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キーワード「炭素」の検索結果は以下のとおりです。

訃報、内橋克人氏

経済評論家の内橋克人氏が亡くなられた。「軸はぶれなかった」「見事な人生だった」(神戸新聞のweb記事から、9/3)。わが国の論壇は大切な人を失ったと思う。ラジオで声を聞いたのは、先月1日の番組が最後だった。

内橋克人(サイト内)。経済評論家・内橋克人氏死去 市場原理主義に警鐘鳴らし|神戸新聞、経済評論家 内橋克人さん死去 日本社会の経済格差を批判|NHK。「脱炭素社会 日本の針路を考える」内橋克人▽にちよう特集マイボイス(NHKラジオ第1、8/1 7時台)

Re: 余剰食糧の交換

  • 2021/06/12 06:40
  • カテゴリー:未分類

きのう(6/11)、交換によって経済が生まれ専門化が始まったという説を引用した。この交換に関連して、かつて以下のようなことを書いた。メール「三大発明」(2013/12/6)からの抜粋。

「夢の中で三大発明のことを考えていた。19世紀や、20世紀の三大発明は、何だろうか。その前に人類史上の三大発明を、今一度、確認しておく必要があるな。学校で、習ったはずだ。と思い出すところから、夢は始まった。確か、栽培と、教育、そして、交換だったかな。交換は、間違いないだろう。あのウォルター・ブロックも、交換は、車輪や火の発明より優れた大発明、と書いていた。あれ、その比較には、車輪や火が出ているんだな。ということは、栽培と教育は怪しいゾ。

というところで、目が覚めて、さっそくGoogleさんに尋ねた。人類史上の三大発明は、火薬、印刷、羅針盤、が定説になっているようだ。学校でもそう習ったように思う。三つ各々が、エネルギー、情報、移動というジャンルにあると認識すれば、さしあたり、20世紀の三大発明となると、原子力、集積回路、航空機と言ったところか。

その点、夢に出てきた、ブロックが言う火、交換、車輪も、エネルギー、情報、移動とジャンル分けできなくもない。しかし、これらは、発明よりは、どちらかと言うと発見なんだろうな。たまたま見付けられたのであって、実験の結果、獲得された科学的な成果ではなさそうだ。

さて、21世紀の三大発明はどうなるだろうか。エネルギー、情報、移動で考えるならば、例えば、動物による炭素固定、テレパシー、どこでもドア、とか。そうだったら面白い」

余剰食糧の交換(サイト内)。ウォルター・ブロック著「不道徳な経済学~擁護できないものを擁護する」橘玲訳(講談社+α文庫、2011年)。「世紀の夢、三菱ケミカルホールディングス社長小林喜光氏(あすへの話題)」(日本経済新聞夕刊、2014/1/20)。ウミウシ光合成、解明進む 藻類葉緑体利用、ゲノム解読で―基礎生物学研究所など(6/1)

「脱炭素元年」

タイトルに脱炭素を含む社説は、去年もいくつか目に付いた。今年に入って昨日(2/1)までに、六紙は一本ずつ書いた。中身を見てみよう。

  • 脱炭素を飛躍のチャンスにしよう(日経、1/4)
  • 「地層処分元年」 原発を持続可能に 脱炭素社会構築に至る道だ(産経、1/12)
  • 私たちの星を守りたい 「脱炭素」を考える(東京、1/18)
  • 政府の脱炭素化戦略 大変革に見合う対策必要(毎日、1/21)
  • 企業の脱炭素 技術革新の後押しを投融資で(読売、1/31)
  • 「脱炭素元年」の世界 危機克服へ変革を急がねば(朝日、2/1)

想像力が試される。すぐに着手すべきは、「石炭火力発電からの撤退、CO2排出に課金するカーボンプライシング(炭素税や排出量取引)の導入、再生可能エネルギーの大幅な拡大など」(朝日)。「化学やエンジニアリングの力を生かし、水素や燃料アンモニアなど今後有望視される分野で先頭に立つべき」(日経)。技術革新に投融資を呼び込むには、ESGへの取り組みなど「積極的に情報を開示することが大切」(読売)。「ガソリン車中心の自動車産業にとって厳しい構造転換となる。下請け企業を含めた雇用対策も重要」(毎日)。

原発については3紙がコメントしている。政府が策定した、脱炭素化と経済成長の両立を目指す成長戦略では、可能な限り原発への依存を減らしつつ最大限それを活用する、と「矛盾に満ちた記述」となっている。「安全対策で発電コストも高まった原発への回帰は現実的ではない」(毎日)。「過酷事故のリスクをはらみ、再生エネ電力の値下がりで経済合理性を失った」原発に依存せずとも、「総発電量の約九割を再エネで賄う」試算はある(東京)。いやいや、CO2排出実質ゼロの達成には、風力など再エネとともに「大出力の安定電源である原子力発電の活用が欠かせない」。そのためには、放射性廃棄物の地層処分など「原子力のバックエンド事業」を整える必要がある(産経)。

脱炭素(サイト内検索)。国家ビジョンなきガソリン車禁止目標(2020/12/22、政界地獄耳)

年末のラジオ番組2020

  • 12/25 17:05~、NHK第1、ニュースで読み解く2020▽御厨貴、田中均、吉崎達彦、水無田気流、吉見俊哉、野村正育
  • 12/28 22:05~、NHK第1、NHKジャーナルSP「脱炭素戦争」▽高村ゆかり
  • 12/29 9時台、TBS、伊集院光とらじおとニュースと▽高橋和夫
  • 12/29 19:00~、文化放送、戦後75年企画シリーズ~封印された真実[三夜連続]『ホロコースト零地点~私は生き延びた』『あなたの故郷はどこですか?』『3万6000人の捕虜』
  • 12/30 0:05~、NHK第1、ラジオ深夜便・年末特集企画「ことばが映す2020“いつもと違う年”」▽一柳みどり
  • 12/30 7:20~、NHK-FM、「筒美京平」プレイリストにっぽんの歌こころの歌[番外編]FM増量版
  • 12/31 2:03~、NHK第1、ラジオ深夜便「2020ポピュラー・ミュージック~惜別のアーティスト」▽二宮正博
  • 12/31 19:30~、NHK第2、朗読特集「あと千回の晩飯」[全4回]▽【作】山田風太郎【朗読】中原丈雄
  • 12/31 23:00~、TOKYO FM、村上Radio年越しスペシャル~牛坂21

# 【連続テレビ小説】おちょやん よいお年を!(NHK総合、12/28 8:00~)。長期シリーズ「7年ごとの記録」(NHK総合、12/29 16:45~)、今回は「35歳」

税制改正と格差是正

税制の根本原則は公平性にある。政府・与党は公平な徴税環境を整え、無駄なく予算を配分する責任を持つ。ただ同時に税制を利用して苦境に直面した人々や企業を支援したり、産業育成につなげる工夫を行う義務も担っている。今回の大綱は小幅な改正でお茶を濁した感が強く新たなアイデアが不足している。

東京新聞の社説「与党税制大綱 力強さ欠く小幅改正だ」(12/11)から。果たして国家による再分配は上手く機能しているのだろうか。左も右もそれを懸念しているようだ。3紙の社説タイトルに格差是正の言葉が使われている。

  • 税制改正と暮らし 格差是正の議論が足りぬ(毎日、12/3)
  • 税制改正大綱 格差の是正を忘れるな(朝日、12/11)
  • 与党税制大綱 力強さ欠く小幅改正だ(東京、12/11)
  • 税制改正大綱 企業を積極投資に転換させよ(読売、12/11)
  • 税制改正大綱 格差是正の議論を始めよ(産経、12/11)
  • 脱炭素やデジタル化を税制でも支えよ(日経、12/12)

六紙の社説が同じ題材で出揃う。今朝(12/12)それが3件あった。もう一つは、高齢者の医療費負担増。日経は11月にも書いている。その折のタイトルは「75歳以上は窓口負担原則2割を明記せよ」(11/1)。年寄りからもっと絞り取れと。

  • 75歳以上の窓口2割負担、範囲を極力広く(日経、12/1)
  • 高齢者の医療費 負担議論は避けられぬ(東京、12/3)
  • 75歳以上の医療費 「選挙にらみ」が目に余る(毎日、12/10)
  • 高齢者の医療負担 引き上げの着実な実施を(産経、12/11)
  • 75歳医療費 本格的な改革の一歩に(朝日、12/12)
  • 高齢者医療負担 持続可能な制度への第一歩だ(読売、12/12)

それと、はやぶさ2。この題材で6つ揃うのは意外な感じがする。

  • はやぶさ2帰還 強みを生かし、着実に(朝日、12/7)
  • はやぶさ2帰還 世界に誇る探査技術を磨け(読売、12/7)
  • はやぶさ2 「挑戦」の大切さを学ぼう(産経、12/8)
  • 応用範囲広いはやぶさの技術(日経、12/8)
  • はやぶさ2帰還 天体衝突から地球守れ(東京、12/9)
  • はやぶさ2の帰還 人材育てる挑戦続けたい(毎日、12/12)

日本人というリスク(サイト内)

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