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キーワード「東野圭吾」の検索結果は以下のとおりです。

使命と魂のリミット

  • 2019/09/25 06:52
  • カテゴリー:読み物

まず時計を見てから(名乗った)。時間を計るのが習慣になっているのだろう。

ある場面を思い出した。ライセンス契約を結ぶに当たって、社外の法律事務所に相談に出かけたことがある。契約相手が中国企業だったので、その国の法律や事情に詳しい渉外弁護士を起用したのだった。二度ほど相談に乗ってもらっただろうか。毎度、何日か経つと、安くない額の請求書が送られて来る。そこには要した時間と単価の掛け算が記されていた。引用は、東野圭吾著「使命と魂のリミット」(角川文庫、10年)の p303 から。刑事が弁護士を訪ねる。この本、話の筋は、極々シンプル、ストレートで、これまでに読んだ東野作品とは少し違った雰囲気があるように思った。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 2019/09/08 06:59
  • カテゴリー:読み物

多くの場合、相談者は答えを決めている。相談するのは、それが正しいってことを確認したいからだ。

東野圭吾著「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川書店、12年)から(p141)。ランキング上位によく見かける。確かに面白い。この数か月、東野作品を読んで来た。「赤い指」や「夜明けの街で」「容疑者Xの献身」などに次いで、これも強く印象に残る一冊になりそうだ。

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カッコウの卵は誰のもの

  • 2019/09/05 22:24
  • カテゴリー:読み物

東京オリンピックに出るのが夢で、がむしゃらに練習したものですよ。だけど予選で大失敗をやらかして、最終選考に残ることもできなかった。それで地元に戻って、

64年の大会のことだ。来年の東京大会でも夢破れる人が多く出るんだろうな。引用は、東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」(光文社、10年)から(p261)。小説の内容は今ひとつか。一枚の写真から調査を進める箇所(p252-265)に興味を持った。

人魚の眠る家

  • 2019/09/01 06:51
  • カテゴリー:読み物

一番大事なのは、御自分の気持ちに正直であることです。人の生き方は論理的でなくともいいと思うのです。

東野圭吾著「人魚の眠る家」(幻冬舎、15年)から(p262)。読後、新章房子の挿話、第四章「本を読みに来る人」がとりわけ印象に残った。逢坂剛著心理サスペンスに似た感じのエピソードがあったような気がする。タイトルは思い出せない。

# 「この世には、意思統一をしなくていい、むしろしないほうがいい、ということもある」(p353)

マスカレード・ナイト

  • 2019/08/08 05:56
  • カテゴリー:読み物

それはね、誠意です。

東野圭吾著「マスカレード・ナイト」(集英社、17年)を読んだ。シリーズ第三作、この話は凝り過ぎのように思う。

引用(p113)は、主人公新田が言う、能勢刑事に対する評だ。この言葉でかつての上司の顔が思い浮かんだ。K社時代の開発室長。事業開発のいろはや、契約などの実務、あるべきリーダーシップなど多くのことを教えてもらった。顧客や事業に接っする際のモットーを訊ねたことがあった。その時に同じような応えが返って来た。彼の表現は誠実だった。その後、とんとんと出世して経営トップまで昇り詰めた。開発室で直接教えを乞うたのはおれが最後となった。

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