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2024年09月の記事は以下のとおりです。

クレモナ

ルイジはアントニオの喧嘩友だち。アントニオはルイジの白馬を狙っていた。バイオリンの弓は白馬の尻尾。

アントニオはバイオリン工房の主だ。佐々木昭一郎作「川の流れはバイオリンの音-イタリア・ポー川」(1981年)から。「川」3部作の一つ。主演、中尾幸世。

ピアノ調律師、A子は、ストラディバリウスの故郷、イタリアのポー川沿い、クレモナを訪れる。川を見つめ、音を探す。出逢う人、出逢う人、みんないい声で歌う。

ベネチアから一挺のストラディバリウスが里帰りしていた。クレモナの市役所に保管されているそれを、毎日、朝7時、5分間だけ、助役が弾く。このシーンがいい。

NHKプラスで、ストラディバリウスの番組をやっていた。それを観て、この佐々木作品をまた引っ張り出して来た。

佐々木昭一郎さん死去弦楽器専門店の工房から(いずれもサイト内)。NHK特集「川の流れはバイオリンの音-イタリア・ポー川」(NHK総合、1981/5/1 19:30-20:49 初回放送)、「ストラディバリウス」▽「ステータス」(2)(NHK総合、9/11 19:57-20:41)

光る君へ(34)

幼いあの日から、恋しいあの人のそばで、ずっとずっと、一緒に生きていられたら、いったい、どんな人生だっただろう

主人公まひろ(紫式部)に扮する吉高由里子が語る。なかなかいい声だ。大河ドラマ「光る君へ」第34回「目覚め」から。

100カメでこの第34回の撮影風景を採り上げていた。すぐさまNHKプラスで本編を観たのだった。

今年の大河ドラマは、観るのはこれが初めてなら、オープニングのテーマ曲を聴くのもこれが初めて。いい曲だと思う。難点を言えば、余りにも、ラフマニノフっぽいことだろう。そんな風に聞こえるよう意図して書かれたのなら、それはそれでいいと思う。こういうのを、オマージュと言うのかな。

次の第35回も観た。一つ二つ観たぐらいでは、誰が誰だかさっぱりだし、人間関係もまだまだよく判らない。その分、想像力が掻き立てられる。ずるずる観てしまいそうだ。

交響的舞曲パロディ(いずれもサイト内)。100カメ 「光る君へ」 平安の雅を生み出す舞台裏(NHK総合、9/12 19時半)、光る君へ(34)目覚め(NHK総合、9/8 20時)、光る君へ(35)中宮の涙(NHK総合、9/15 20時)

竹取の翁

  • 2024/09/17 05:53
  • カテゴリー:読み物

万葉集のこの歌は、長寿を祝福している、と誰かが言った。20年ほど前のこと。敬老の日のきのう、そんなことを思い出した。この歌というのは、竹取の翁が9人の美しい乙女に出逢う場面を詠んだ長歌。

その歌(巻16-3791)をあらためて眺めてみた。これには、どう読むのか定まっていない箇所がいくつかある。けれど、大意はつかめる。今はすっかり老いてしまったが、幼い頃は大事にされ、誰しもが振り返る美男子に育った。女性にも、もてた、と翁が語る。

そして、最後の部分。それなのに、情けないことに、今あなた方からは、どこのじじいかと侮られる、と嘆く。続いて、孝行息子の故事が引用されて終わる。つまり、この歌は、老人をからかったりしてはいけない、大切にせよ、と歌っている。

この歌の解釈についてwebで探した。金という方がこう書いている。「青春の美しさはほんの一時のかりそめの姿に過ぎず、人は誰でも年を取って老いるのであるから、老人の醜さを嘲笑してはならないというところにある」と。

長寿を祝福している、と誰かが言った。そう言われてみると、そうなのかもしれないと思うけれど、ちょっと違うような気もする。

万葉集(サイト内)。巻16-3791|万葉百科、金文京, (2024), 『万葉集』の「竹取翁の歌」と「詠水江浦嶋子」について, 万葉古代学研究年報, 22, 123-131、子供叱るな来た道だ老人笑うな行く道だ

コメ不足の原因

消費者がコメ消費に大きくシフトした、ということが今回のコメ不足の大きな原因

盛田清秀さん(元東北大教授)の解説。「マイあさ!」(NHKラジオ第1、9/9 7時台)。

パンよりも比較的安い米食へ流れた。総務省の家計調査では、5月・6月、米の購入量は1割増。年に均すと、7万トンほど増えたことになる。いわゆるインバウンド需要では、3.1万トン増。これらに加えて、8月、南海トラフ地震臨時情報が出て災害用の備蓄が増加。買いだめに走った人も少なくない。

消費面のほかに生産面の原因も疑われた。が、統計上の生産量は減っていない。昨年産米の作況指数は101で不作ではなかった。また、加工原料向けの篩下米(ふるいしたまい)が昨年19万トン減り、そっちへ製品米が回ったのでは、とも言われたが、穴埋めにはMA米が投入された。生産面は、コメ不足の主因ではない。そういうことらしい。

こちら(那覇)では特にコメが不足しているようには感じられず、いったい、どういうことになっているのかと思っていた。

# 「コメ不足の原因と低迷する食料自給率」盛田清秀(元東北大教授)▽マイあさ!けさの“聞きたい”(NHKラジオ第1、9/9 7時台)、MA米:ミニマム・アクセス米、沖縄でコメを10キロ買う観光客 品薄感なくスーパーに山積み 県外の家族や友人に送る動きも 「令和の米騒動」の余波(9/8)|沖縄タイムス

リーダーの引き際

「私が何をやったというのか」 辞任を促す上院議員の手紙に激怒したり、家族の反対を口実に続投を訴えたり。一方、辞任をほのめかしたり、周囲に自殺を心配されたりの不安定な精神状態。ニクソン氏の引き際は「悪あがき」とも言えるものですが、退陣圧力にも抗い、地位に執着することは権力者の本能かもしれません。

ウォーターゲート事件で任期中に辞任に追い込まれたニクソン大統領。50年前のアメリカでのお話。引用は、一か月ほど前に掲載された、東京新聞の社説「週のはじめに考える 権力者の引き際とは」(8/4)から。

社説は、リーダー2人の去就を伝えている。まず、再選を目指していた大統領選から撤退を表明したバイデン大統領。「トランプ前大統領の有利が伝えられ、党内で噴き出した撤退論に抗い切れなかった」(東8/4)。もっと「悪あがき」するかと思いきや、割とあっさり自ら身を引いた。

一方、岸田首相は、この8月初旬時点では、9月の「総裁選を目前にして、党内の支持獲得に腐心」(同)、まだ「悪あがき」をしている。それに、自民党の裏金問題では、「どこかひとごと」、「組織のトップである自分には何のおとがめもなし」(同)、と厳しく非難されている。結局、8月半ば、電撃的に退陣を表明。裏金問題について「組織の長として責任を取る」と会見で述べた。

今、もう一人「悪あがき」のリーダーがいる。世を騒がせている兵庫県のあの人。パワハラなどの疑惑が内部告発された斎藤元彦知事。いよいよ県議会議員全員が辞職を求める事態となっている。本人はすべての疑惑を否定しているが、「一連の対応が不適切だったのは明白だ」「斎藤氏は潔く身を引く決断を下すべき」と、産経新聞の社説(9/14)は見限る。

これからどんな「悪あがき」ぶりを見せてくれるのだろうか。

さて、9/9週、在京六紙の社説は、そのほかに、日韓の首脳外交、被爆体験者の救済、パラリンピック閉幕、トランプVSハリス討論会、自民・立民W党首選、新米の価格高騰、東大の授業料値上げ、自民総裁選の討論会などを話題にした。

六紙社説、閉幕、退陣、敗戦トランプ登場に備えよ(いずれもサイト内)。バイデン大統領「新しい世代にバトン渡す」 演説で撤退理由説明(7/25)、岸田首相退陣へ、総裁選に不出馬表明「けじめつける」(8/14)

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