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amixer、E200HA

E200HAにArchを、その9

E200HAでは、音量を上げるのはF12、下げるのはF11、ミュートはF10となっている。ところが、icewmからmonsterwmへ切り替えて以降、この3キーは機能しなくなっていた。

alsamixerを立ち上げて音量を上げ下げすることにした(キーバインドに追加)。ないよりはだいぶまし、とは言え、少し面倒だし、スマートじゃない。

icewmでは、いったいどうなっているのだろうか、と調べてみた。設定類を、色々、見ている内に、keysというファイルで以下の記載に行き当たった。

key "XF86AudioLowerVolume" amixer sset Master 5%-
key "XF86AudioRaiseVolume" amixer sset Master 5%+
key "XF86AudioMute" amixer sset Master toggle

なるほど。xf86というのはインテル汎用という意味だろうか、これで3キーにamixerのコマンドが割り当てられていたんだな。xf86audio~でweb検索してみた。monsterwmに関するものは見付けられないが、dwmの情報があった。それを参考にして、

static const char *upvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%+", NULL };
static const char *downvol[] = { "amixer", "sset", "Master", "5%-", NULL };
static const char *mutevol[] = { "amixer", "sset", "Master", "toggle", NULL };

{ 0, XF86XK_AudioRaiseVolume, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XF86XK_AudioLowerVolume, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XF86XK_AudioMute, spawn, {.v = mutevol } },

この6行を、monsterwmのconfig.hのしかるべきところに書き加えて再コンパイル。しかし、エラーが出て不能。xf86云々に問題ありと指摘される。それでは、と、

{ 0, XK_F12, spawn, {.v = upvol } },
{ 0, XK_F11, spawn, {.v = downvol } },
{ 0, XK_F10, spawn, {.v = mutevol } },

後半3行をこれに書き換えて再トライ。上手く行った。0は、altなどのmodifier keyを押さない、という意味。ファンクションキーだけで機能する。

E200HAにArchを(サイト内)。dwm_config_pulseaudio.h|github

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