お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2023年02月の記事は以下のとおりです。

あしたは最高のはじまり

何とかなるさ

オマール・シー扮するサミュエルは、そう言いながらも決して楽観的でも自棄でもない。沖縄の方言「なんくるないさ」に似ていると思った。

映画「あしたは最高のはじまり」(仏、2016年)から。原題"Demain Tout Commence"は英訳すると"Tomorrow Everything Begins"と出る(Google翻訳)。

この映画、Filmarksでの平均評価値は、5点満点の3.9。この数値を頼りに、ABEMAの本日無料に並んでいるのを観た。例えば、天使のくれた時間(3.9)や、キャロル(3.8)も同じように選んだ。4に近いと、ハズれはない。「みんなの意見は案外正しい」わけだ。

ある日の映画の欄には、これは7日後まで無料、そっちは4日後まで、と17本が並ぶ。アクション映画の方には20本。知らない作品ばかり。Filmarksの評価値(3.5以上)で機械的に篩にかけ、マイリストに入れておく。時間がある時に、無料期間が切れていないのを観る。今はそんな風にしている。

ABEMA(サイト内)。Google翻訳Filmarks、J.スロウィッキー著『「みんなの意見」は案外正しい』(2004年)、本日無料|ABEMA

FreeBSDコマンドブック

再チャレンジ、Arch Linux、その0

ユーザが各自でファイル.xinitrcを編集しX Window Systemの起動時に立ち上げる

このちょっとした記述が、初心者の胸に、天からの啓示のごとく響く。「FreeBSDコマンドブック ビギナーズ」(細川達己監修、ソフトバンクパブリッシング、2004年)、そのコラム「GNOMEのインストール」から(p213)。最寄り図書館ではLinux本は見当たらずこれを借りて来た。

なるほど、そういうことか。.xinitrcというファイルに、呼び出すデスクトップ環境を記述すればいいんだな。ウィンドウマネージャiceWMの場合でも事情は同じだろう。X Window上でiceWMを立ち上げるにはどう設定するのか、webで色々と見ていたけれど今一つ釈然としなかったのだ。

この本を読み、.xinitrcについて少し調べて、事前のお勉強はおおよそ完了。Arch Linuxインストールの準備は整った。先月サブ機(Lenovo G550)にインストールし直したantiXは問題なく動いている。隣のパーティションが空いたので、そこに、今一度、Arch Linuxを入れることを考えた。これをやると、初心者の域から脱して広大なLinux世界を垣間見ることができるような気がするので。

Archは、以前、デスクトップ環境にXfceを選び、GUI化までを経験した。その折の課題も踏まえて、この度、再チャレンジするに当たっては、調べておくことがいくつかあった。大きくは3点。ワイヤレス接続、GRUBでデュアルブート、そしてiceWMのことだった。

そして実際にインストール。首尾は上々、ほぼ思い通りに果たすことができた。サブ機を起動すると、GRUBのメニューにantiXとArchが並ぶ。Archを選び立ち上げるとiceWMの画面になる。家庭内LANには、もちろん無線で接続。その後、細かなチューニングを順次進めており、外見や使い勝手はantiXとほぼ同じようになりつつある。kernelやinitは随分異なる二つなのだが。

iso: antiX-22_x64-base.iso
kernel: 4.9.0-326-antix.1-amd64-smp
init: SysV 2.96
wm: iceWM 3.3.1

iso: archlinux-2023.01.01-x86_64.iso
kernel: 6.1.9-arch1-1
init: systemd 252.5-1-arch
wm: iceWM 3.3.1

Arch Linuxのインストール、その顛末について何回かに分けて載せようと思う。

Arch Linux、やはり手強い再インストール、antiX再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)

ドビュッシー「海」

  • 2023/02/06 06:15
  • カテゴリー:音楽

N響のドビュッシーを聴いた、NHKラジオの聴き逃しで。この指揮者が振るN響をラジオで何度か聴いたことがある。ハズれはないように思う。今回のドビュッシーも安心して聴いていられた。

ドビュッシー作曲
交響詩「海」
指揮)トゥガン・ソヒエフ
管弦楽)NHK交響楽団

とか言って、「海」は馴染みの曲というわけではない。偶々聞くぐらいのことで、スコアは見たことない、あれこれと聴き比べて水準がどの辺りにあるかも知らない。今回耳にしたこの機に、もう少し聴いてみてもいいかもしれないと思った。LP時代には、借り物のブーレーズ盤(New Phil、1966年)に甚く感激した。その傾向からすると、比較的新しいところでは、ロトなどが好みに合うような気がする。手兵レ・シエクルとの収録(2012年)のほかに、ロンドン響(2018年)のライブ盤もあるようだ。

ハルサイ聴きまくるドビュッシー最後の一年(いずれもサイト内)。ベストオブクラシック▽N響第1976回定期公演(NHK-FM、1/25 19時、サントリーホールから中継)、La mer (Debussy, Claude)|IMSLP、Tugan Sokhiev (1977-)、Pierre Boulez (1925-2016)、François-Xavier Roth (1971-)

「探る’23」

未来の地質学者は、この時代の地層から、おびただしい量のプラスチックや核実験の生成物であるプルトニウム、重金属などを見つけることになるだろう。コンクリートなど地球上の人工物が、総重量で生物を上回ったとの試算もある。

地質年代は「人新世」に入ったのではないかと言われる。横文字ではAnthropocene、人の世という意味のギリシャ語に由来するらしい。引用は、毎日新聞の社説「探る’23 人新世の地球 成長の方程式改める時だ」(1/6)から。

もはや限界の大量消費モデル、そこからの転換を図るためには、「短期的な利益や効率を優先する経済構造を変えなければならない」、GDP偏重を見直し「経済を評価する物差しを変える必要がある」と説く。

1月、同紙はこの社説と同じく「探る’23」を冠したシリーズで将来を展望した。元日に始めて30日までに合計11本。1月の同紙社説は、全部で49本だったので、2割以上をこのシリーズに費やしたことになる。

扱ったテーマは、民主主義の再生、米中と国際秩序、安全保障、大量消費モデルの限界、世界経済、日本経済、エネルギー政策、デジタル技術、格差の連鎖、地方議会の再建、そして30日は、外国人との共生。いずれの題材も、かなり地味。

茶の間に受けそうにないテーマに対して地道に意見する、それができるのは新聞、特に社説の強みだろう。そうするのが役割でもある。世相に媚びずに大切なことを見極め、これをどう考えるのだ、と問題を提起する。老舗のメディアとして、ぜひ、範を示し続けてもらいたいものだ。

さて、1/30週の六紙社説は、電力不正閲覧、広域連続強盗と闇バイト、中国ビザ再開、日産とルノー、ミャンマー政変2年、政府の財政試算、石垣市が尖閣調査、日NATO会談、児童手当の所得制限、米利上げ縮小、一票の不平等、マイナンバーの用途、富雄丸山古墳の副葬品などを話題にした。ぎりぎり荒井勝喜首相秘書官更迭も入った。

六紙社説、新年展望、23年(いずれもサイト内)。人新世|Wikipedia

日々読むブログ

時々立ち寄るブログが有料になるのだとか。来週移転して月額1200円に。熱心に読んでいるわけでもないので、たぶん購読はしないと思う。

改めてその著者のプロフィールを見た。1959年生まれと記されている。今年64歳だ。同世代なんだな。ほかに訪ねているブログの書き手たちはどうだろうか、ちょっと気になった。

日々訪ねているブログは、10サイトほどあるだろうか。そのジャンルは、音楽や、読書、政治、Linux、将棋など雑多。更新頻度は、毎日、週一、不定期。Amebaやココログなどの既製CMS、ご自身で設置したWordpress、html直打ち、など仕様も様々。20年来の付き合いもあれば、昨年読み始めたサイトもある。

書き手の世代もさぞ色々だろう、と思いきや、そうでもなさそうだ。年齢は、プロフィールなどで判ることもあるし、たまたま記事から知って記憶に残っている場合もある。ページをたどりお一人ずつ確かめた。最高齢の方は、今年81歳、同郷の大先輩。若い方は、50歳のライター。そのお二人を除くと、あとは、推測も含めて皆さん60歳台に集中している。

薄々気付いてはいたけれど、やはりそうか。折々に行き当たるブログの中から読み続けるようになるのには、それなりの理由がある。読む側のこちらと書き手の方が同世代というのも一つの要素なのだろう。

無期懲役囚、美達大和のブックレビュー|livedoor、|note

ページ移動

ユーティリティ

« 2023年02月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

SNS投稿で裁判官罷免
2024/05/09 05:59
国際秩序のこれから
2024/05/08 06:04
暖流
2024/05/07 05:51
小林稔侍▽私の人生手帖
2024/05/06 06:10
憲法施行77年
2024/05/05 05:48
Re3: たそがれ清兵衛
2024/05/04 06:18
終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57

Feed