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2022年05月の記事は以下のとおりです。

古風な協奏曲

  • 2022/05/21 06:30
  • カテゴリー:音楽

レスピーギ作曲の「古風な協奏曲」を聴いた、留守録しておいたラジオ番組で。同じ演奏者で、ヴィターリ作曲「シャコンヌ」や、タルティーニ作曲「パストラーレ」もかかった。双方ともレスピーギ編。どの曲も聴くのは初めてだった。

Ottorino Respighi
Concerto all'antica (1908)
Violin - Ingolf Turban
Conductor - Marcello Viotti
English Chamber Orchestra
Recorded 1990

レスピーギにはいい曲がある、あらためてそう思った。この日、最後の曲は「リュートのための古風な舞曲とアリア」、比較的演奏機会の少ない第2組曲だった。ネヴィル・マリナー指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団の演奏。

# レスピーギ「古風な協奏曲」他▽クラシックカフェ(NHK-FM、5/12 14時)、Ottorino Respighi, Ingolf Turban, Marcello Viotti, English Chamber Orchestra – Works For Violin And Orchestra|Discogs

檻の中の女

  • 2022/05/20 06:21
  • カテゴリー:読み物

意識の中に過去と通じるトンネルがあるとしたら、それを開通させることは可能だろうか。意識の深いところに手がかりが埋もれていて、誰かに正しいボタンを押してもらうのを待っているのだろうか。

もしかしたら事件を解くヒントになるかもしれない。主人公カールは何かを感じて、部下のアサドに資料をかき集めるよう命じる。引用は、ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q-檻の中の女」吉田奈保子訳(早川書房、2011年)から(p157)。シリーズ第1弾。既に第8作まで出ている。次を借りて来よう。

ラース・ヘンリク・イェンスン、それはデンマーク人のカールには「なんて平凡な名前」と映る。一方、シリア人のアサドは「変な名前ですね。そんな名前の人はあまりいないでしょう」と言いながら捜査資料の中にあったある名を思い出す。

舞台となったデンマークには行ったことがある、マドリードへ向かう途中に。往路、コペンハーゲンからの乗り継ぎ便が翌朝だったため空港ビルのホテルに泊まった。夜、数キロ向こうの首都の街へ行ってみようかとも考えたけれど、そうするにはあまりにも疲れていた。結局、乗り換えで立ち寄っただけになった。

2009/10/11 11:40 NRT-CPH SK984 A340-300 OY-KBC
2009/10/12 09:15 CPH-MAD SK581 MD82 SE-DIR
2009/10/17 11:10 MAD-CPH JK27 A320-200 EC-HRP
2009/10/17 15:45 CPH-NRT SK983 A340-300 LN-RKF

文庫100冊(サイト内)。プットガルテン港(p65)、イケア(p387)、ノボ(p391)

ちむどんどん、第1-5週

この前の日曜日に、ようやく、朝ドラ「ちむどんどん」を見始めた。第1回から全部録画しているのだけれど、とりいぞぎ、土曜の週間ダイジェストだけを駆け足で観た。

主人公の兄役のこの人、何かに出ていたよね、と言うと、「ひよっこ」の警察官、と家人は即答した。いなくなったお父さんを見付けてくれようとした彼か。確かにそうだ。もっと強烈な印象の役があったような気がする。しばらく経ってから思い出した。「昭和元禄落語心中」の与太さん。竜星涼という俳優だ。

この日、併せて、クローズアップ現代「VR時空旅行→沖縄1972」(5/11)も観た。

迷路ちゅらさん総集編(いずれもサイト内)。ちむどんどん|Wikipedia、沖縄本土復帰50周年・つなぐ未来へ|NHK

炎の色

  • 2022/05/18 06:27
  • カテゴリー:読み物

劣勢に立たされたからこそ、逆に気持ちが落ち着いた。これでもう、退路は断たれたのだから。こちらがきっぱりとした態度で臨めば、うまく切り抜けるチャンスもそれだけ増すはずだ。

でたらめな技術を売り付けようと企むが一筋縄ではゆかない。なにせ相手はヘルマン・ゲーリング率いるドイツ航空省だ。引用は、ピエール・ルメートル著「炎の色」(ハヤカワ・ミステリ文庫、2018年)から(下巻p147)。

「天国でまた会おう」三部作の第二巻(上下)。時代は、1927年からナチスが政権を掌握する1933年にかけて。これと並行して読み進めている松本健一の「明治・大正・昭和」三部作(と勝手に呼んでいる)の方も、次は1920年代後半の昭和に入る。

ピエール・ルメートル松本健一(サイト内)。グランゼコール|Wikipedia、フランス大統領選が教えてくれた「選択肢はネオリベかポピュリズム」

ちゅらさん総集編

いつ(5つ)の世(4つ)までも一緒に

ミンサー織りの市松柄にはそういう意味があるのだとか。「ちゅらさん」総集編の第2回から。2001年度前半のNHK朝のドラマ。GWの三日間に全3回の総集編が放送された。それをNHKプラスで観た。

主人公(国仲涼子)が東京で間借りするアパートには個性的な人たちが住んでいる。その一人メルヘン小説家(菅野美穂)が主人公の物語を綴る。最近の朝ドラでも似たような筋書きがあった。そうそう、「ひよっこ」だ。こちらは漫画家が書く。調べてみると、両ドラマとも同じ方が脚本を担当。なるほど似るわけだ。Wikipediaには、アパートでの挿話についてこう記されている。『めぞん一刻』をオマージュしているという声がある、と。

ちゅらさん|Wikipedia、「ちゅらさん」総集編、GWに再放送!ヒロイン・国仲涼子の思い出のシーンは?

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