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2019年07月の記事は以下のとおりです。

首相みずからの発言に「遺憾」

取りようによっては、障害者やお年寄りに、不自由があってもしようがないんだと聞こえるかのような発言があったことは、ご自身としてもちょっと遺憾だったとおっしゃってました。

安倍首相の事後談を、自民党の萩生田幹事長代行がそう話していた。大阪城復元の際、エレベーターが設置されたことは大きなミス、と G20 夕食会で言ってしまった件だ。昨夜のNHKジャーナル(NHKラジオ第1、7/2 22時台)にて。果たして、自分の発言を自身が遺憾だったという言い方をするのだろうか。どこか、他人事のように聞こえる。

念のため辞書を引いた、いかん【遺憾】〔名 ノナ〕思い通りでなく残念なこと。残り惜しく思うこと。「―の意を表する」「―な点がある」「―千万(せんばん)」(岩波国語辞典第五版)。別の辞書には、次のようにもある。【遺憾の意を表する】(1)申しわけない気持ちをあらわす。(2)相手のしたことを軽く非難する気持ちをあらわす。

国権と民権

  • 2019/07/02 07:09
  • カテゴリー:読み物

人間の評価というのは、他人が、歴史の中でやるものです。

佐高信、早野透共著「国権と民権」(集英社新書、18年)から(p44)。最寄り図書館の新着コーナーに並んでいるのを深い考えもなく借りて来て読んだ。たいへん勉強になった。副題は、人物で読み解く平成「自民党」30年史。

# 「やはり、岸、福田、小泉、安倍が正当な国権」(p54)、「典型的な民権派として加藤(紘一)と田中秀征」(p7)。「小沢一郎や山崎拓」はその間を揺れ動いた。

アルキメデスは手を汚さない

  • 2019/07/02 06:50
  • カテゴリー:読み物

平凡な捨て方が、最も難物であった。

ここはよく覚えている、凶器を処分することになったらこうすれば良いのだなと。幸いそんな事態とは無縁に過ごして来たが。小峰元著「アルキメデスは手を汚さない」(講談社文庫、74年)から(p181)。この本を読むのは三回目。最初は文庫本が発行されてすぐの頃たぶん75年、次は96年、そして今回。だいたい20年置きだ。もう一度、70代になって読むことになるだろうか。

「日めくり万葉集」メモ

  • 2019/07/01 06:35
  • カテゴリー:読み物

先日、「日めくり万葉集」に触れた。全240回の出演者や、選ばれた歌が一つのファイルになって手元に残っている。それを表計算に取り込んでソートしてみた。

5回以上出演している選者の方は、順不同、敬称略で、リービ英雄、奥村彪生、岡井隆、吉岡幸雄、絹谷幸二、小泉武夫、小島ゆかり、中西進、田辺聖子、馬場あき子、里中満智子、林望。4回には、ドナルド・キーン氏の名もある。

選ばれた歌に目を向けて、数多く登場する詠み手を拾ってみよう。大伴家持(31回)と柿本人麻呂(20回、柿本人麻呂歌集よりを含む)は順当として、第3位に着けているのは、山上憶良(14回)。次は、大伴旅人(7回)。そして、6回に、額田王、山部赤人、高市黒人の名が並ぶ。なお、複数回選ばれた歌が17首ある。ほとんどは二回止まりの中で、唯一、三回登場するのは、新古今集にも採られたあの歌だ(山部赤人、巻3・318)。

田子の浦ゆうち出でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける

田辺聖子さん死去(サイト内)、日めくり万葉集 - Wikipedia

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