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2020年02月の記事は以下のとおりです。

新型肺炎、沖縄

県内の感染発覚は想定の範囲内だ。今回はたまたま表面化したが、沖縄など人やものの移動が多い地域は人知れずウイルスが持ち込まれる可能性が高い。

例のクルーズ船が那覇に寄港し、乗客2千数百人が上陸したと伝えられていたので、遅かれ早かれ、地元で感染者が出るとは思っていた。彼らの上陸日が2/1、それから二週間経った昨日2/14、感染者が出たと発表された。引用は、新型肺炎 感染内科医が教える向き合い方「沖縄県内での発覚は想定内」(沖縄タイムス、2/15 09:20)から。

ダイヤモンド・プリンセス乗客が下船した那覇での行動歴把握難航 国から情報提供なく

飛行機で眠るのは難しい

どんなに切羽詰まっていても飛行機の中では仕事をしない主義なんです。言ってみれば、ここは時間の迷路ですからね。書類やら資料やらそんな地上の現実になど惑わされず、出口に辿り着くまでじっと目を閉じる、眠りの世界に身体を浸す、それが大事だと思うんです。

飛行機の中でたまたま乗り合わせた隣席の男がそう話しかけて来る。そして、自身の不思議な体験を語るのだった。ラジオ文芸館で朗読された、小川洋子著「飛行機で眠るのは難しい」(NHKラジオ深夜便、2/10 1時台)から。

隣に座った見知らぬ人に話しかけられることは、しょっちゅうという程ではないけれど、ないことはない。たいがいは少し言葉を交わす程度。一度、意気投合してそのフライト中ずっと話していたことがあった。あれはインドネシアから戻る時のことだった。直行便が取れずグアムで乗り換えたその便の機中。ポリネシア系の女性に英語で話しかけられた。どんな話をしたかはすっかり忘れてしまった。旅先でへまをやらかして沈んでいたおれは、その人との会話に随分と慰められた、そのことはよく覚えている。

1995/12/31 07:10 GUM-KIX CO977

米中もし戦わば

  • 2020/02/12 22:40
  • カテゴリー:読み物

1600キロ離れた場所から発射したミサイルを、時速55キロで航行中の空母に命中させる(略)このような形のミサイル攻撃は、実際には非常に困難なので、それに成功した(と思われる)国はこれまで一つしかない。それは中国である。

これにはちょっと驚いた。中国と近隣諸国との力の均衡が保たれているのは、一つには米空母攻撃群の存在がある。引用文にある高性能ミサイルなら、それを無力化できるということだ。P・ナヴァロ著「米中もし戦わば-戦争の地政学」(文春文庫、19年)から(p61)。大国は覇権を求める、と歴史が教える。新興勢力の中国もそれを目指してせっせと軍備を増強する。足下の理由は主に三つ、1) 外国への恐怖心と国土防衛の追求、2) 通商路特にマラッカ海峡封鎖の懸念、3) 禁輸措置大国アメリカの存在。

この本の原題 "Crouching Tiger: What China's Militarism Means for the World" は、身構える虎-中国の軍国主義は世界に何をもたらすのか、そんな意味だろうか。邦題の「米中もし戦わば」からすると、米中が戦ったらどうなるか、という内容を想像しがちだが、そうではなく、中国の軍事力を適切に評価し、米中衝突をいかに避けるかに焦点が置かれている。

Chinese missile could shift Pacific power balance中国、南シナ海で米警戒 空母標的、ミサイル誇示、トム・クランシーら著「米中開戦」

ブティジェッジ氏

なかなかアナウンサー泣かせの難しい名前

高橋祐介解説員がそう言った、昨年11月の「マイあさここに注目」で初めてその人の名前を耳にした(NHKラジオ第一、19/11/13 7時台)。その時点では、バイデン、ウォーレン、サンダースら、上位のお三方から水をあけられている、とのことだったが、先日(2/3)のアイオワ党員集会でサンダース氏を僅差で抑え、なんと、首位に立った。11日は、第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票日。さあ、米民主党の候補者選びはどうなって行くだろうか。

10日の「伊集院光とらじおとニュース」(TBSラジオ、2/10 9時台)は、ブティジェッジ氏その名前に「ようやくアナウンサーの皆さんが口慣れて来た」と言っていた。

ピート・ブティジェッジ - Wikipedia

ディベルティメント K166

  • 2020/02/09 22:18
  • カテゴリー:音楽

今朝ラジオを点けるとモーツアルトのこの曲を演っていた。NHKの「音楽の泉」(ラジオ第一、2/9 8時台)。聴き始めたのは第一楽章の途中から。シャキッと攻め立てるような演奏はホリガーたちの録音だとすぐに判った。この曲の編成は、標準の管楽八重奏にコール・アングレ2本が加わっている。牧歌的なその音色が、本来は、ゆったりのどかな演奏にしっくり合うように思う。が、ホリガーらの演奏も決して悪くない。ファゴットにはトゥーネマンとアッツォリーニの師弟が参加している、89年の録音。

コール・アングレ、別名イングリッシュ・ホルン。昔よく聴いたLP、ミュンシュ指揮サン=サーンスの3番「オルガン」、の解説にその名が登場していて、まだ見ぬその楽器はどんなものだろうかと思ったもんだ。後年オケに入って、それがオーボエ族だと知った時には随分と驚いた覚えがある。不思議な形をしているし。

Klaus Thunemann (1937-)、Sergio Azzolini (1967-)、コール・アングレ(いずれも Wikipedia から)

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