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キーワード「池井戸潤」の検索結果は以下のとおりです。

ロスジェネの逆襲

  • 2020/01/04 06:57
  • カテゴリー:読み物

(世の中)いつもフェアなわけじゃないかも知れない。そこにフェアを求めるのは間違っているかも知れない。だけど、たまには努力が報われる。だから、あきらめちゃいけない

池井戸潤著「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社、12年)から(p359)。半沢直樹第3巻のこの本を読んだこの日(1/3)、折も折、半沢直樹Ⅱエピソードゼロが番組表にあった。4月から始まる続編の前日譚なのだとか。新シリーズの語りに再び山根基世アナウンサーご登場だろうか。

# 仕事の質は人生の質に直結(p316)、若い頃であれば泉のごとく溢れ出したアイデア(p252)、自分を必要とされる場所で活躍(p251)、ひとつの業態で5年10年生き残る難しさ(p177)、目に見える人間との戦い(p159)。半沢直樹Ⅱエピソードゼロ狙われた半沢直樹のパスワード|TBS

オレたち花のバブル組

  • 2019/12/24 06:44
  • カテゴリー:読み物

由々しき事態が発覚したので、それが公になる前にメーンバンクである御行のお耳に入れておきたい

相手が銀行の場合、御社の代わりに御行と言う。あれはいつのことだったろうか、随分昔のある日、経理部門の同僚が電話しているところに出くわした。オンコーがどうのこうのと電話口で言っている。初めて聞く表現だ。電話を終えた同僚にその言葉の意味を教えてもらった。ちなみに社員は行員という、工場の作業員(=工員)みたいだろ、と彼は付け加えた。にいと笑う彼の顔が忘れられない。引用は、池井戸潤著「オレたち花のバブル組」(文春文庫、10年)から(p8)。由々しき事態で物語の幕が開く。半沢直樹シリーズその2。

# 合併企業の悲哀(p35)、PMI、「戦略は細部に宿る」

オレたちバブル入行組

  • 2019/12/18 06:28
  • カテゴリー:読み物

会社というのは結局人の集まりなので、社員の様子を見れば、その会社がどんな会社なのか、おおよその想像がつく。

第一章でそんな話が出ている。お金を借りる側の中小企業のことを言っているのだけれど、貸す側の銀行とて、会社である以上、例外ではない。読み進むにつれ、行員たちの悪辣さ非情さの様子から、銀行の正体が透けて見えるかのようだ。フィクションとは思わせない本物っぽさが漂っている。引用は、池井戸潤著「オレたちバブル入行組」(文春文庫、07年)から(p30)。半沢直樹シリーズ既刊の4巻まで図書館で借りて来た。

シャイロックの子供たち

  • 2019/11/12 05:57
  • カテゴリー:読み物

結局のところ仕事というのは、人と人とのつながりだ。どんな仕事であれ、またどんな肩書であれ、期待されているということがなにより大切だ。

池井戸潤著「シャイロックの子供たち」(文春文庫、08年)から(p183)。

よくできたサスペンスだ。組織への復讐を誓った男は、転勤する先々の支店で、その機会を窺っていた。座して待っていたわけではない。将来を見越して、いくつか、仕込みをしておいた。その仕込みの一つがどうやら使えそうだ。かつて1千万円の黒い金をつかませておいたやつが、男と同じ支店に転勤して来たのだ。そろそろ兄の会社も危ない。潮時だ。男は、架空融資のシナリオを発動させることにした。ただし一点、気になっていることがあった。妻には高額の慰謝料を請求させたものの籍はそのままにした。それで良かったのかどうか十分に判断つかないまま見切り発車となった・・・。背景はそんなところじゃないだろうか。

# キンセラ著「野球引込線」(p181)、「いつか利用価値が出てくるかも知れない」(p249)。スリーパー(浸透工作員、残置諜者、根草、草)

新着本コーナー、19年10月

最寄り図書館で予約した本を借り受ける際、新着本コーナーを覗くようにしている。面白そうなのがあれば、そこからも借りることがある。月に2、3冊だろうか。先月は数えてみると7冊も借りている。一か月では多い方だろう。

新着ではあるのだろうけれど、このコーナーで先月今月の新刊にはお目にかかったことがない。早くて刊行後半年、たいがいはそれ以上経っている。試しに10月に借りた7冊の刊行月を並べてみた。今年1月が1冊、去年11月が5冊。そして、もう1冊、「七つの会議」の文庫本は、なんと、3年半前の16年2月だ。別に苦情を言いたいわけじゃない。目新しいものと出会えるのであれば、おれにとっては、新着本が半年前の刊行でも、3年前でも一向にかまわない。

  • ロバート・ウェブスター著「インフルエンザ・ハンター」(19年1月)
  • 沢木耕太郎著「作家との遭遇-全作家論」(18年11月)
  • 時実象一著「研究者のコピペと捏造」(18年11月)
  • 日野行介著「除染と国家-21世紀最悪の公共事業」(18年11月)
  • グロービス著「見るだけでわかる!ビジネス書図鑑」(18年11月)
  • 今野真二著「ことばでたどる日本の歴史-幕末・明治・大正篇」(18年11月)
  • 池井戸潤著「七つの会議」(16年2月)

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