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キーワード「東野圭吾」の検索結果は以下のとおりです。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 2019/09/08 06:59
  • カテゴリー:読み物

多くの場合、相談者は答えを決めている。相談するのは、それが正しいってことを確認したいからだ。

東野圭吾著「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川書店、12年)から(p141)。ランキング上位によく見かける。確かに面白い。この数か月、東野作品を読んで来た。「赤い指」や「夜明けの街で」「容疑者Xの献身」などに次いで、これも強く印象に残る一冊になりそうだ。

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カッコウの卵は誰のもの

  • 2019/09/05 22:24
  • カテゴリー:読み物

東京オリンピックに出るのが夢で、がむしゃらに練習したものですよ。だけど予選で大失敗をやらかして、最終選考に残ることもできなかった。それで地元に戻って、

64年の大会のことだ。来年の東京大会でも夢破れる人が多く出るんだろうな。引用は、東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」(光文社、10年)から(p261)。小説の内容は今ひとつか。一枚の写真から調査を進める箇所(p252-265)に興味を持った。

人魚の眠る家

  • 2019/09/01 06:51
  • カテゴリー:読み物

一番大事なのは、御自分の気持ちに正直であることです。人の生き方は論理的でなくともいいと思うのです。

東野圭吾著「人魚の眠る家」(幻冬舎、15年)から(p262)。読後、新章房子の挿話、第四章「本を読みに来る人」がとりわけ印象に残った。逢坂剛著心理サスペンスに似た感じのエピソードがあったような気がする。タイトルは思い出せない。

# 「この世には、意思統一をしなくていい、むしろしないほうがいい、ということもある」(p353)

マスカレード・ナイト

  • 2019/08/08 05:56
  • カテゴリー:読み物

それはね、誠意です。

東野圭吾著「マスカレード・ナイト」(集英社、17年)を読んだ。シリーズ第三作、この話は凝り過ぎのように思う。

引用(p113)は、主人公新田が言う、能勢刑事に対する評だ。この言葉でかつての上司の顔が思い浮かんだ。K社時代の開発室長。事業開発のいろはや、契約などの実務、あるべきリーダーシップなど多くのことを教えてもらった。顧客や事業に接っする際のモットーを訊ねたことがあった。その時に同じような応えが返って来た。彼の表現は誠実だった。その後、とんとんと出世して経営トップまで昇り詰めた。開発室で直接教えを乞うたのはおれが最後となった。

マスカレード・イブ

  • 2019/08/04 06:32
  • カテゴリー:読み物

俺がいっても無駄だ。ああいう人は誰かの忠告で生き方を変えたりしない。だからこそ、あれだけの実績を残せたんだ。

東野圭吾著「マスカレード・イブ」(集英社文庫、14年)から(p53)。シリーズ第二作。第一作以前の、尚美、新田、二人各々のエピソード。

引用部分を読んで、ある大学教授の話を思い出した。経営学が専門のその先生が、中小企業の社長さんたちの集まりで講演を行った。内容は、経営戦略で重要なフレームワークを紹介するものだったらしい。社長さんたちは、ありがたいお話です、と表面では言っていたけれど、本音では、そんなものは屁のつっぱりにもならない、と思っている、とその教授は悔しそうに語った。裸一貫で事業を立ち上げた強者には違う流儀があるのだと。

マスカレード・ホテル(サイト内)

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