お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2023年01月の記事は以下のとおりです。

スラムドッグ$ミリオネア

ファイナルアンサー?

あの有名なクイズ番組のインド版。司会者はお約束の言葉を吐く。映画「スラムドッグ$ミリオネア」(英、2008年)から。エンドロールでみんな踊ってるし、インド映画かと思いきやイギリスの作品なんだな。[Filmarks 3.8]

父は、生前、あのクイズ番組、もちろん日本版、を好んでよく見ていた。いつだったか、実家へ顔を出した時にちょうどそれをやっていた。父母揃って番組を楽しんでいる。ふと父が私に訊ねた。あれはいったい何と言っているんだ、日本語ではないようだが、と。訊ねた言葉は、まさにその「ファイナルアンサー」だったのだ。ま、それの意味を知らなくても番組は十分に楽しめるとは思うけどね。映画を観てそんなことを思い出した。

ABEMA(サイト内)。スラムドッグ$ミリオネアWho Wants to Be a Millionaire?クイズ$ミリオネア|Wikipedia

# 今朝6時の気温は13.5度。日中の最高は20度と予報されている。昨日が底だったか。

リプレイ

  • 2023/01/25 06:15
  • カテゴリー:読み物

一粒の砂に世界を見、一輪の野の花に天国を見る。君の掌に無限を、そして一時間に永遠をつかみたまえ

ケン・グリムウッド著「リプレイ」杉山高之訳(新潮文庫、1990年)から(p428)。県立図書館で借りた。再読、たぶん30年ぶり。

いわゆる「ループもの」。1988年に43歳で死亡した主人公ジェフは、18歳の1963年に逆戻りしてしまう、「記憶と知識は元のまま」に。それを何度か繰り返すのだが、回を重ねる度に戻る時の年齢が増え、「リプレイ」する期間が短くなって行く。そして最後には...

ジェフが遡って行く1963年は、J.F.ケネディが暗殺される年。S.キングの「11/22/63」はその日付がタイトルになっている。過去へ時間旅行し、ある事件の発生を阻止したら、その後の世界はどうなるのか、それは「時間もの」によくあるパラドックス問題だ。大統領暗殺事件は解りやすい題材なのだろう。

上で引用したのは、19世紀初頭にW.ブレイクが書いた詩"Auguries of Innocence"の冒頭部分。ジェフが先に唱え、パメラが応える。原文だと以下の二行ずつに当たる。

To see a world in a grain of sand
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the palm of your hand,
And eternity in an hour.

11/22/63(サイト内)。Grandfather Paradox、William Blake(1757-1827)、Auguries of Innocence|Wikipedia

# 今朝も雨。6時の気温は9.7度、未明に8度台まで下がったようだ(8.4度、02:37)。風は弱まった。

怒り

おまえは大切なものが多過ぎる。本当に大切なものは増えるんじゃなくて減って行くんだ。

映画「怒り」(2016年)から。「悪人」と同じく、李相日が監督、吉田修一の原作。

直接関係のない3つの話が、並行して進んで行くため、誰か一人に感情移入をするのが難しい。かと言って誰かの立場で総合的な視点が与えられるわけでもない。観る側は、どう考える、どう解釈する、と常に問い掛けられているようでちょっと辛くなる。

主演級は皆さん芸達者、文句なし。豪華過ぎるとも言える。端役では、喫茶店に座っている女性(高畑充希)がいいと思った。湧き上がる感情を抑え冷静に語ろうとするその表情がとても良い。

悪人ABEMA(いずれもサイト内)。[Filmarks 3.9]。那覇平和通り辺りの商店街

# 今朝の那覇は雨。6時の気温は18度ほど。予報では、このまま下降線をたどり、明朝は9度。こちらに来て、初めて、10度を下回ることになるかもしれない。

USB光学式マウス、110円

メインのパソコン(M$-Win10)用のマウス、ホイールが機能しなくなったので新調。散歩のついでにキャン★ドゥに立ち寄って有線タイプを買い求めた。100均のマウスでも問題なく普通に動く、大したもんだ。

旧い方はサブ機(antiX)へお下がり。常時使うPCではないので、タッチパッドで済ませていた。ホイールは動かなくてもマウスがあると便利なこともあるだろう。マウスを使う時にはタッチパッドをオフにする。ターミナルから以下を実行。

$ synclient TouchpadOff=1

マウス交換Debian、タップでクリック(いずれもサイト内)

野党は何をやっている

国会を欠席し続ける議員もいれば、1年ごとに議員を交代させようという党首もいる。

読売新聞の社説「れいわとN党 国会の議席はそんなに軽いか」(1/18)から。在京六紙の内、読売含め4紙が2党の破廉恥を社説で採り上げた(朝読産経)。残る2紙(毎東)の社説は今のところ沈黙している。

国会を欠席し続けるガーシー氏(NHK党)については、「懲罰委員会に付す」「のが妥当ではないか」(読1/18)。水道橋博士氏(れいわ新選組)の残り任期を5人で交代で担わせる党の構想は、「議員の職責を、あまりに愚弄している」。交代しようにも議員の辞職には議院の許可が必要、「理由が不明確な議員辞職を認めるべきではない」(産1/18)。

解散がなく「所属議員が6年間、腰を据えて活動することで、長期的な視点に立った良識の府」の役割を担う「参院の存在意義にも疑問符がつけられかねない。幅広い民意をくみとる手段として、比例代表をどう生かすか。政党の責任は極めて重い」(朝1/22)。交代制や長期の欠席は「選挙の結果や国会活動の軽視にほかならない」(経1/21)。

いずれも民主主義の根幹に関わる由々しき事案だ。各紙の社説は、なぜ、もっと厳しく書き立てないんだ。特に左派系にはお得意の民主主義云々の議論じゃないか。野党だから大目に見ているのか。

日経は、この2件について意見する一方、言われて久しい野党の弱体化について改めて指摘する。野党は、「政権運営に緊張感を与え、権力を監視する役割は重要である」にも拘わらず、難しい課題が山積する中、「政策面で明確な対立軸を示せずにいる。政府への対決姿勢だけでは議論は深まらない」(経1/21)。

本来あるべき機能を十分に果たせない不見識な野党(や新聞)がのうのうとしている。それは今この国が妙な方向に向かっていることと無関係ではあるまい。

さて、1/16週の六紙社説は、そのほかに、阪神淡路大震災から28年、行政デジタル化、人口減に転じた中国、経団連春闘方針、日銀大規模緩和維持、博多ストーカー殺人、東電元幹部無罪判決、JAXA不正、コロナ「5類」移行、認知症新薬の承認申請、少子化対策などを話題にした。

六紙社説、国内マスコミの根本課題(いずれもサイト内)。やり放題ガーシーにも、のんきな参院にも驚き(政界地獄耳、2022/12/10)

ページ移動

ユーティリティ

« 2023年01月 »

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

報道の自由度、2024年
2024/05/19 06:04
歯周病と大腸がん
2024/05/18 06:31
石見相聞歌
2024/05/17 05:49
キダ・タローさん死去
2024/05/16 09:47
浪速のモーツァルト
2024/05/15 06:02
昭和100年式典
2024/05/14 06:00
帰省、24年5月
2024/05/13 06:24
教員の成り手不足
2024/05/12 06:01
フジコ・ヘミングさん死去
2024/05/11 05:55
硫黄鳥島
2024/05/10 06:07

Feed