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2020年04月の記事は以下のとおりです。

コロナ禍の陰で、

ここしばらく報道は新型コロナウイルス感染症がらみで溢れかえっている。そんな中、目を引いた記事を並べておこう。ちょっと古いのもある。

  • コロナの陰で、安倍官邸「やり放題の官僚人事」その厚遇ぶりに呆れる
  • 河井前法相 本会議出席も説明せず 選挙違反事件で秘書が起訴
  • シェアオフィス「ウィーワーク」がソフトバンクグループを提訴
  • 京大霊長類研の教授ら4人 5億円余を不正支出 大学が報告書
  • 植松被告の死刑判決、確定へ 控訴を自ら取り下げ【やまゆり園事件】
  • 米大統領選 サンダース氏撤退 トランプ氏とバイデン氏の対決に
  • 去年の国際特許出願数 中国が初めて首位に
  • 難問「ABC予想」京大・望月教授が証明 専門家「歴史に残る成果」
  • 治療薬開発などに利用 スパコン「富岳」前倒しで運用開始
  • 「人工光合成」実用化へ本格実験 CO2原料に化学品 三菱ケミカル
  • 沖縄の大学院「東大超え」論文実績のなぜ-領域の垣根を崩す研究環境
  • マロン酸ジエチルを生産 ファビピラビル(アビガン)の原料 デンカ社
  • 「スーパームーン」観測できる見込み 月が地球に接近
  • 世界的な航空便の欠航で天気予報の精度低下も、世界気象機関
  • 竹富島の入島料 払う人は1割
  • トリチウム含む水 海洋放出した場合の広がりを予測、東京電力
  • 南海トラフ「特段の変化なし」検討会が見解まとめる
  • 強毒ヒアリが春に活発化-水際で防げるか、専門家ら挑む「決戦」
  • 別役実さん死去 不条理劇きりひらいた劇作家
  • C・W・ニコルさん死去 環境保護活動に尽力 79歳

裸足で逃げる

  • 2020/04/09 07:14
  • カテゴリー:読み物

それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。

上間陽子著「裸足で逃げる-沖縄の夜の街の少女たち」(太田出版、17年)の帯から。強く印象に残ったのは、障碍のある幼児を抱え、看護師になることを目指した鈴乃だった。タイトルは「カバンにドレスをつめこんで」。彼女は、「第三希望だった病院に決まり、第二希望だったオペ室に配属になった」(p129)。「どうしようもない」状態から抜け出し、堪えぬいて、本当に良いと思える道を見付け出した。

まえがきに、学術研究のファンドを得るという話が出て来る。急いで著者のプロフィールを見た。琉球大の教授だ。時々インタビューの場などに登場する打越正行という方も研究者のようだ。

ビブリオバトル、20年3月(サイト内)、打越正行の研究室

Re: 図書館の感染症対策

今日(4/8)から、再び、図書館の利用制限が始まる。沖縄県立は前回のように閉じてしまうのではなく、3Fのフロアで予約した本を受け取ることができる模様。那覇市立は前回と同様。よって今回は、県立市立とも、webなどで予約した本の受け取りは可(返却も可)。閲覧エリアへは立ち入ることができない。

  • 市立は臨時休館に(4/9)[期間:4/13-19]。5/11まで延長(4/15)
  • 県立も臨時休館(4/10)[期間:4/11-5/12]

2月、例のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が那覇に寄港。危惧された通り地元で感染が発生した。タクシー運転手ら3人が新型肺炎で入院。その直後から、街は自粛ムードに覆われ、それが奏功したのか新たな感染は確認されなかった。もうこれで収まったかと思いきや、3月も下旬になって、県外からの移入による第二波が到来。3/21スペインから帰国した10代女性(成田空港検疫でカウント)や、3/23の第4例以来、きのう(4/7)までに県内感染者34例を数えた。

図書館の感染症対策新型肺炎、沖縄(いずれもサイト内)、図書館利用制限:沖縄県立那覇市立。[追記]「沖縄への来県自粛を」玉城デニー知事が異例の要請 県民にも不要不急の外出自粛求める(4/8 11:34、速報)

迷走する政権、コロナ禍

マスクのことに関して、前文部次官の前川喜平さんきのう東京新聞に、現政権は、とにかくどういう感じだったら支持率に繋がるか、そういう計算ばっかりが先に行っていると・・・。めったに安倍総理と政権を批判しない産経抄が先週の金曜日に、首相のこの決断を諫めるブレインはいなかったのかと、産経抄がそこまで書いた・・・

大谷昭宏氏が新聞報道を紹介していた。昨日の「深読みジャパン」、政府の感染症対策に関するコメントの中で(文化放送、4/6 9時台、くにまるジャパン極)。今日にも緊急事態宣言が出るようだけれど、この政権下で大丈夫だろうか。

# 4/2 ラジオ深夜便(第1・3木曜)渡邊あゆみアンカー、4/4 FMシアター「エンディング・カット」文化庁芸術祭大賞受賞【出演】芦田愛菜ほか、4/6 ラジオ文芸館「雪の降る町、春に散る花」【語り】池田伸子、新潮現代文学17「山本周五郎」(79年)【解説】沢木耕太郎

知的ヒントの見つけ方

  • 2020/04/06 06:51
  • カテゴリー:読み物

どことなく映画を二度見している時のような感覚に何度も襲われてしまう。

還暦までとは違い、年を取って暦も二巡目になるとそんな風に感じるものなのだとか。立花隆著「知的ヒントの見つけ方」(文春新書、18年)から(p5)。月刊誌「文藝春秋」の巻頭随筆(14-17年)などから成っている。著者の博覧強記ぶりには驚かされる。

「戸塚洋二さんのこと」の項(p37)に、20インチ光電子増倍管ことが出ている。これを開発したのは、上場を果たす前の、浜松ホトニクス社だ。その会社のことは学生時代から知っていた。菅島の臨海実験所へ出かける度、皆さんが口にする社名をよく聞いていたのだ。特殊な顕微鏡や様々な光学機器を使っていた関係でその会社と行き来があったようだ。博士課程のIさんは、浜ホトと略して呼んでいた。生化学のみならず物理学にも造詣が深いそのIさんが、将来伸びる良い会社です、就職先にどうですかと、しきりにすすめてくれた。色々と熱く語ってくれたけれど、畑違いのおれはさっぱり興味が湧かない。記憶に残ったのは、飛騨の山奥で大プロジェクトが動いているということだけだった。それから何年か経ち、化学メーカーに勤めていたおれは、たまたま手にした科学誌で、カミオカンデに関する記事を読んだ。あ、これが飛騨の山奥のプロジェクトか、と遅ればせながら知ることになった。ノーベル賞級の研究に、浜ホトが多大な貢献をしたとある。こっちに就職しておけば良かったかなとその時ちらっと思ったものだ。実際にノーベル物理学賞を小柴氏が受賞するのは、さらに十数年後のことだった。

# 問うに落ちず語るに落ちる、怖(お)めず臆せず、恬淡、陥穽、20インチ光電子増倍管開発ストーリーウニハンドブック(サイト内)

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