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2019年03月の記事は以下のとおりです。

にゅうさん菌

  • 2019/03/25 18:42
  • カテゴリー:読み物

種菌を入れすぎない。入れすぎると(栄養分が枯渇したり、乳酸菌のだす乳酸の濃度が濃くなりすぎて増殖できなくなるので)かたまりがわるくなることがある

なるほど、そう言われてみると思い当たる節がある。佐々木泰子監修「菌の絵本-にゅうさん菌」(農文協、18年)、その「ヨーグルトをつくってみよう!」の頁(p19)から。

自宅でヨーグルトづくりを始めて数か月が経過。これまでに、牛乳 1L(正確には 946mL)パックで26本分のヨーグルトをつくった。種菌は、いくつか試して、明治の PA-3 ドリンクタイプに落ち着いている。ヨーグルトづくりのことについては別途書くかもしれない。

作品解説会とジャンルの格

現代では普段に着るものではないので、それなりの格を備えていなければならない。

「織物」ジャンルの作品解説会で、解説を務める会員の方がそんな風におっしゃった。きのう(3/24)、自分の作品解説のあと、表彰式までだいぶ時間があったので、すぐお隣で展示されていた「織物」の作品解説会を聞いた。予備知識が全くないので身が入らなかったけれど、引用のこの言葉が出て以降、俄然、興味を持った。おそらく、不文律ながら、「格」というものが明確に認識されており、会員間で共有されているのだろう。それが応募作の審査の際に一つの水準になっていることを窺わせる。さすが、県内に人間国宝を擁し、人材の層が厚いジャンルだ。未来の人間国宝たちは、水準との距離を測りながら、せっせと糸を紡ぎ機を織る。彼ら彼女らの精進が、作品の格を上げ、作者自身の格をも上げる。そして、ジャンル全体の格を押し上げていく。このジャンルはそれに成功している。ジャンルにも格がある、それは歴然としている。

#午後(3/25)の那覇は、予報通り雨になった。16時半頃からしばらく激しく降り徐々に弱くなったが18時過ぎてもまだ少し降っている。

サリエーリ 生涯と作品

  • 2019/03/21 07:25
  • カテゴリー:音楽

風説は意図的に流された疑いが強い。なぜなら噂の流布と、ヴィーンで大成功を収めたロッシーニ作品をめぐってイタリア・オペラ支持派と国粋主義者との確執が高まった時期とが、完全に重なり合っているからだ。

サリエリによるモーツアルト毒殺説が浮上した時期は、1818-20年と特定されている。モーツアルトの死後30年ほど経とうとしている、その頃のウィーンは、イタリア・オペラに席巻されていた。大衆はロッシーニの作品に熱狂。それを快く思わない当地の音楽家、著者が言う「国粋主義者」、らが、意趣返しの相手に選んだのがサリエリだった。モーツアルト存命中から宮廷楽長の地位にあり、ウィーン音楽界のドンとして君臨するイタリア人作曲家。彼を殺すのに刃物は要らぬ。神のごとき天才モーツアルトを毒殺した、と黒い噂を流せばそれで足りる。それが実行に移された、ということだったらしい。サリエリによる毒殺説は根も葉もない嘘、誰かのでっち上げ、とは聞いていた。何か事情が判るかもしれないと思って、新着コーナーにあったこの本、水谷彰良著「サリエーリ 生涯と作品-モーツァルトに消された宮廷楽長」(復刊ドットコム、19年)を読んでみた。引用は、その第7章「モーツァルト毒殺疑惑に汚された最晩年と死」から(p282)。ロッシーニ(1792-1868)の名前が出て来たのは意外だった。

ある閉ざされた雪の山荘で

  • 2019/03/20 06:50
  • カテゴリー:読み物

まず一つ、人間描写もできない作家が名探偵なんか作ろうとするな」(略)一つ、警察の捜査能力を馬鹿にするな」(略)さらに一つ、フェアとかアンフェアとか、がたがたいうな」(略)そしてあとひとーつ

と、ノックスよりもマシな十戒を登場人物に語らせる。推理小説を書く際のルールだ。著者の信条でもあるのだろうけれど、それよりは、同業者への批判や、業界や読者に対する意見、と見た方が面白い。東野圭吾著「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫、96年)から(p144)。初出、92年の講談社ノベルス。よくできた構成(トリック)なのだろうが、ちょっと凝り過ぎやねこのストーリーは。

還付金の処理状況

e-Tax(国税電子申告・納税システム)から、「税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】」と題するメールが届いた。申告にミスがあったのだろうか、もしかして、税務調査の予告だろうか、とドキドキしながらメールを開くと、サイトにアクセスしてメッセージボックスを見よ、と指示があった。そのようにしてみると、還付金の支払手続の日程が表示されている。申告には特に問題はなかったようで、申告通りに還付される、それも、なんと、3月中に戻って来るのだ。これまでは、確定申告の結果、納税額がプラスにせよマイナスにせよ、お金が動くのは4月下旬だった。電子申告の場合には、それが早まるんだな。申告から還付金振込までちょうど二週間だった。

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