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2022年08月の記事は以下のとおりです。

核兵器

  • 2022/08/11 06:32
  • カテゴリー:読み物

もし仮にいま存在する全ての兵器を取り上げたとしたら、人類は、その辺に転がっている棒切れを拾って、また殺し合いを続けるでしょう。

ヒトは、人類誕生以来の闘争心を持ち続ける限り、殺し合いを続ける。多田将著「核兵器」普及版(明幸堂、2019年)の跋文から(p423)。本書では核兵器の構造と動作原理が詳述されている。作り方は載っていない。

HONZ代表成毛眞氏推薦と帯にある。「知的好奇心の絶大な高揚を抑えることができない。今年最高の本!」

核兵器の物理学ロシア軍、化学兵器か(サイト内)。『核兵器』テクノロジーの世紀にこそ学ぶべき核兵器の恐ろしさ|HONZ

迎車を待って

夢を見た。迎えの車を待っている。今日は現場へ行く日だ。同行する市ちゃんに叩き起こされて、だいぶ時間が経つけれど、身支度するのもおっくうだし、資料や図面を整える気にもならない。身体がだるい。そうか、昨日ワクチンの4回目を打ったんだ。それでだな。3回目の時は眠る前に熱が上がり始めた。昨夜はそうでもなかった。今回の副反応は大したことないだろう。この体調なら出掛けられそうだ。さてと、朝飯を食い、気合を入れて、何とか準備を済ませた。車の音がしたので荷物を持って外へ出る。いつもの運転手、いつものワゴン車だ。乗り込んで気が付いた、まだパジャマのままだった。目が覚めた。
 
夢を見たワクチン3回目(サイト内)

逆襲の地平線

  • 2022/08/09 06:33
  • カテゴリー:読み物

何が言いたいのか、よく分からなかった。どちらにしても、前置きが長いのは結果が悪かった証拠だ

逢坂剛著「逆襲の地平線」(新潮社、2005年)から(p303)。シリーズ第2作。

前作は「アリゾナ無宿」。今回はそのアリゾナからお隣のニューメキシコに入って、コロラド、ワイオミング、モンタナと、ロッキー山脈に沿って北上。壮大な旅が繰り広げられる。

新聞を読む場面がある(p223)。1876年のアメリカだ。記事は、グラハム・ベルの電話発明や、ベースボール初の公式戦(ナショナル・リーグ)、保安官事務所で働いていたワイアット・アープが解雇される等々。そのアープと「何年かのちに関わりをもつことに」と記されている。アリゾナのOK牧場辺りを舞台にした主人公らの物語が構想されているのだろうか。あの有名なOK牧場の決闘が起きるのは1881年のこと。

つづく第3、4作は、時代を遡って、日本人サグワロについて語られるようだ。

アリゾナ無宿(サイト内)

リエンチ序曲

  • 2022/08/08 06:20
  • カテゴリー:音楽

NHKラジオの「らじる★らじる聞き逃しサービス」でクラシック音楽の番組を聴いているとリエンチがかかった。なかなかいい演奏だった。

歌劇「リエンチ」序曲
ワーグナー作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)クリスティアン・ティーレマン
(11分38秒)
〈DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1173〉

別の演奏を聴いてみようと音源を探したら手元に一つもない。webにクナッパーツブッシュがあったのでそれを聴いた。1962年、クナ最晩年の録音だ。懐かしい。このLPを持っていた。あの頃、これとかオーマンディ盤とかワーグナーの管弦楽曲集をよく聴いた。それなのにCD時代になってワーグナーは買わなかった。

ワーグナーは、オペラ全曲には興味はないけれど、つまみ食いするかのようなオケ曲は嫌いではなかった。「タンホインザー」序曲の冒頭や、エルザの大聖堂への行進、「マイスタージンガー」前奏曲の三重フーガのところなどは、聴いても演奏しても、深い感動を覚えたものだ。大学4年の演奏会で「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死を演って、もうお腹一杯。40年経とうとするのに聴こうと思はないほどに腹持ちが良い、ワーグナーは。

# クラシックカフェ▽歌劇「リエンチ」序曲他(NHK-FM、7/25 14時)、クナッパーツブッシュ|クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label

[ 朝刊休刊日 ]

米下院議長、台湾訪問

アジア歴訪中のペロシ米下院議長が、電撃的に台湾を訪問し、蔡英文総統と会談した。在京六紙が一斉に社説で採り上げた。いずれも8月4日付け。

偶発的な衝突から戦争に発展したらどうするんだ、人騒がせなおば(あ)さんだ。さぞ社説も激しく非難しているだろうと思いきや、そんなもの一つもない。松野官房長官がこの訪台に対し「日本政府としてコメントする立場にない」と述べた(産)、その安保音痴ぶりに六紙も倣っているのか、それともどっかから圧力があったのか。

各紙社説の主旨は、報復で軍事演習をすべきでないと中国側に注文する(毎経読)か、せいぜい米中双方に自制を促す(朝東)程度だ。もう一紙は、あろうことか、今回の下院議長訪台を称賛している。これには驚いた。

もし今回訪問していなければ「米国は圧力に弱い国として中国に付け入られる隙を与えかねず、自由主義の盟主としての国際社会の信頼も失うことになった」。「中国に対する毅然とした姿勢が揺らぐようなことがあってはならない」。「日本を含む民主主義国は米国と歩調を合わせるべきである」(産)

弱いとか強いとか、あっちの主義こっちの主義と、そう対立を煽るなよ。随分と好戦的な雰囲気をリードしたいんだな。とばっちり受けたらどするんだ。言わんこっちゃない、5発ものミサイルを日本のEEZにぶち込まれたじゃないか。

ところで、下院議長、何しにやって来たんだ。台湾や日本を危険にさらしてまで来なければならない余程の理由があったんだろうけれど、納得のいく説明は見当たらない。まさか、冥途の土産にアジア遊山じゃないだろうな。

さて、8/1週の六紙社説は、そのほかに、概算要求基準、NPTで首相演説、KDDI大規模障害の教訓、最低賃金アップ、臨時国会、関電起訴相当、外国人技能実習制度、原爆忌、日野自動車不正、中国の軍事演習などを話題にした。

旧統一教会に関する社説が何本かあり、産経もあった。7/9以降、左派系3紙以外では初。

六紙社説(サイト内)。シンガポール、マレーシア、台湾、韓国、日本。社説「米下院議長の訪台 これ以上波風を立てるな」(琉球新報、8/4)、政界地獄耳「訪台は米外交の真骨頂 中国のけん制を米国は無視」(日刊スポーツ、8/4)、The New York Times「82歳のペロシ下院議長が台湾訪問「強行」した訳」(東洋経済、8/3)

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