お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2021年07月の記事は以下のとおりです。

刑罰

  • 2021/07/10 06:33
  • カテゴリー:読み物

新しい人生を歩みだせば楽になれると、私は思っていた。だが楽になど決してなれなかった。結局おなじなのだ。薬剤師であろうと、家具職人であろうと、作家であろうと。それぞれの決まりごとはすこし違うものだが、疎外感は残り続ける。そして孤独感やさまざまな思いも。

キャリアの切り替えなのか、区切りなのか、ここにもそれを考えている人がいる。フェルディナント・フォン・シーラッハ著「刑罰」酒寄進一訳(東京創元社、2019年)、それに所収の短篇「友人」の終わりの部分から(p213)。

シーラッハ八本目の槍オールドメディア上等(サイト内)

オールドメディア上等

間もなく60歳という節目を迎えますので、自分自身の仕事にも一つの区切りをつけようということでトークのコーナーは今日が最後とさせていただきます。

キャリアの区切り。大越健介の現場主義「オールドメディア上等」(NHKラジオ第1、6/30 7時台、三宅民夫のマイあさ!)から。いつもの木曜日ではなく、この日は水曜日。

この番組を降りるだけなのだろうと思っていたので今日の報道を見て驚いた。NHKを退職して民法の番組でメインキャスターを務めるのだとか。6/30(水)が退職日だったようだ。

大越健介さん、「報ステ」へ 10月からメインキャスター(7/9)。大越キャスター、最後のメッセージ「オールドメディア、上等!」|読むらじる。

八本目の槍

  • 2021/07/09 06:25
  • カテゴリー:読み物

こちらに来ないかと誘ったことがある。槍働きでの出世はここらが限界、新たな知識や技術を付けねば大名への道は開けない。

キャリアには、いつかどこかで切り替えが必要だ、と人は言う。引用は、今村翔吾著「八本目の槍」(新潮社、2019年)、第6章「六本槍 権平は笑っているか」から(p316)。

賤ヶ岳の七本槍|Wikipedia

Re8: 図書館の感染症対策

沖縄県の緊急事態が再延長になるのだとか。8/22まで。発出は5/23だったので、3か月ということになる。図書館から借りた本は、ゆっくり読んでは来たけれど、もはや残り少ない。また青空文庫のお世話になることも考えよう。

東京都にも緊急事態宣言が発令されると報道されている。五輪東京大会は敢行されるのだろうか。都民は納得するのだろうか。

Re7: 図書館の感染症対策(サイト内)。沖縄県の緊急事態宣言 来月22日まで再延長へ 政府方針(7/8 05:39)

2.26事件 (5)

  • 2021/07/07 06:36
  • カテゴリー:読み物

かれらの最大の挫折の原因は天皇の激怒にある。

松本清張著「昭和史発掘9」2.26事件Ⅴ(文春文庫、2005年、新装版)から(p369)

青年将校らの蹶起はなぜ失敗したのか。上部工作の不手際、宮城占拠の挫折、すべてを束ねるリーダーの不在、そして天皇の激怒。さらには国民の不支持もある。「海外への暴力(日清、日露、シベリア出兵、満州事変など)には馴らされていた国民も、国内の流血手段には神経質であった」(p373)

内心では助命を期待した赤穂浪士との類似性(p205)。神聖な本拠を農村出の兵隊に泥靴で占拠されたエリート幕僚部の屈辱感と憎悪(p226)。九割九分までの黒に一分の白をもって全体を白といいくるめる真崎公判(p307)。破滅戦争に向かう足音(p323)。解説加藤陽子(p385)

2.26事件加藤陽子(サイト内)

ページ移動

ユーティリティ

« 2021年07月 »

- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

Feed