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キーワード「池井戸潤」の検索結果は以下のとおりです。

新着本コーナー、19年10月

最寄り図書館で予約した本を借り受ける際、新着本コーナーを覗くようにしている。面白そうなのがあれば、そこからも借りることがある。月に2、3冊だろうか。先月は数えてみると7冊も借りている。一か月では多い方だろう。

新着ではあるのだろうけれど、このコーナーで先月今月の新刊にはお目にかかったことがない。早くて刊行後半年、たいがいはそれ以上経っている。試しに10月に借りた7冊の刊行月を並べてみた。今年1月が1冊、去年11月が5冊。そして、もう1冊、「七つの会議」の文庫本は、なんと、3年半前の16年2月だ。別に苦情を言いたいわけじゃない。目新しいものと出会えるのであれば、おれにとっては、新着本が半年前の刊行でも、3年前でも一向にかまわない。

  • ロバート・ウェブスター著「インフルエンザ・ハンター」(19年1月)
  • 沢木耕太郎著「作家との遭遇-全作家論」(18年11月)
  • 時実象一著「研究者のコピペと捏造」(18年11月)
  • 日野行介著「除染と国家-21世紀最悪の公共事業」(18年11月)
  • グロービス著「見るだけでわかる!ビジネス書図鑑」(18年11月)
  • 今野真二著「ことばでたどる日本の歴史-幕末・明治・大正篇」(18年11月)
  • 池井戸潤著「七つの会議」(16年2月)

ようこそ、わが家へ

  • 2019/11/07 06:26
  • カテゴリー:読み物

銀行員というのは数字を見ているようでいて、結局は人を見る商売なのだ。(略)対峙する相手の感情の揺れひとつが、数字以上に重要な判断要因になることも少なくなかった。

相手の顔に浮かぶ一瞬の狼狽を目にする。何かあると確信する瞬間だ。考えるに、人を見るのは、銀行員に限ったことではなく、またビジネスの場面に限ったことでもない。日々ごく普通に誰でも行っている。表情や声の変化ばかりか、ちょっとした仕種にも、何らかの情報が含まれているものだ。引用は、池井戸潤著「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫、13年)から(p88)。「七つの会議」が面白かったので、web の評判を見て、同著者のこれを借りて来た。

タイトルはどういう意味か、それは明示されていない。何に対してようこそと言っているのか。名も無いストーカーに対してか、傷ついたネコに対してか、主人公やその家族の身に起こった厄災すべてに対してか、それとも、それらが解消したあとにやって来る何か、例えば気付きや安堵、に対してだろうか。

七つの会議(サイト内)

七つの会議

  • 2019/10/21 20:59
  • カテゴリー:読み物

会社にとって必要な人間なんかいません。辞めれば、代わりに務める誰かが出てくる。組織ってそういうもんじゃないですか

池井戸潤著「七つの会議」(集英社文庫、16年)から(p40)。最寄り図書館の新着本コーナーにあるのが目に留まったので借りて来た。著者は、半沢直樹シリーズを書いた作家との認識はあったが、作品を読むのはこの「七つの会議」が初めて。なかなか面白い。他にも何か読んでみようと思う。

# 二時間ほどの会議だったが、肝心なことは五分で決まる(p255)

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