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2020年02月の記事は以下のとおりです。

前略おふくろ様

人間は機械じゃないのだから、元々、矛盾するのが自然のように思う。多くの人が矛盾せずに一貫性を持って生きているのはそうなるように努力しているからだ。ただそれが過ぎると、自分を狭く限定してしまいかねない。

頭木弘樹氏が、テレビドラマ「前略おふくろ様」を採り上げて、そのようなことを言っていた。絶望名言ミニ「倉本聰」の巻(NHKラジオ深夜便、2/13 0時台)にて。桃井かおり扮する海ちゃんが、「今年は、海、矛盾したいんだよねぇ」と利夫(川谷拓三)に言い放つ。

兄がそのドラマのファンだったので、おれも一緒に見ていた、兄ほどには熱心ではなかったけれど。桃井かおり出演では、同じ時期にやっていたドラマ「男たちの旅路」、こっちの方は熱心に観た。あの頃は欠かさず観たいと思うドラマがあった。

前略おふくろ様男たちの旅路(いずれもリンク先は Wikipedia)

同日同刻

  • 2020/02/16 08:37
  • カテゴリー:読み物

おそらく日本にとって真に「一番長い日」は、昭和二十年八月九日であったろう。

山田風太郎著「同日同刻-太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日」(ちくま文庫、06年)から(p186)。最寄り図書館の棚にあるのが目に留まりざっと読んだ。そのうちまたじっくり読んでみようと思う。元の単行本は、立風書房から79年刊。

# 半藤一利著「日本のいちばん長い日-運命の八月十五日」(65年)、"The Longest Day. 6 June 1944 D-Day": Cornelius Ryan (1959)

イノベーションのジレンマ

  • 2020/02/16 07:31
  • カテゴリー:読み物

第二に、この製品の最終的な市場と用途はだれにもわからないため、特徴、機能、スタイルを短期間に低コストで変更できる製品プラットフォームを設計する必要がある。

選択肢を豊富に用意しておく、新規事業開発における基本だ。C・クリステンセン著「イノベーションのジレンマ-技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」(翔泳社、01年、増補改訂版)から(p284)。本書は、新興のイノベーターたちにも親しまれているようだけれど、元々は、イノベーションを起こせないでいる老舗や大企業向けのガイドとして書かれていることをあらためて知った。「存在しない市場は分析できない」(p301)、そう頑なに思っている頭の固い人たち向けだ。

第十章は、電気自動車(EV)の事例研究。果たして、この技術領域は、破壊的なイノベーションや大幅なアーキテクチャ変更を巻き起こすのだろうか。もしかすると、もうだいぶ進んでいると見るべきなのだろうか。

クリステンセン氏死去(サイト内)

日本人は勤勉か

  • 2020/02/15 21:35
  • カテゴリー:読み物

農業生産力を高めるために、それまで家畜が担っていた労働を人間が行うようになったことで勤勉の精神が育まれた

日本人が勤勉になったのは、江戸時代後期に起きた「勤勉革命」が契機になったという説がある。歴史人口学者である速水融氏が唱えた。生産性向上が生活水準の向上をもたらし勤勉に働くことへの動機付けとなった。大倉幸宏著「100年前から見た21世紀の日本-大正人からのメッセージ」(新評論、19年)から(p28)。

100年前との類似性(サイト内)、速水融 - Wikipedia

夏日続く、20年2月

那覇では夏日が三日続いた。12日から今日までの最高気温、24.6、26.0、26.6、26.7度。明日16日も26度の予報が出ている。が、お昼ごろにピークを過ぎると、急激に冷え込んでいくのだとか。月火はだいぶ寒くなる見込み。

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