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2019年11月17日の記事は以下のとおりです。

首里城正殿構造模型

丘陵地にある正殿に及ぼす風の影響が懸念されたため、木造部会では模型を使った風洞実験や、伝統的な継手・仕口の原寸大模型での強度実験を行った。

1988年の作業とある。この時の模型が、師匠が「観る価値がある」と言っていた構造模型に違いない。首里城址駐車場のビルに展示されていると聞いた。引用は、「国建の半世紀-創業50周年記念誌」(2010年)、第2部の3「首里城を復元する」から(p128)。

過日、首里城址を訪れた際に、レストハウス「首里杜館」の総合案内所で訊ねた、首里城正殿の構造模型が、この辺りに展示されていると聞いたのですがと。「はい、ここにありました。が、5年ほど前に展示場所を正殿へ移しましたので今はありません」と女性スタッフが教えてくれた。では今回の火災でそれも燃えてしまったのですね、と確認すると、それには応えたくないのか彼女は黙ってしまった。その困ったような顔を見ておれはそれ以上何も言わなかった。

折も折、別の模型が、沖縄県立博物館美術館にあることを昨日知った。こちらは1952年に制作されたものらしい。こちらもスケール 1/10。

「国建の半世紀」有朋自遠方来、19年11月(サイト内)、世界遺産!首里城へ行ってきた首里城正殿の骨格模型首里城正殿構造模型1952年に製作された首里城の精巧な模型を展示初公開の首里城は鳥肌もの

失敗の科学

  • 2019/11/17 06:17
  • カテゴリー:読み物

メンバー全員に「プロジェクトが大失敗しました」と告げる。メンバーは次の数分間で、失敗の理由をできるだけ書き出さなければならない。その後、プロジェクトの責任者から順に、理由をひとつずつ発表していく。それを理由がなくなるまで行う。

プロジェクトの「実施前」に弱点を洗い出し強化を図る、事前検死(pre-mortem)というグロテスクな名の手法。マシュー・サイド著「失敗の科学-失敗から学習する組織、学習できない組織」(ディスカヴァー・トゥエンティワン、16年)から(p325)。

ビジネス書図鑑(サイト内)、ランダム化比較試験(RCT)、外科医アトゥール・ガワンデ(p79)

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