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文庫100冊

  • 2021/08/07 06:28
  • カテゴリー:読み物

どんなに理不尽でも、ひとたび死地に入ったかれらはどう戦い、どう死に、どう生きたのか。わたしはかれらに敬意を払う。戦記物を読むのは、「死」ということが、年老いたわたしの人生の先行きにぼんやりと見えてきたことと無関係ではないような気もする。やがて来るわたし自身の死を、かれらの死によって相対化したがっているような気がする。

勢古浩爾著「定年後に読みたい文庫100冊」(草思社文庫、2015年)から(p185)。著者の本を読むのは初めての事。KechiKechi Classicsで著者の名を知り読んでみる気になった。

文庫本百冊、作家百人が紹介されている。馴染みのある作家を数えてみると、31人にも上った。この手のガイドと自分の好みが3割もの高率で重なることは珍しい。ここまで一致すると、他の知らない7割も期待が持てる。もしかすると鉱脈を掘り当てたかもしれない。

# 銀バエ(p56)、俺は俺は(p100)、必読書などない(p413)、村上春樹というブランド名(p430)、千日回峰行(p518)。音楽日誌|KechiKechi Classics

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