経営とデザインの幸せな関係
- 2019/03/11 18:59
- カテゴリー:工芸・美術
これを読めば誰でも明日からよいブランドをつくれるかと言われれば、そうではないということです。「やり方がわかること」と「うまくやれること」の差はあります。
中川淳著「経営とデザインの幸せな関係」(日経BP社、16年)、そのあとがき(p286)から。著者は、また、違う表現でこんな風にも言っている、「”気づき”みたいなものを得られる人と得られない人がいる」(p253)。うまくやれる人、気づきを得られる人は、いわゆるパレートの法則2:8の2の側の人とでも言えばいいだろうか。この本に限らず、たいがいのビジネス書はそういう人たちのために書かれている。