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2022年11月の記事は以下のとおりです。

「スマホは3年以上使う」

スマートフォンの買い替えサイクルは平均3年以上に長期化している

web上の記事、「スマホは3年以上使う」時代だからこそ知っておきたい、AndroidスマホのOSアップデート事情(10/21)から。

当家の場合はどうだったろうか。社用のiPhoneやBlackBerryを除いて計算してみよう。となると家人も私もすべてAndroid機だ。2013年9月から使い始め、それから今の機種に変更した昨年までの間に、のべ181か月、二人で計5台を使用。平均36.2か月/台。約3年だ。

機種を替えて1年が過ぎた。Androidのバージョンは各々10と11。使っている各種アプリがサポート対象から外れるのはまだ先だろう。回線は4G、それも特に気にならない。3年どころか長く使い続けることになりそうだ。次への切り替えは、もしかすると、4Gの停波が言われる頃かもしれない。

スマホ変更一年京セラ KC-01(いずれもサイト内)。「スマホは3年以上使う」時代だからこそ知っておきたい、AndroidスマホのOSアップデート事情(10/21)、スマホ買い換え周期は平均39.1か月、費用は理想よりも9,000円高い(7/19)

夢のゆくえ

私は夢日記をつけているのだ

宋の大工、陳和卿が訪ねて来る場面で源実朝(柿澤勇人)が言う。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」#42「夢のゆくえ」(NHK総合、11/6 20時)から。今回もNHKプラスで観た。

この回の終盤、唐突な感じで、ドボルザークの交響曲「新世界より」が鳴った。新しい世が来る、覇権は移り行く、と音でも表現したかったのだろうか。そう言えば、過去何回かヴィヴァルディの「冬」が登場した。モーツアルトなども。適切な曲をオリジナルで書けば良いものを、なぜ手垢にまみれた旧い曲を使うのだろうか。著作権フリーの旋律を使う、新曲の発注を抑える、制作費が削減できる。そう意図されてのことなら受信料を払ってる側としては歓迎すべきなのかもしれないが。

鎌倉殿の13人夢を見た(いずれもサイト内)。「人が最も恐れる者は、最も己に似た者」、「力を持つってのはしんどいなぁ」

ミレニアム5(上)

  • 2022/11/08 06:29
  • カテゴリー:読み物

真実というは往々にして思いもよらない、筋が通らないようにすら見えるもの。われわれ人間は、いつも百パーセント理にかなったことをするわけではないから。その一方で、嘘というのはたいてい、とくに下手な嘘の場合、不自然なまでに整合性があって、単純で、型にはまっている

ダヴィド・ラーゲルクランツ著「ミレニアム5-復讐の炎を吐く女」ヘレンハルメ美穂・久山葉子訳(早川書房、2017年)上巻から(p241)。

「ミレニアム」(サイト内)。悪人は聖人を演じるのにも長けている(p62)

また、桜の国で

不思議なものだ。日本にいた頃は花見なんて興味がなかったはずなんだが今はしてみたいと思うんだよ

ワルシャワの日本大使館に勤務する棚倉慎(たなくらまこと)がそう言う。青春アドベンチャー「また、桜の国で」第3回から。須賀しのぶ原作、藤井香織脚色、山下康介音楽。

最終回(第15回)、その慎のセリフが回想される。言い回しが微妙に違ったようだ。回想する者がそう記憶に留めている。そのことが何かを意味するのだろうか。

音楽が印象的。どことなく「ルパン三世 カリオストロの城」に似ていると思った。あちらは大野雄二音楽。

# 一日で聴く青春アドベンチャー「また、桜の国で」全15回(NHKラジオ第1、2020/5/6 14:10、初回放送2017年8-9月)

音楽教育と著作権

音楽教室が支払う著作権使用料、最高裁の判決。

日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収する方針を掲げたのに対し、それに反対するヤマハ音楽振興会など約250の音楽教室事業者らが提訴。一審、二審を経て、この度、最高裁の判決(10/24)により、教師の演奏については、音楽教室が著作権使用料を支払う義務があるが、生徒の演奏については支払う義務がないという判断が確定した。

在京六紙の内3紙が社説でこれを採り上げ、いずれも今回の判決を歓迎している。「営利事業として教室を営む側の演奏だけに課金し、習う側の生徒は対象外とする結論は、バランスをとった妥当な司法判断」(経10/27)、「技術の向上を図る生徒の演奏目的を踏まえた常識的な判断」(産10/28)、「著作権保護の主張が壁となって、文化に親しむ機会が損なわれるのは好ましくない。そう忠告した判決」(毎10/31)。

では、歌謡教室や、ボーカル・レッスン、カラオケ教室などの場合はどうなる。確か、その分野では、教師と生徒を特に区別することなく、事業者から著作権使用料が徴収されていると、以前、何かで読んだ。今回の判決が整合しないことは明らかだ。音楽を教える先生がいてそれを習う生徒がいるという点で何ら変わりはないのだから。

社説では、「JASRACは近年、フィットネスクラブ、カルチャーセンター、歌謡教室と徴収対象の施設を拡大してきた」(毎10/31)と一紙が一言触れるだけで、今回の判決との整合性云々は指摘されていない。が、今後おそらく歌謡教室などでの徴収のあり方についても併せて協議が進むに違いない。

webで色々読んでいると、音楽教室側の主張には、教育への貢献や、理想の追求、崇高な活動というような思いが見え隠れする。それは、音楽界、特にクラシック系にはびこる特権意識に似て、どうも鼻につく。その点、付け加えておこう。

さて、10/31週の六紙社説、そのほかの話題には、ソウル雑踏事故、トマホーク導入、ブラジル左派政権、文化の日、政治家の国葬、参院選違憲判断、北ミサイル挑発、ロシアが穀物輸出合意を履行停止、Twitter買収、COP27開幕、王将社長射殺事件などがあった。

六紙社説(サイト内)。JASRAC「金額の問題ならば交渉に応じる」-どうなる?楽器教室「著作権使用料問題」|東洋経済(2017年2月)、音楽教室のレッスン楽曲に著作権料払うべきか-東京地裁判決はJASRAC勝利、続く双方の対立|同(2020年4月)

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