お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2022年10月の記事は以下のとおりです。

スマホ変更一年

スマホを切り替えて一年ほど経った。機種はモトローラのmoto g10、特に不満に思う点はない。回線は楽天モバイル、今月実質0円が終わるので月末までに他へ乗り換える予定。

よく使うアプリを並べてみよう。主立ったところは後から入れたものばかり。時計や、カメラ、FMラジオ、ギャラリー(Googleフォト)などはプレインストールされていたものをそのまま使っている。

Vivaldi
K-9 Mail
QuickEdit Pro
Signal
Lawnchair2
Total Commander
Mobi Calculator
EBPocket Pro
LISNA

webブラウザはVivaldiに落ち着いている。ブラウザはよく使うだけあって電池消費をリードする。電池の保ちはこれに大きく左右される。例えば、前回はフル充電後に普通に使って丸5日経った時点でスマホの電池残量は35%だった。いつも残量が20%切れば充電するようにしているので、一回の充電で使う日数は大体6日、悪くても5日。その程度には保つ。

スマホ買い替えスマホのアプリ(いずれもサイト内)

ミレニアム2(下)

  • 2022/10/05 06:27
  • カテゴリー:読み物

やはりこの事件には、ごくふつうの単純でわかりやすい要素などひとつもないらしい。

捜査担当者がこぼす。スティーグ・ラーソン著「ミレニアム2-火と戯れる女」ヘレンハルメ美穂・山田美明訳(早川書房、2009年)、下巻から(p249)。

容疑をかけられたリスベットは警察も含め複数のグループに追われる。誰にも全容は見えていない。ある時点で一番よく知っているのは読者だろう。この点も普通のサスペンスとは違う。下巻の終盤になって、ようやく、ミカエルが読者に追い着いて来る。

この巻の最終ページで、ミカエルは傷だらけのリスベットを発見する。えっ、この場面で終わってしまうのか。急いで続きを借りて来なくては。

「ミレニアム」(サイト内)。グレッグ・ルッカ著「耽溺者」

時を継ぐ者

あの声、何の鳥か判るか。うぐいすだよ。ほーほけきょだと思っているだろう。違うんだ。ほーほけきょと鳴くのは雄。雌を口説く時に鳴くんだ。普段は、ちゃ、ちゃちゃちゃ。ありゃうぐいすだ。間違いない。

北条時政(坂東彌十郎)が義時(小栗旬)を前にしてそう言う、前後の脈絡なく。これは冒頭の語り(長澤まさみ)と呼応している。「伊豆の小豪族に過ぎなかった男」が、ちょっと色気を出して、権力の座に目がくらんでしまった、と自省しているのだろう。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第38回「時を継ぐ者」(NHK総合、10/2 20時)から。

鎌倉殿の13人(サイト内)

プーランク、EWB with JL

  • 2022/10/03 06:28
  • カテゴリー:音楽

アンサンブル・ウィーン=ベルリンとジェームズ・レヴァイン、彼らのプーランクを聴く機会があった。その筋では有名なこのCD、これまでにじっくり聴くことはなかった。

Poulenc, Chamber Music
Ensemble Wien-Berlin
Recorded 1989

Trio for Oboe, Bassoon and Piano, FP 43
Clarinet Sonata, FP 184
Élégie for Horn and Piano, FP 168
Flute Sonata, FP 164
Sextet, FP 100

Wolfgang Schulz (Fl)
Hansjörg Schellenberger (Ob)
Karl Leister (Cl)
Günter Högner (Hr)
Milan Turkovič (Fg)
James Levine (Pf)

全体を通して安全運転で、面白みに欠ける。ずいぶん硬質でもあり、プーランクの華やかな面にはそぐわない。比較的良いのはクラリネット・ソナタ。特に第1楽章の中間部。第2楽章の予告のように、単純なフレーズが何度か繰り返される。この録音では3分20秒辺り。ライスターの表現は素晴らしい。ここだけでもこの一枚を聴く価値がある。

プーランクの六重奏曲(サイト内)

NHK虚偽字幕

週明けの月曜日、読売の社説はNHKのことを採り上げた。「NHKの業務 ネット事業の拡大を危惧する」(9/26)。こんなタイトルだけど、もしかすると、例の虚偽字幕の件に触れているかと思いきや、やはりコメントはない。日経の「公平で公正なNHK改革を」(9/29)にもなかった。

昨年12月、NHKのドキュメンタリー番組が、お金をもらって五輪反対デモに動員された、と嘘の字幕を付けて、匿名男性を紹介。これに対し、放送倫理・番組向上機構(BPO)の委員会が「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表し、五輪反対デモを「おとしめるような内容」「半ば捏造的」「故意に近い」「無意識の偏見」さらに「単なる過失ではない重過失」と評した。

このNHK虚偽字幕の問題を社説で採り上げるのは、在京六紙の中では専ら左派系3紙だ。今年これまでに計8本あった(朝3、毎2、東3)。

3紙の意見を拾ってみよう。NHKは「正確な取材に基づいて真実や問題の本質に迫る」自社ガイドラインを「自ら踏みにじった」(毎9/13)、「民主主義を支える表現行為への無理解を露呈」(朝9/15)、「五輪推進派と一体となっていたあまり、五輪反対の市民の声に真摯に向き合っていなかったのではなかろうか」(東9/15)

冒頭書いたように、読経2紙はNHKの「改革」に意見はするものの、この虚偽報道の姿勢を改めよと唱えるわけではない。もう一紙の産経は「NHK再び過労死 長時間労働を放置するな」(9/6)の中では、「NHKや本紙を含む全てのメディアは」「重く受け止める必要がある」と書く。が、虚偽報道について社説で意見はしない。こっちは「全てのメディア」が反省しなくて良いのか。これら3紙は、BPOが「重過失」と評する本件について、社説で採り上げるまでもない、取るに足らない事案と考えているのだろうか。

さて、9/26週の六紙社説は、日中国交正常化50年、イタリアに極右新政権、拡大する五輪汚職、露の日本領事拘束、北ミサイル発射、ロシアによる領土強奪、細田衆院議長と教団との接点、かっぱ寿司社長逮捕、そして、安倍氏の「国葬」などを話題にした。

六紙社説(サイト内)。NHKの重大倫理違反 公共放送の資質問われる(毎9/13)、NHK虚偽字幕 信頼回復 遠い道のり(朝9/15)、NHK字幕問題 「半ば捏造」指摘は重い(東9/15)、NHK虚偽字幕 問われる政権寄りの報道姿勢(しんぶん赤旗9/24)

ページ移動

ユーティリティ

« 2022年10月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57
Re: 二重小協奏曲ヘ長調
2024/04/29 06:00
社会不安高めるSNS悪用
2024/04/28 05:57
走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05
協奏交響曲K364、東フィル
2024/04/26 05:44
さよならマエストロ
2024/04/25 05:50
WANDERERS
2024/04/24 06:08

Feed