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キーワード「プロコフィエフ」の検索結果は以下のとおりです。

三角帽子、N響#2006

  • 2024/02/26 05:48
  • カテゴリー:音楽

N響定期にファリャの三角帽子があったので聴いてみた。らじる★らじるの聴き逃しで。

N響第2006回定期公演
ファリャ作曲
バレエ音楽「三角帽子」(全曲)
指揮)パブロ・エラス・カサド
ソプラノ)吉田珠代
(37分26秒)
2024年2月14日サントリーホールで収録

オケはダイナミクスの幅十分でよく機能する。が、音楽がきっちりきっちり進むばかりで抑揚に欠ける。指揮者の責任で、魅力に乏しいファリャになってしまった。

指揮者はスペイン出身らしい。今回のプログラムは、ファリャとともに、ラベルのスペイン狂詩曲、プロコフィエフのヴァイオリン協2番と、スペイン縁の曲で構成された。

N響ファリャ(いずれもサイト内)。N響第2006回定期公演▽N響演奏会(NHK-FM、2/24 16時)

ロミジュリ、N響#2002

  • 2024/01/30 06:04
  • カテゴリー:音楽

第2組曲の全7曲にさらに何曲か加えて演奏された。指揮者自身が選曲したようだ。

N響第2002回定期公演
プロコフィエフ作曲
バレエ組曲「ロメオとジュリエット」
(指揮)トゥガン・ソヒエフ
NHKホールから生放送(1/19)

最初の「モンタギュー家とキャピュレット家」、サキソフォン・ソロが素人が吹いているかのようでちょっと驚いたが、後はいい感じで音楽は進む。指揮の切れ味するどく、オケもよく機能する。全編通して、安心して聴いていられる。

「ジュリエットの墓の前のロメオ」、指揮者がうなる、オケが鳴る鳴る。圧倒的な悲愴感が伝わって来る。これが最後だと深い感動の内に聴き終えられる、と思っているといやいや続きがあった。それも2曲。案の定、最後の「タイボルトの死」で息切れの感あり。聴く側の責任かもしれないけれど、ちょっと残念。

N響プロコフィエフ(いずれもサイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2002回定期公演(NHK-FM、1/19 19時半)

3つのオレンジへの恋

  • 2023/06/24 06:06
  • カテゴリー:音楽

NHKラジオの聴き逃しに「3つのオレンジへの恋」があったので聴いてみた。が、昔ほどには胸がときめかない。LP時代にあれほどよく聴いた音楽なのに。

手元にある音源を聴き直そうと思って探すのだが見当たらない。そうか、CDになって一枚も買ってないんだな。縁遠くなったのはそんな前のことなのか。

辛うじてハードディスクの中に見付けたのもN響の演奏。古い音源だ。昔の公演を回顧する番組で流れたものだろう。これを鳴らしてみても、うるさいばっかり。この作曲家のこの曲を好んで聴いていたことが不思議。

N響第951回定期公演
プロコフィエフ作曲
歌劇「3つのオレンジへの恋」から行進曲とスケルツォ
指揮、ズデニェク・コシュラー
収録、1985/1/25、NHKホール

疎遠になってしまった旧い友達に、街でばったり出会ったような気分だ。

N響(サイト内)。ベストオブクラシック▽N響第1986回定期公演、プロコフィエフ、交響組曲「3つのオレンジへの恋」作品33bisほか、ジャナンドレア・ノセダ指揮(NHK-FM、6/15 19時半)NHKホールにて収録(6/10)、N響ザ・レジェンド(NHK-FM、2018/8/21)

アルチュニアン

  • 2022/09/02 06:36
  • カテゴリー:音楽

その作曲家の名を聞いてまず思い浮かぶのはトランペット協奏曲だろうか。ラジオの留守録ファイルを整理している際にその曲があった。奏者はパーチョ・フローレス。なかなかいい演奏だった。

アレクサンドル・アルチュニアン作曲
トランペット協奏曲変イ長調
独奏)パーチョ・フローレス
管弦楽)ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団
指揮)クリスティアン・リンドベルイ
16分54秒、2018年5月録音、ユニバーサルUCCG-1842

この曲はドクシツェルに献呈されている。この度、生年を調べ、この偉大な奏者と作曲家は同世代だったことを知った。ドクシツェル独奏のこの曲を随分前に聴いたことがある。残念ながら今その音源は手元にない。

# Alexander Arutiunian (1920-2012)、Timofei Dokshizer (1921-2005)、ハイドンのトランペット協奏曲ほか▽音楽の泉(NHKラジオ第1、5/15 8:05)。協奏曲十選(サイト内)。ボリショイ劇場管弦楽団来日公演、プロコフィエフ組曲「ロメオとジュリエット」抜粋、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」(編曲・独奏ドクシツェル)、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、指揮ユーリ・シモノフ(1979/10/3、大阪フェスティバルホール)

消えた弟

  • 2022/08/26 06:22
  • カテゴリー:読み物

たぶんそのころだったのだろう、数字に脅えるようになったのは。首の曲がった邪悪な7。妊娠した6。忍び笑いをする2。ぼやけた数字がページから立ち上がって、激しく脈打つ黒い肺のように膨らんだりしぼんだりする。

マネット・アンセイ著「消えた弟」坂口玲子訳(文芸春秋、1999年)から(p84)。

数字ではなかったけれど、何かの文字に脅えた覚えがある。小学生の頃だ。身近にあった本の挿絵や、衣紋掛けにぶら下がっていた何かが恐ろしかった時期もある。反対につまらない物にちょっと心がときめくようなこともあった。主人公アビーが語る過去のエピソードに刺激されて、古い記憶が芋づる式に出て来る。そんな不思議な体験ができる物語だ。

読みたい本リストの底の方にあった。確か、目黒考二氏のおすすめをメモしたのだった。

# プロコフィエフのピアノ・ソナタ(p196)

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