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飛行機で眠るのは難しい

どんなに切羽詰まっていても飛行機の中では仕事をしない主義なんです。言ってみれば、ここは時間の迷路ですからね。書類やら資料やらそんな地上の現実になど惑わされず、出口に辿り着くまでじっと目を閉じる、眠りの世界に身体を浸す、それが大事だと思うんです。

飛行機の中でたまたま乗り合わせた隣席の男がそう話しかけて来る。そして、自身の不思議な体験を語るのだった。ラジオ文芸館で朗読された、小川洋子著「飛行機で眠るのは難しい」(NHKラジオ深夜便、2/10 1時台)から。

隣に座った見知らぬ人に話しかけられることは、しょっちゅうという程ではないけれど、ないことはない。たいがいは少し言葉を交わす程度。一度、意気投合してそのフライト中ずっと話していたことがあった。あれはインドネシアから戻る時のことだった。直行便が取れずグアムで乗り換えたその便の機中。ポリネシア系の女性に英語で話しかけられた。どんな話をしたかはすっかり忘れてしまった。旅先でへまをやらかして沈んでいたおれは、その人との会話に随分と慰められた、そのことはよく覚えている。

1995/12/31 07:10 GUM-KIX CO977

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