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2021年11月の記事は以下のとおりです。

IHヒーターと非磁性鍋

都合が許す限り、早朝の散歩に出るようにしている。先日、その途中に、古道具屋の前を通る際、「もらって下さい」のワゴンに鍋があるのが目に留まった。取っ手も蓋もないので寸胴なボールと言った方が良いかもしれない。見るからにステンレス素材。IHヒーターで使おうと思ってもらって帰った。

自宅に戻って、磁石がつくかどうか確かめた。残念ながら、つかない。これはIHで使えないなと思いつつも、念のため、水を少し入れてIHヒーターに乗っけてみた。なんと、湯が沸かせる。調べてみると、非磁性のステンレス鋼というものがあるんだな。知らなかった。

クッキングヒーターで使える鍋と使えない鍋

ふくしま原発作業員日誌

  • 2021/11/04 08:07
  • カテゴリー:読み物

新聞をはじめとする現実のジャーナリズムの世界には「大文字」が盛んに飛び交っている。代表的なのは「社説」や「論説」、「解説」や「オピニオン」の類だろうか。もちろん地道な取材に基づいて書かれたそれもなくはないが、ついつい筆勢は「大文字」に流れがちになる。「こうあるべきだ」「われわれはこう考える」「政府の方針はこれこれだ」-。

「大文字」に対する「小文字」は、例えば、「市井の声」であり、「名もなき者たちの喜怒哀楽」である。片山夏子著「ふくしま原発作業員日誌」(朝日新聞出版、2020年)に解説として付された、青木理著、「小文字」を集めたルポルタージュ(p452)から。本書の副題は「イチエフの真実、9年間の記録」。イチエフは、福島第一原発のこと。

原発事故の後始末、その作業環境は並み大抵ではないだろうと想像していたけれど、ここまでヒドいとは思っても見なかった。もっと広く知らしめられても良いように思う。

メルトダウン福島原発で何が起こったか(いずれもサイト内)

リベラルの顔

顔ですからね、立憲(民主党)の顔、リベラルの顔といいますかね。その、顔の議員がいなくなるのは、あの気さくな人が、庶民の声がなくなるのは、痛い感じがします。

辻元清美元議員の落選について、前嶋和弘氏(上智大教授)がそうコメントしていた。昨日の「伊集院光とらじおとニュースと」(TBS、11/2 9時台)にて。

副代表が落ち、代表も危うかった、野党第一党は、何を読み間違えたのか。他の野党、特に国民民主党との関係か、票田の連合との距離感か。それより何より、有権者の気持ちを感じ取ることができなかったのではないか。皆は、感染症の騒ぎに疲れ、政治に求めたことは、とりあえず、元(コロナ前)の社会や生活に「戻る」ということだったんだろう。決して、がらっと「変わる」ではなかった。そんな風に思う。

立憲・辻元氏 維新に敗れ「また一から出直す」 比例復活ならず沈痛(11/1)、立憲・枝野幸男代表ようやく当確 自民牧原氏と大接戦 埼玉5区(11/1)

古いパソコンを入手

Linuxを試してみる、その1

古いパソコンを一台手に入れた。持ち主いわく、壊れて動かない、たぶん電源がおかしいと思う、それでも良ければどうぞ。もらって来て、見てみると、確かに通電しない。AC/DC電源アダプタのケーブルが断線しているようだった。その部位を特定して被覆を切り開きハンダ付け。簡単に直った。充電しつつ起動。Windows7が立ち上がって来た。キーボードや画面は傷んでおらず状態はとても良い。本体裏に、2010年7月製造とある。

Lenovo G550 2958FBJ
CPU、Celeron Dual-Core T3300 2GHz
メモリー、2GB
ストレージ、HDD 160GB
ディスプレイ、1366×768

手頃なスペックだ。XPか7あたりが動いていたパソコンがあれば、Linuxを入れて遊んでみようと思っていた。あわよくば、自宅のメインをLinuxマシンに置き換えてしまう、もし、普段Win10上でやっている作業が同じように出来るのであれば。そんなことも考えている。

Macintoshに、MkLinuxをインストールして少し触ってみたことがあった。あれから20年以上経つ。今はどんなことになっているのだろうか。その世界をちょっと覗いてみることにしよう。つづく

MkLinux|Wikipedia

人を殺すとはどういうことか

  • 2021/11/01 06:24
  • カテゴリー:読み物

「反省って、事件のでしょう?」「そうだなあ、やっぱ指紋を残しちゃまずいですよね。あとは、共犯に口の軽いのはダメですね。今回は勉強になりました」

受刑者は、こういう人が大半で、悔いたり反省したりなんか、あまり、していない。引用は、美達大和著「人を殺すとはどういうことか-長期LB級刑務所・殺人犯の告白」(新潮社、2009年)から(p78)。L 執行刑期10年以上、B 犯罪傾向の進んでいる者(再犯、累犯、反社会的勢力)。

2件の殺人を犯し無期懲役で服役中の著者が、同囚の殺人犯らに、何を考え、どんな気持ちを抱いて服役しているかを訊ねる。ちょっと親しくなった何人かが心を開き本音を見せる。それが語られる第三、四章「殺人犯の肖像」が興味深い。

文庫100冊(サイト内)。無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

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