「木工手道具の基礎と実践」
- 2018/03/10 09:54
- カテゴリー:工芸・美術
材料に墨をまわすときは第一基準面から一周するのではなく、隣り合わせの面を第二基準面として両方向から墨をまわす方が狂いが少ない。墨をまわすときは材料の角で白引の刃を合わせてからスコヤをそこに当てると、線がずれにくい。
大工道具研究会編「木工手道具の基礎と実践」(誠文堂新光社、17年)から(p107)。副題「道具の種類・特徴から刃研ぎや仕込みの技術までをすべて網羅 仕立てと作業の基本 接ぎ手・組み手の種類 定規と治具を作る」。留形隠し蟻組み接ぎの加工例あり(p117)。