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ピークからの景色

ある中堅社員は、「提携しているウーバーや(シンガポールの配車大手)グラブの仕事の進め方は驚くべき速さだ。この速さに食らいついていかないとトヨタの将来はない」と豊田社長が抱く危機感を共有する。

それぐらいの危機感で十分なのだろうか、と問われるとしたら、これを書いた記者の認識に対してか。引用は、トヨタ、売上高30兆円超でも恐れる「敵」の正体-最大の脅威は「トヨタは大丈夫だと思うこと」(東洋経済 ONLINE、2019/05/14 5:00)から。

永遠に繁栄し続ける企業や産業は過去あった例(ためし)はなく、日本の自動車だけが例外になるということはなかろう。ピークはいつか。もうなのか、まだなのか。果たして、あとはどうなる。日本経済を牽引する企業や産業がどうにかなってしまったら、国の経済全体もどうにかなってしまうんだろうか。この、崖っぷちに立っているような感覚は、国や経済界はもとより、国民も同じく共有しておいた方が良いのかもしれない。

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