今日はどんな日、7/5
- 2022/07/06 06:23
- カテゴリー:時の話題
記事に、この日が誕生日の女優の写真が掲載されている。背景に映っている企業のロゴが目に留まった。日本の化学メーカーだ。webで調べてみた。ヨーグルト販促キャンペーンの際の写真のようだ。この会社、乳製品を、それも一般消費者向けに売っていたりするんだな。
# 自民党総裁選で田中角栄氏が福田赳夫氏を破り首相に/今日は?(7/5)、ベルギーヨーグルト ピュアナチュール|カネカ
Welcome and thanks for visiting!
2022年07月の記事は以下のとおりです。
記事に、この日が誕生日の女優の写真が掲載されている。背景に映っている企業のロゴが目に留まった。日本の化学メーカーだ。webで調べてみた。ヨーグルト販促キャンペーンの際の写真のようだ。この会社、乳製品を、それも一般消費者向けに売っていたりするんだな。
# 自民党総裁選で田中角栄氏が福田赳夫氏を破り首相に/今日は?(7/5)、ベルギーヨーグルト ピュアナチュール|カネカ
人が何をきいたかよりも、何をきかなかったかということのほうが、おかしな点に気づかせてくれることが多い。
その人物は、なぜ刑事がわざわざやって来たのか尋ねなかったのだ。ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q-Pからのメッセージ」吉田薫・福原美穂子訳(早川書房、2012年)から(p184)。全576ページ2段組。
主人公の警部補カールは、こんなことも言う、「人の秘密を究明しようと思ったら、なんとなく異質な物、枠にはまらない物を探すことだ」(p317)。
これはシリーズ第3作。次も借りて来よう。
# 特捜部Q(サイト内)。ハルダンゲル・フィドル(p211)。クリスティー著「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
変奏曲の一種であるパッサカリアとフーガが密接に結び付き壮麗な音楽世界を作った。この傑作に後世の音楽家たちも刺激を受け編曲版がいくつも書かれた。
先週の金曜日(7/1)、N響定期の番組でそんな紹介があった。元はオルガン曲の「パッサカリアとフーガ ハ短調」。実際この編曲版を耳にする機会は少なくない。この一年ほどで以下の4つを新たに聴いた。
オケなど大編成のバージョンは、レスピーギ編が素晴らしいので、他は物足りない。
N響第1961回定期公演Bプログラム
バッハ作曲(鈴木優人編)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
指揮:鈴木優人
収録、2022年6月22日サントリーホール
(NHK-FM、ベストオブクラシック、7/1 19:30-)
Passacaglia C minor BWV 582, transcribed by Evgeni Koroliov
Duo Koroliov: Evgeni Koroliov and Ljupka Hadzigeorgieva
Instrument: Steinway D-274
Recorded: Christuskirche Berlin-Dahlem, Germany. November 2010
[TACET 192]
「パッサカリアとフーガ ハ短調」
バッハ作曲、森田一浩編曲
(吹奏楽)伊奈学園総合高等学校吹奏楽部
(指揮)宇畑知樹
2018年録音
[ブレーン OSBR-35017]
(NHK-FM、吹奏楽のひびき、21/9/26 7:20-)
Bach Transcriptions
Conductor, Transcription By - Leopold Stokowski
Orchestra - The Czech Philharmonic Orchestra
Recorded live in The House of Artists, Prague. September 1972
[Decca PFS4278]
# バッハのパッサカリア、古風な協奏曲(いずれもサイト内)
地方紙沖縄タイムスのサンプルが郵便受けに投げ込まれていた。その日付けの社説は、参院選の争点として浮上している安全保障政策を話題にし、「力だけでは、平和は守れない。各党には、選挙戦を通じて外交を重視する総合的戦略を示」せ、と求めている。
在京六紙の社説は、この争点に関し、各党にどんな注文をしているだろうか。見てみよう。
ウクライナ危機に「乗じるかのように、一気に軍事力の増強に走るのが、真に平和と安定につながるのか。外交を含めた総合的な戦略を構築することこそ、政治が果たすべき役割である」。「力のみに頼らない、説得力のある対案を示せるかが問われる」(朝6/24)
「求められるのは、東アジアでウクライナのような事態が起きることを防ぐ手立て」。特に中国とは「首脳レベルの対話に力を入れるべきだ。米中対立のはざまで、日本の安全をいかにして守るのか。そのためにどのような外交と防衛力が必要なのか。参院選では、冷静かつ現実的な論戦が求められる」(毎6/27)
「戦争は外交の失敗にほかならない」。「外交安保政策の基本は、戦争を始めない、始めさせないことだ。防衛力増強に偏った姿勢はこの基本に背くことにならないか。参院選でも問われなければなるまい」(東6/27)
「各党の訴えは、外交への言及が総じて物足りない。敵対的な他国の行動への抑止は、防衛力だけではなし遂げられず、対話の積み上げや国際協調が欠かせない」(経6/24)
「中国や北朝鮮などが開発している極超音速ミサイルは、今の日本のミサイル防衛システムでは迎撃できない可能性が高い。脅威の増大を踏まえ、安保政策を現実的に議論すべき」。防衛予算について「財源の議論も不可欠」(読6/22)
日本の防衛費GDP比1%では「平和が破れかねない情勢を正直に説明し、有権者の理解を一層広げなくてはならない。中朝露の新型ミサイルを迎撃しきれなくなったため、反撃能力保有が急務になった点も同様である。日本と世界の安定的な秩序を守るための分かりやすい論戦を求めたい」(産6/22)
日米同盟はアンタッチャブルなのか。その是非について議論せよとはどこも書かない。
さて、6/27週の六紙社説は、そのほかに、日興の不正調査報告や、米の中絶判決、能登の群発地震、生活保護判決、梅雨明け猛暑と節電、香港返還から25年、G7サミット、NATO体制強化、日韓首脳外交などを題材とした。
# 六紙社説、なぜ日本に米軍基地が、次期総裁と米国の都合(サイト内)。[2022参院選 安全保障]外交重視の議論もっと(沖6/29)
打ち合わせ用の未編修フィルム(ラッシュ)のあるシーンに、この曲が入っていた。要するにこの〈古城〉を参考に作曲するように、ということだ(これが黒澤監督のいつもの方法だった)。この曲の淡々とした静けさを取り入れて作曲したことを思い出す。
池辺晋一郎著「大作曲家の音符たち」(音楽之友社、2021年)から(p94)。最寄り図書館の新着コーナーで見かけた。本書副題は、池辺晋一郎の「傑作ア・ラ・カルト」。
引用は、著者が黒澤明監督の映画「夢」(1990年)の音楽を担当した折の想い出話だ。登場する「古城」は、ムソルグスキー作曲、組曲「展覧会の絵」の一曲。
「羅生門」(1950年)の中にボレロのリズムの曲が登場する。あれもそうなのか。webで調べてみると、やはり黒澤監督の指示だった。「ラベルのボレロを改作してくれ」。音楽担当の早坂文雄氏は、別の曲を用意していたが、「厳しく黒澤さんに拒絶され」たとか。
# 池辺晋一郎(1943年-)。「日本の映画音楽を語る 早坂文雄から武満徹まで」篠田正浩講演会記録(村川英、城西国際大学紀要、第17巻第5号、2009年)