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キーワード「1990」の検索結果は以下のとおりです。

すすめられたアルバム十選

  • 2023/05/20 06:08
  • カテゴリー:音楽

人にすすめられて強く印象に残っている、ポップスのアルバムを十選した。各行は、ミュージシャン「タイトル」(発表年)。すすめられた時期の古い順に並べた。

中島みゆき「親愛なる者へ」(1979年)
ユーミン「流線形'80」(1978年)
大瀧詠一「A Long Vacation」(1981年)
山口百恵(タイトル不明、ベストアルバムLP2枚組)
大貫妙子「Purissima」(1988年)
HIS「日本の人」(1991年)
ビギン「音楽旅団」(1990年)
テレサ・テン(タイトル不明、ベストアルバム)
山下達郎「Treasures」(1995年)
竹内まりや「Miss M」(1980年)

貸してもらって聴いたものは後にCDを買い直した。タイトルを失念してしまった2つ、山口百恵とテレサ・テンは、代わりに、比較的新しいベストアルバムを手元に置いている。

クラシック音楽やジャズでも、人にすすめられて知ることになった作曲家や、作品、演奏家は、なくはないけれど、ごく限られる。同じように10枚選ぶのは難しそうだ。

ユーミンのアルバム十選中島みゆきの曲十選(いずれもサイト内)

イシュトヴァン・ケルテス

  • 2023/03/13 06:17
  • カテゴリー:音楽

クラウディオ・アバード、ズービン・メータ、ローリン・マーツェル、イシュトヴァン・ケルテス、小澤征爾

カラヤンとバーンスタインを双璧とするならその後に断層があり、この5人が次代を担う逸材と期待された。オーマンディも、カラヤン自身も、同じ5人を挙げたと言う。

神保ケイ一郎著「クラシック音楽鑑賞事典」(講談社学術文庫、1983年)から(p905)。著者のケイの字は王偏に景。「名曲をたずねて」改題。

指揮者は長生きする人が多い。この5人もその傾向にある。が、一人ケルテスは43歳の若さで逝ってしまった。今年で没後50年になる。

もしかして、5人の内一番の大器を一番に失ったのではないだろうか。存命の方でもキャリアの最終盤にある今、振り返ってみてそんな風に思う。もちろん、根拠薄弱な個人的感想に過ぎない。5人の業績を知り尽くしているわけじゃない、極端に少ないはずのケルテスの盤とて全部は知らないのだから。

いくつか聴いたケルテス指揮の演奏の中で特に印象深いのはセレナーデ2曲。一つはドボルザークの管楽セレナーデ ニ短調(LSO、1968年)。土の匂いがするこの曲を知ったのはこの音源でだった。そしてモーツアルトのセレナーデ ト長調、K525(WPh、1963年)。衒いも仕掛けも一切ない流麗なスタイル。いつ聴いても、アイネ・クライネ・ナハトムジークはこうでなくては、と思わせてくれる。

イシュトヴァン・ケルテス|Wikipedia、スイトナー(SKD、1960年)、オルフェウス室内管(1985年)

Eugene Ormandy (1899-1985)
Herbert von Karajan (1908-1989)
Leonard Bernstein (1918-1990)
István Kertész (1929-1973)
Lorin Maazel (1930-2014)
Claudio Abbado (1933-2014)
Seiji Ozawa (1935-)
Zubin Mehta (1936-)

[ 朝刊休刊日 ]

リプレイ

  • 2023/01/25 06:15
  • カテゴリー:読み物

一粒の砂に世界を見、一輪の野の花に天国を見る。君の掌に無限を、そして一時間に永遠をつかみたまえ

ケン・グリムウッド著「リプレイ」杉山高之訳(新潮文庫、1990年)から(p428)。県立図書館で借りた。再読、たぶん30年ぶり。

いわゆる「ループもの」。1988年に43歳で死亡した主人公ジェフは、18歳の1963年に逆戻りしてしまう、「記憶と知識は元のまま」に。それを何度か繰り返すのだが、回を重ねる度に戻る時の年齢が増え、「リプレイ」する期間が短くなって行く。そして最後には...

ジェフが遡って行く1963年は、J.F.ケネディが暗殺される年。S.キングの「11/22/63」はその日付がタイトルになっている。過去へ時間旅行し、ある事件の発生を阻止したら、その後の世界はどうなるのか、それは「時間もの」によくあるパラドックス問題だ。大統領暗殺事件は解りやすい題材なのだろう。

上で引用したのは、19世紀初頭にW.ブレイクが書いた詩"Auguries of Innocence"の冒頭部分。ジェフが先に唱え、パメラが応える。原文だと以下の二行ずつに当たる。

To see a world in a grain of sand
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the palm of your hand,
And eternity in an hour.

11/22/63(サイト内)。Grandfather Paradox、William Blake(1757-1827)、Auguries of Innocence|Wikipedia

# 今朝も雨。6時の気温は9.7度、未明に8度台まで下がったようだ(8.4度、02:37)。風は弱まった。

ボーン・アルティメイタム

最善を期待し最悪に備えよ

悪の親玉の信条、ではなくCIA長官のモットー。案の定この長官が...。映画「ボーン・アルティメイタム」(2007年)から。ボーン・シリーズ第3作。

CIA長官に扮するのはスコット・グレン。「羊たちの沈黙」(1990年)ではFBI捜査官実習生クラリスの上司クロフォードだった、階級は主任捜査官。それから、随分、出世したものだ。それに、FBIからCIAへ転職したんだな(笑)。

ABEMAにあったシリーズ3本を立て続けに観た。年末の暇つぶし。第1作は以前に観たことがある。なかなか良かった。たいがい、続、続々編となると質は落ちていくものだが、このシリーズは例外。同じように楽しめる。

ABEMA暗殺者羊たちの沈黙(いずれもサイト内)。映画「ライトスタッフ」1983年

マンデー・ナイト

  • 2022/12/09 06:30
  • カテゴリー:音楽

Spyro Gyraのアルバム"Point Of View"を久しぶりに聴いた。このフュージョン・グループのことをすすめてくれたのはアメリカ人のクリスだった。

ある時、クリスがこんなことを言った。「君たち日本人どうしの会話を聞いていると、マンデー・ナイトという言葉が頻繁に出て来る」。はて、月曜の夜、そんなことを話題にしているのだろうか。今度それを聞いたら教えてね、と応じた。

その機会はすぐにやって来た。彼がこれだと指摘した言葉は、「問題ない」だった。もんだいない。それが彼にはマンデー・ナイトと聞こえていたのだ。

まだ日本に来て間がないクリスは、不思議の国ニッポンでは月曜の夜に何かが起こると想像力を逞しくしたのだろうか。そんなことを思ったものだ。

クリスのすすめで最初に買ったのが"Point Of View"だった。三ノ宮のMr.Jacketで平積みされているのを見付けた。三十数年も前の昔の話だ。

# Access All Areas(1984)、Breakout(1986)、Stories Without Words(1987)、Point Of View(1989)、Fast Forward(1990)、スパイロ・ジャイ|Wikipedia

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