチ。今のところ座布団三枚を敷き詰めクッション多数でソファらしくしている。
今回初めて合板を材料に使った。針葉樹合板をつもりしたのだけれど、所望の 15mm 厚が当地では手に入り難そうだったので、手頃なラワン合板(ベニヤ板)を選んだ。このマレーシア産が、品質がよろしくなかった。そもそも木工芸用の用途は想定されていない。作業を進めても、材料に親しみが感じられず、つくる楽しさが湧いてこない。特に、層が欠けている個所が切断面に少なからず出没するのには大いに閉口した。ひたすら穴埋め作業をする羽目に。湯びき後の毛羽立ちも酷い。ペーパーの番手を下げて丁寧に対応。それでもペーパー処理後の着色の乗りが悪い。けれど、これが却って奏功し、上塗り(二回)してみると、いわゆるシャビー(shabby)な風合いに仕上がり、家人の受けは上々。結果良ければすべて良しとするか。
次は、今回の端材を利用した、植木鉢の台二つ。合板との付き合いが続く。
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